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『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』が2週ぶりにNo. 1へ返り咲き!公開17日間で動員154万人&興収22億円突破でムーブメント化へ

  • 2026.10.20

10月16日から10月18日までの全国映画動員ランキングが発表。上位10作品中、半分の5作品を新作タイトルが占めるなか、前週3位だった山戸結希監督の『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(公開中)が、2週ぶりに首位へ返り咲き。同作について2週前の当記事で「どこまで伸びるのかは、現時点で未知数」と記したが、その通りの快進撃がまだまだ続いているようだ。

【写真を見る】秋の新作ラッシュが到来!『ストリートファイター/ザ・ムービー』や『mentor』など5作品が一挙にランクイン

前週比95%の動員を維持!『ママせか』はどこまで成績を伸ばすのか?

『ママがもうこの世界にいなくても』公開17日間で動員154万人&興収22億円を突破! [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
『ママがもうこの世界にいなくても』公開17日間で動員154万人&興収22億円を突破! [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

『ママがもうこの世界にいなくても』の週末3日間の観客動員は31万2000人、興行収入は4億4800万円と、動員の前週対比はなんと95%(興収は92%)。前週に引き続き、この公開3週目の週末も公開初週成績(動員29万2000人&興収4億4100万円)を上回ることに成功しており、公開17日間の累計成績は動員154万9251人、興収22億4918万3290円となっている。

公開初週に比較対象とした『余命10年』(22)の同期間の累計成績が動員124万人&興収16億円。また、2023年の暮れから翌年初頭にかけて口コミで驚異的な伸びを見せた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)も同期間累計124万3000人、興収15億8500万円だったので、今回の『ママせか』はそれらの120%のペースで推移していることになる。前者の最終興収は30億円、後者は同45億4000万円。単純に見積もっても、現在の倍以上の興収をあげる可能性は高いと見える。

ラブストーリー映画としては異例のヒットで、新たなムーブメントを築けるのか(『ママがもうこの世界にいなくても』) [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
ラブストーリー映画としては異例のヒットで、新たなムーブメントを築けるのか(『ママがもうこの世界にいなくても』) [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

もしそのまま“興収50億円”の大台に到達することになれば、邦画の実写ラブストーリージャンルでは興収85億円だった『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)と同77億5000万円の『花より男子ファイナル』(08)に続く3本目となる。この両作がそれぞれ同系統作品(前者は純愛難病路線、後者は少女漫画の実写化路線)のブームを引き起こしたことを踏まえれば、『ママせか』もそうなって不思議ではない。もっとも、こうした“実話”には限りがあるので、『セカチュー』の頃と同じような状態になりそうではあるが。

また、現時点で女性監督が手掛けた実写日本映画でそのラインを突破しているのは松木彩監督の劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』(25)と塚原あゆ子監督の『ラストマイル』(24)の2本のみという点も覚えておきたい。どちらもテレビドラマからのシリーズ/シェアードユニバース作であったことを踏まえると、そうしたバックを持たない『ママせか』が成し遂げれば、かなり大きな快挙になると言えよう。引き続きこのムーブメントを見守っていきたい。

『青ブタ』や『mentor』など、新作タイトルが一挙5作品ランクイン!

前週2位に初登場を果たしたザック・クレッガー監督による『バイオハザード』(公開中)は、週末3日間で動員18万9000人、興収3億3100万円を記録して2位をキープ。公開10日間の累計成績は、動員80万129人&興収13億7338万5400円と、ヒットの目安である興収10億円を楽々突破している。

 『バイオハザード』は2位をキープ!観客動員100万人まであと少し [c]2026 CTMG. All Rights Reserved.
『バイオハザード』は2位をキープ!観客動員100万人まであと少し [c]2026 CTMG. All Rights Reserved.

横浜流星と広瀬すずがダブル主演を務めた『汝、星のごとく』(公開中)は週末3日間で動員17万4000人、興収2億6300万円と前週比74%の動員成績を保ち、前週の4位から3位へ浮上。累計成績では動員64万人&興収9億円となっている。また、前週1位だった『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開中)は7位まで急降下。それでも累計成績は動員1242万人&興収181億円と、まだまだ数字を伸ばしているようだ。

一挙に5作品がランクインした新作タイトルのなかでは、人気ライトノベルを原作にしたシリーズの完結編『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』(公開中)の4位が最高位。初日から3日間で動員11万3235人、興収1億8409万7420円を記録しており、これまで公開されたシリーズ4作品のなかで最高のスタートを飾った。

吉田恵輔監督の『mentor』は5位に初登場 [c]2026「mentor」製作委員会
吉田恵輔監督の『mentor』は5位に初登場 [c]2026「mentor」製作委員会

また、磯村勇斗とAぇ! groupの末澤誠也がダブル主演を務めた吉田恵輔監督の最新作『mentor』(公開中)は5位に。大川隆法原作の『影を売る女』(公開中)は初日から3日間で動員8万5586人、興収1億1315万9540円を記録して6位にランクイン。

来年で誕生から40年を迎える対戦格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」をハリウッドで実写映画化した『ストリートファイター/ザ・ムービー』(公開中)は、初日から3日間で動員7万8676人、興収1億3401万9900円を記録し、8位からのスタートに。そして10位には『クジラに落ちた男』(公開中)が初登場を果たし、2位の『バイオハザード』と共にオースティン・エイブラムス主演作が2本ランクインを果たした。

【写真を見る】秋の新作ラッシュが到来!『ストリートファイター/ザ・ムービー』や『mentor』など5作品が一挙にランクイン [c]2026 Capcom and Legendary. All Rights Reserved.
【写真を見る】秋の新作ラッシュが到来!『ストリートファイター/ザ・ムービー』や『mentor』など5作品が一挙にランクイン [c]2026 Capcom and Legendary. All Rights Reserved.

以下は、1~10位までのランキング(10月16日〜10月18日)。

1位『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』

2位『バイオハザード』

3位『汝、星のごとく』

4位『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』

5位『mentor』

6位『影を売る女』

7位『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

8位『ストリートファイター/ザ・ムービー』

9位『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』

10位『クジラに落ちた男』

次週は、なにわ男子の道枝駿佑主演で同名人気コミックを実写映画化した『うるわしの宵の月』(10月23日公開)、小栗旬と三池崇史監督がタッグを組んだ日米合作映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』(10月23日公開)、「ひつじのショーン」の長編映画第3弾となる『映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!』(10月23日公開)などが控えている。

※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記

文/久保田 和馬

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