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灯油ポリタンクの捨て方 プラ資源に出せる政令市は2市

  • 2026.10.16

灯油を入れていたポリタンクを「プラスチック資源」に出せるのは、政令市20市で横浜市・川崎市の2市でした。燃やすごみ・可燃ごみ・家庭ごみなどが11市、粗大・大型ごみが5市、不燃ごみ・もえないごみが2市。用途を書かないポリタンクの行ならプラスチックの区分に出せる(北九州市は条件つき)のに、灯油用の行ではプラに出せなくなる市も4市あります(広島市は30cm以上)。

灯油を入れていたポリタンクを「プラスチック資源」に出せる市は、政令市20市で横浜市と川崎市の2市でした(2026年10月16日に各市の公式サイトの品目の欄で確認。川崎市・神戸市は灯油用の行がなく、用途を書かない「ポリタンク」の行で判断)。
11市は燃やすごみ・可燃ごみ・家庭ごみなどのふだんのごみ、5市は粗大・大型ごみ、2市は不燃ごみ・もえないごみです。広島市は大型ごみですが、いちばん長い辺か直径が30cm未満なら「その他プラ」になります。
もうひとつ目立ったのは、用途を書かないポリタンクの行ならプラスチックの区分に出せる(北九州市は条件つき)のに、灯油用の行ではプラに出せなくなる市が4市あったことです(広島市は30cm以上のもの)。石油ストーブ本体や残った灯油の行き先は、最後の関連記事から読めます。

出典 weboo.link

11市は燃やすごみ・可燃ごみ・家庭ごみなど 呼び名は7通り(神戸は「ポリタンク」の行)

灯油ポリタンクをふだんのごみの日に出す市は11市でした。区分の呼び名は市ごとに違います。
◇燃やせるごみ:札幌市(「灯油タンク」の行にも「ポリタンクは「燃やせるごみ」」)
◇家庭ごみ:仙台市(20リットルまで)・北九州市
◇燃やすごみ:新潟市・熊本市
◇可燃ごみ:静岡市・名古屋市
◇もえるごみ:浜松市
◇生活ごみ:堺市
◇燃えるごみ:神戸市(指定袋に入るもの)・福岡市
神戸市は灯油用と書いた行がなく、「ポリタンク」の行が指定袋に入るかどうかで2つに分かれています(入れば燃えるごみ、入らなければ大型ごみ)。大きいと粗大・大型ごみになる決まりは、下の節で市ごとに並べています。

プラスチック資源は横浜・川崎の2市(川崎は用途を書かない「ポリタンク」の行) 粗大・大型ごみは5市

ふだんのごみ以外に分けていた9市の内訳です。
プラスチック資源(2市)
◇横浜市:「ポリタンク(灯油用等)」はプラスチック資源。「中身を空にして 50cm以上のものは粗大ごみへ。「廃棄します」「ごみです」等、明示する」
◇川崎市:「ポリタンク」は「プラスチック資源または粗大ごみ」。「中を空にして出す」「最長辺が50cm以上なら粗大ごみ」(灯油用の書き分けはなし)
粗大ごみ・大型ごみ(5市)
◇相模原市:「ポリタンク(灯油用)」は粗大ごみ。「大きさに関わらず「粗大ごみ」」「※中身は抜く」
◇京都市:「灯油ポリタンク」は大型ごみ。「中身は空にして出す」
◇大阪市:「灯油ポリタンク(最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの)」は粗大ごみ
◇岡山市:「灯油タンク(ポリタンク)」は粗大(200円)
◇広島市:「灯油用ポリタンク」は大型ごみ。30cm未満なら「その他プラ」
不燃ごみ・もえないごみ(2市)
◇さいたま市:「ポリタンク容器」はもえないごみ。「灯油、石油等は必ず抜き、キャップ等をはずす」
◇千葉市:「灯油ポリタンク(20リットル以下)」は不燃ごみ。不燃ごみの指定袋(20リットル)を1枚ずつ縛りつけるか、テープなどで貼りつけて出す
さいたま市は冊子の令和8年版で、10月からの改定の印(★4)が付いた品目もありますが、「ポリタンク容器」の行に★の印はありません。相模原市の手数料表では「ポリタンク(灯油用)」に★が付き、★は「材質や形状によっては小さなものでも粗大ごみになるもの」の印です。

