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愛知県西尾市の三河工芸ガラス美術館が新展示「ジオラマSunshine Days」と「ODYSSEY」を公開

  • 2026.10.16

愛知県西尾市にある「三河工芸ガラス美術館」は、10月8日(木)に、新展示「ジオラマ Sunshine Days」と、没入型プロジェクションマッピング「ODYSSEY」を公開する。

ガラス美術館の“第3の目玉”を公開

「三河工芸ガラス美術館」は「三河工芸」が運営する美術館。同社は、1989年にサンドブラスト、ステンドグラス製作を生業として創業。1993年に前身となるギャラリーを開設し、2000年に現在の「三河工芸ガラス美術館」をオープンした。「巨大万華鏡スフィア」「彫刻鏡の部屋」など、ガラス工芸の技術を生かした独創的な作品を展示している。

今回、20年以上にわたって製作を続けてきた「ジオラマ Sunshine Days」と、没入型プロジェクションマッピング「ODYSSEY」を新たに公開する。「三河工芸ガラス美術館」の、新たな“第3の目玉”になる。

ジオラマと映像、光、動きが組み合わされる没入型の体験

「ジオラマ Sunshine Days」は、1/87スケールで作られたステンドグラスのミニチュアの街。建物だけでなく、街を走る列車や自動車、駅、遊園地など、さまざまな情景が細部まで作り込まれている。

特に注目したいのが、かつて碧南~吉良吉田間を走っていた名鉄三河線の車両を再現した列車。2004年に廃線となった名鉄三河線を思わせる列車が、ステンドグラスの街を走る。

さらに列車や自動車には超小型の車載カメラを搭載。モニターを通して、まるで自分が列車や車を運転しているような「運転席目線」の映像を楽しめる。

街には夕暮れが訪れ、明かりが灯り、夜の街へ変わり、最後には、壁・天井・床の5面、幅12m×高さ2.5mに広がるプロジェクションマッピング「ODYSSEY」が、幻想的な映像空間を作り出す。まるで別世界へ入り込んだような体験へと変化する。

ミニチュアの街を眺めていたはずが、いつの間にか視界いっぱいに広がる映像の中へ。ジオラマと映像、光、動きが組み合わされることで、これまでの「見る美術館」とは異なる、没入型の体験を楽しめる。

20年以上にわたり改良と試行錯誤を重ねて進化

「ジオラマ Sunshine Days」の展示は、2002年頃から製作を開始。20年以上にわたって改良と試行錯誤を重ね、「風景だけではなく、そこに暮らす人々の営みまで表現したい」という館長の思いから、現在の姿へと進化した。

もう一つの楽しみは、ジオラマの中に隠された「人々の営み」。レストランで働くスタッフや食事をする客、駅で幼子をあやす母親など、街の中にはさまざまな人々の姿が配置されている。

「建物を見る」のではなく、「この街でどんな人が暮らしているのだろう?」と想像しながら眺めることで、新しい発見が生まれる。子どもから大人まで、それぞれの視点で楽しめる新しい展示だ。

20年かけて進化した、新たな没入型の展示を見学してみては。

■ジオラマ Sunshine Days(1/87 HOスケール)&プロジェクションマッピング ODYSSEY 開催日:10月8日(木) 時間:10:00~17:30(最終入館17:00) 休館日:月曜日、第1・3火曜日 会場:三河工芸ガラス美術館 所在地:愛知県西尾市富山町東郷5 HP:https://mikawakougei.com

(ASANO)

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