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用件だけだった夫の返事に急に絵文字が。「最近、絵文字多くない?何かあった?」と聞いた結果

  • 2026.10.21
ハウコレ

何か言いにくい話でもあるのか。思いきって聞いてみても、届いたのは「え、そう?特に何もないよ」という短い返事と、また笑った顔の絵文字でした。

家族のグループチャットを開くと、夫からの返事に笑った顔の絵文字がついていました。結婚して17年、夫が送ってくるのはいつも用件だけの短い文です。見慣れない小さな顔に、思わず画面を見返しました。

了解とだけ届いていた返事

わが家のグループチャットは、夫と私、高校1年の娘の3人だけ。夕飯の献立や帰りの時間を伝えるのは、たいてい私の役目です。

献立を書き、帰りの時間を聞き、ときには「無理しないでね」と添える。それでも夫から返ってくるのは「了解」か「わかった」がほとんどでした。了解、とだけ表示された画面を、しばらく眺めてしまうこともありました。

忙しい人だから仕方ない。用件が伝われば十分だと、自分に言い聞かせてきたのです。

笑った顔が並ぶようになった画面

ところが先週、いつものように送ったメッセージへの返事が違っていました。

「今日は魚にしたよ。帰りはいつもの電車?」

「了解です。いつもの電車で帰ります」

文の最後には、笑った顔と電車の絵文字。次に「お弁当、保冷剤入れてあるよ」と送ると、「ありがとう。助かります」のあとに手を合わせた絵文字が続いていました。

うれしいはずなのに、どこか落ち着かない。頭に浮かんだのは数年前のことでした。車をこすったと夫が打ち明けるまでの数日、やけに優しく、頼んでもいない洗い物まで引き受けてくれたのです。

今回も、何か言いにくい話があるのかもしれない。そう思って見返すと、並んだ笑顔が、何かを切り出す前の準備のように見えてくるのです。

思いきって聞いてみた個別のチャット

夫の帰りを待ちながら夕飯の支度をしていたとき、「お父さん、最近どうしたんだろうね」と口にすると、ソファでスマホを見ていた娘が顔を上げずに答えました。

「いいじゃん、優しくなったんだから」

それだけ言うと、娘は自分の部屋へ戻っていきました。落ち着かないまま、グループではなく夫との個別のチャットで聞いてみることにしました。

「最近、絵文字多くない?何かあった?」

既読はすぐについたのに、返事が届いたのは少したってから。

「え、そう?特に何もないよ」

最後には、やはり笑った顔の絵文字。何もないなら、どうして急に変わったのか。既読から返事までの間も、かえって気にかかりました。帰ってきた夫に、直接聞こうかとも考えました。けれど、玄関で靴をそろえる姿はいつもと変わりません。切り出すきっかけがつかめないまま、その日は過ぎていきました。

そして...

それから数日たっても、夫が何かを打ち明けてくる気配はありませんでした。グループチャットには、相変わらず絵文字つきの返事が届いています。

「今日は寄り道せずに帰ります」

添えられていたのは、また笑った顔。用件だけが並んでいた頃より、画面が少しにぎやかになりました。理由はわからないまま。それでも気づけば、「了解」と打ったあとに、私も花の絵文字を1つ選んで送っていました。夫はいったい、何をきっかけに変わったのでしょう。

(40代女性・パート)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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