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ランチ中に服にポタリ… プロが教える『こぼした時』の応急処置とは

  • 2026.10.20

ランチやカフェで、うっかりコーヒーやパスタソースを服にこぼしてしまったことはありませんか。

慌てて拭き取ろうとすると、やり方によっては、かえってシミが落ちにくくなることもあるといいます。

いざという時に慌てず対処できるよう、正しい方法を知っておきたいですね。

『ゴシゴシこする』と『おしぼりの使用』はNG

外出先で衣類に飲み物や食べ物をこぼした時の応急処置について、無人古着屋『RELOOP STORE』を運営する株式会社UPBEARの代表取締役、中谷駿志さんに聞きました。

中谷さん:

応急処置で大切なのは、汚れを『吸い取る』『裏側へ押し出す』ことです。
ゴシゴシこすると、摩擦によって汚れが繊維の奥まで入り込んでしまいます。
また、おしぼりには塩素系成分などが含まれている場合があり、衣類が変色する恐れがあるため、使用は控えましょう。

※写真はイメージ

――コーヒーやジュースなど、水溶性のものをこぼした時の対処法を教えてください。

まず、乾いた紙ナプキンなどを軽く押し当て、表面の水分を吸い取りましょう。

次に、シミの裏側に紙ナプキンを数枚重ねて当てます。

その状態で、少し湿らせた別のティッシュなどを使い、表面から優しく叩いて、裏側の紙ナプキンに汚れを移してください。

――ドレッシングやパスタソースなど、油分を含むものをこぼした時の対処法も教えてください。

油汚れは水だけでは落ちないため、先ほどの手順に一手間加えると、シミが残りにくくなります。

撮影:LUIS FIELD

中谷さんに教わった手順は以下のとおりです。

1.汚れをすくい取る

まずは、フォークやスプーン、紙ナプキンの端などを使って、衣類についた具材やソースをすくい取りましょう。

撮影:LUIS FIELD

2.裏地にティッシュを当てる

水溶性の汚れと同様に、衣類の裏地に紙ナプキンやティッシュを数枚当てます。

撮影:LUIS FIELD

3.手洗い石けんを使って汚れを移す

備えつけの液体石けんを指先に少量取り、水で薄めてからシミになじませましょう。

その後、湿らせたティッシュで表面をトントンと優しく叩き、裏側に当てた紙ナプキンやティッシュに汚れを移します。

撮影:LUIS FIELD

4.石けん成分を取りのぞく

最後に、別の湿らせたティッシュで叩いて、石けん成分を取り除いてください。

ただしシルクやレーヨン、ウールといった素材は、水や石けんで縮むことがあるため、必ず洗濯表示を確認しましょう。

撮影:LUIS FIELD

――応急処置を終えた後は、どのように洗濯すればよいのでしょうか。

帰宅したら、洗濯機にかける前に事前ケアを行うのがおすすめです。

油汚れは、『お湯』と『台所用中性洗剤』で部分洗いします。

色素が残っている場合は、お湯に酸素系漂白剤を溶かし、20分ほどつけ置きすると効果的です。

時間が経つほど汚れが酸化して落ちにくくなるため、ケア後はその日のうちに洗濯機で洗いましょう。

酸素系漂白剤を使用する場合は、洗濯表示を確認したうえで、必ず手袋を使用してくださいね。

※写真はイメージ

消えないシミ汚れを残さないためにも、まずは応急処置が肝心

慌てず適切な応急処置をすれば、シミが残るリスクは減らせるかもしれません。

いざという時の『正しい対処法』を覚えて、お気に入りの衣類と素敵な時間を過ごしてくださいね。

[文・構成・取材/LUIS FIELD]

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