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「去年はもっと入ってたよね?」お年玉を1,000円にした私に不満を漏らす親戚。前年の発言を伝えると黙りこんだ理由

  • 2026.10.18

「同じくらいにしよう」と言った親戚

毎年お正月になると、私たちは親戚の家に集まります。

年の近い親戚の女性にも、私と同じように子どもが2人います。

ある年のお正月、親戚の女性がこたつの向かいから声をかけてきました。

「ねえ、子ども同士のお年玉は、お互い同じくらいにしようね」

「うん、そうだね。そのほうがお互い気を遣わなくて済むしね」

私も賛成し、親戚の子どもたち2人に、それぞれ5,000円を入れたぽち袋を渡しました。

ところが、帰り支度をしていたときのことです。

うちの子どもたちからぽち袋を預かって中身を確認すると、入っていたのはそれぞれ1,000円でした。

「あれ?同じくらいって言ってなかったっけ…」

具体的な金額までは決めていなかったものの、あまりの差に戸惑ってしまいました。

台所で湯のみを片づけていた親戚の女性に、私はそっと声をかけました。

「ねえ、さっきのお年玉なんだけど。同じくらいにしようって話してたよね?」

すると、女性はあっさり答えたのです。

「ああ、うちは1,000円って決めてるのよ」

「えっ、そうだったの?でも、それなら先に…」

「だって、そっちが勝手に多く入れたんでしょ?うちに合わせればよかったのに」

その言葉に、私は返事ができなくなりました。

確かに、金額を確認しなかった私にも落ち度はあります。それでも、先に提案した女性からそんなふうに言われるとは思いませんでした。

帰りの車で夫に話しましたが、返ってきたのは意外な言葉でした。

「まあ、そんな細かいこと気にしなくてもいいんじゃない?」

「金額の問題じゃないんだけどな…」

結局、それ以上は話しませんでした。ただ、女性の言い方がずっと心に引っかかっていました。

翌年、1,000円のお年玉を渡すと……

そして翌年のお正月。

私たちは再び親戚の家に集まりました。

私は前年と同じように、親戚の子どもたち2人にぽち袋を渡しました。

ただし、今年はそれぞれ1,000円です。

去年、女性から「うちに合わせればよかったのに」と言われたことを覚えていたからです。

しばらくすると、子どもたちからぽち袋を預かった親戚の女性が、中身をのぞいて眉をひそめました。

「あれ?今年は1,000円なの?」

「うん、そうだよ」

すると女性は、不満そうな声で続けました。

「去年はもっと入ってたよね?何かあったの?」

その言葉を聞いて、私は思わず女性の顔を見ました。

去年、私が同じように驚いたとき、何と言われたでしょうか。

私はできるだけ落ち着いた声で答えました。

「去年、うちは1,000円って決めてるって言ってたよね?」

「えっ……」

「それに、そっちに合わせればよかったのにって言われたから。今年はそうしたんだよ」

女性は一瞬言葉に詰まり、ぽち袋に目を落としました。

すると、こたつの端でみかんをむいていた年配の親戚が、私たちの会話を聞いて、くすっと笑いました。

「それなら、言われた通りにしただけだね」

周りの親戚たちからも小さな笑いがこぼれました。

女性は顔を赤くすると、それ以上何も言わず、ぽち袋をバッグにしまいました。

一方、うちの子どもたちは、もらったお年玉を見せ合いながら、うれしそうにはしゃいでいました。

帰りの車で、私は夫にその日のやり取りを話しました。

すると夫は、苦笑いしながら言いました。

「去年、気にしなくていいって言ったの、取り消すよ」

「でしょ?私が言いたかったのは、こういうことなの」

思わず笑ってしまいました。

お年玉は、金額の多さを競うものではありません。

ただ、自分から相手に合わせてほしいと言ったのなら、相手がその通りにしたときに文句を言うのは違うと思います。

私がずっと引っかかっていたのは、まさにそのことでした。

一年越しにようやく気持ちが伝わり、少しだけすっきりしたお正月になりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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