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「今日、会社の子に告白された」と楽しそうな彼→返す前に届いた2通目は「行ってきてもいいよね?」

  • 2026.10.22
ハウコレ

明るい文面が続くほど、私の返事は短くなっていきました。気づいてほしくて送った質問に、彼から届いたのは思いもしない返事でした。

洗ったマグカップを拭いていると、カウンターに置いたスマホが続けて鳴りました。仕事帰りの彼から届いた、いつものメッセージだと思っていました。ところが画面に並んでいたのは、楽しそうな調子の思いがけない報告でした。

照れた顔のスタンプ付きの報告

付き合って2年になる彼とは、別々に暮らしています。仕事終わりにその日の出来事を送り合うのが、私たちのいつもの流れでした。

届いていたのは、「今日、会社の子に告白された」。その下に、照れた顔のキャラクターのスタンプが1つ。

告白の中身より先に、そのスタンプが目に入りました。報告にしては、ずいぶん楽しそうです。入力欄に「へえ」と打って、送らずに消しました。

「行ってきてもいいよね?」の書き方

返事を考えているうちに、2通目が届きました。

「彼女いるって言ったら、じゃあ友達として仲良くしてくださいって!今度飲みに誘われたから、行ってきてもいいよね?」

断ったとは、どこにも書いてありません。彼女がいると伝えただけで、話はもう「友達として」に変わっている。いいよね、と聞いておきながら、行くことは決まっているような書き方でした。

拭きかけのマグカップを置いて、ふきんをカウンターに放りました。

「友達としてって、2人で?」と送ると、すぐに既読がつきました。

「たぶん!せっかくだし仲良くしたいじゃん」

自分に好意を持っている相手と、2人で飲みに行く。それを彼女に、この調子で聞いてくる。危機感がないのか、私がどう思うかを考えていないのか。どちらにしても、彼の文面に「!」が増えるほど、こちらの返事は短くなっていきました。

先輩の名前を出してみた

「行かないで」と打ちかけて、消しました。それを送れば、私だけが心の狭い人になる気がしたのです。

代わりに浮かんだのは、同じ部署の先輩でした。入社した頃から何かと面倒を見てくれる男性の先輩で、彼にも何度か話したことがあります。

「じゃあ私も今度、先輩と飲みに行ってきていい?」

返事は、すぐに来ました。

「え、それは話が違くない?」

そして...

画面の文字を読み直して、思わず笑いそうになりました。自分が言われたら嫌なことは、ちゃんと分かっている。それなのに、同じことを私には楽しそうに聞いてきたのです。

「同じようなことしてるんだよ」

そう送って、スマホをカウンターに伏せました。しばらくして画面を返すと、既読はついたまま、返事は届いていませんでした。

あの「!」だらけの文面を打っていたとき、彼は私がどう受け取るか、一度でも考えたのだろうか。拭き終えていないマグカップが、カウンターに置きっぱなしのままでした。

(20代女性・販売職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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