灯油用の行ではプラに出せなくなる4市 広島は30cm以上・北九州は条件つき

同じ市の一覧に、灯油用の行と、用途を書かない(または飲料用の)ポリタンクの行が並んでいる市があります。後者ならプラスチックの区分に出せる(北九州市は条件つき)のに、灯油用の行ではプラに出せなくなる市が4市でした(広島市は30cm以上のもの)。
◇仙台市:「ポリタンク(20リットルまで)」はプラ(備考「灯油缶は家庭ごみ。」)。「ポリタンク(灯油用)(20リットルまで)」は家庭ごみで「指定袋に入れる。」
◇岡山市:「ポリ容器(ポリタンク)」はプラ資源で「灯油等で汚れたものは可燃又は粗大」。「灯油タンク(ポリタンク)」は粗大(200円)
◇広島市:「ポリタンク」(飲料用)はその他プラ。「灯油用ポリタンク」は大型ごみで、いちばん長い辺か直径が30cm未満のものだけ「その他プラ」
◇北九州市:「ポリタンク」は家庭ごみだが、プラスチックだけでできていて1辺が50センチ未満、指定袋に入るものはプラスチック。「灯油タンク(ポリタンク)」の行にこの一文はなく家庭ごみ
名古屋市はプラスチックだけでできた製品をプラスチック資源で集めていますが、「灯油ポリタンク」も「ポリタンク(プラスチックタンク)」も可燃ごみです。10月からの粗大ごみの案内には「ポリタンクについては資源化工場の設備で詰まる可能性があるため、容量45リットルの指定袋に入る場合は可燃ごみ、入らない場合は粗大ごみに出してください。」とあります。
大阪市の「ポリタンク」は30センチメートル以内ならプラスチック資源ですが、「灯油ポリタンク」の行は30センチメートルを超えるもの(粗大ごみ)だけです。灯油に使っていたかどうかで引く行が変わるので、「ポリタンク」の行だけを見て決めずに、灯油用の行があるか探してみましょう。

出典 weboo.link

粗大・大型ごみになる大きさ 相模原は大きさに関わらず 7市は欄に記載なし

大きいと粗大・大型ごみになる決まりは、書き方が4通りに分かれ、7市は欄に大きさの記載がありませんでした。
指定袋に収まらなければ粗大・大型(6市)
◇札幌市:辞典の「ご利用上の注意」に「指定ごみ袋に入らないものは「大型ごみ」になります。」
◇新潟市:「灯油容器(ポリタンク)」は指定袋に入らない場合は粗大ごみ(金属製は燃やさないごみ)
◇名古屋市:「容量が45リットルの指定袋に入らないものは、粗大ごみに出してください。」
◇神戸市:「ポリタンク」は指定袋に入るかどうかで燃えるごみと大型ごみに分かれる
◇北九州市:「指定袋に入らない大きさのものは粗大ごみ」
◇熊本市:「灯油用ポリ容器」は「中身を出して、指定収集袋(大)に入れて出してください。家庭から出る物に限ります。」(入らないときの区分は「ポリタンク」の行で大型ごみ)
20リットルまでの決まり(2市)
◇仙台市:「ポリタンク(灯油用)(20リットルまで)」
◇千葉市:「灯油ポリタンク(20リットル以下)」
30cm・50cmが境目(4市)
◇横浜市:50cm以上は粗大ごみ
◇川崎市:最長辺が50cm以上なら粗大ごみ
◇大阪市:最大の辺または径が30センチメートルを超える灯油ポリタンクは粗大ごみ
◇広島市:いちばん長い辺か直径が30cm未満なら「その他プラ」、それ以外は大型ごみ
大きさに関わらず粗大ごみ(1市)
◇相模原市:「大きさに関わらず「粗大ごみ」」
欄に大きさの記載がないのは、さいたま・静岡・浜松・京都・堺・岡山・福岡の7市です。仙台市と千葉市の欄は20リットルまでのタンクの決まりなので、それより大きいものは市に確かめましょう。ポリタンクの大きさは製品で違うので、手放す前にいちばん長い辺を測っておくと、欄のどの決まりに当たるかがわかります。

出典 weboo.link

中身を空にするよう欄に書く12市 キャップ・ふたを外すのはさいたま・浜松

灯油用ポリタンクの欄(川崎・神戸は「ポリタンク」の欄)で、中身について書いていた市は12市です。言い回しは次のとおりです。
◇さいたま市:「灯油、石油等は必ず抜き、キャップ等をはずす」(「灯油かん(一斗かん・ポリタンク容器)」の行は「必ず中身を空にして」)
◇横浜市:「中身を空にして」
◇川崎市:「中を空にして出す」
◇相模原市:「※中身は抜く」
◇新潟市・静岡市:「中身を空にしてください」「中身を空にして出す」
◇浜松市:「中身は使い切る」「ふたは取り外す」
◇京都市:「中身は空にして出す」
◇大阪市:「中は空(から)にしてください。」
◇神戸市:「中身を抜いて出してください。」
◇福岡市:「中身を空にして出してください」
◇熊本市:「中身を出して、指定収集袋(大)に入れて出してください。」
札幌・仙台・千葉・名古屋・堺・岡山・広島・北九州の8市は、灯油用の行に中身についての記載がありませんでした。
残った灯油の相談先まで灯油ポリタンクの行に書いていたのは大阪市で、「また、使い切れない灯油は、販売店、ガソリンスタンド等にご相談ください。」と続きます。ほかの市の灯油の行き先は、石油ストーブの捨て方の記事(関連記事)で市ごとに並べています。

出典 weboo.link

給油ポンプは手動式と電動式で区分が分かれる市も タンクと別の区分の市も

ポリタンクと一緒に手放すことが多い給油ポンプ(灯油ポンプ)は、手動式と電動式で行を分けている市があります(抜粋)。
◇千葉市:手動式は可燃ごみ。電動式は「不燃ごみまたは粗大ごみ」で「小型のもので不燃ごみの指定袋に入れば「不燃ごみ」。電池入りのものは外す。」
◇新潟市:手動式は燃やすごみ。電動式は燃やさないごみで「電池類は外して、電池類は「特定5品目」」
◇静岡市:非電気式は可燃ごみ。電気式は不燃・粗大ごみで「電池ははずす」
◇相模原市:手動は燃やすしかないごみ(一般ごみ)で「50㎝未満にたたむ」。電動は粗大ごみで「30㎝未満のものは「燃やすしかないごみ(一般ごみ)」」
◇熊本市:手動式は燃やすごみ。電動式は埋立ごみで「電池を外してから出してください。」
相模原市の冊子は、小型家電の回収ボックスの対象外にも「灯油ポンプ」を挙げています。
タンクとポンプの区分が違う市もあります。名古屋市は「灯油給油ポンプ」がプラスチック資源でタンクは可燃ごみ、大阪市は「灯油ポンプ」がプラスチック資源(「プラスチック素材以外が含まれている場合は、「普通ごみ」へお出しください。」)でタンクは粗大ごみ(別の「ポンプ(灯油ポンプ)」の行は普通ごみ)、北九州市は「ポンプ(ポリタンク用)」がプラスチックでタンクは家庭ごみ、横浜市は「灯油ポンプ」が燃やすごみ(「プラスチックのみで50cm未満のものはプラスチック資源へ。」)でタンクはプラスチック資源です。同じ袋にまとめず、それぞれの行で出し先を確かめましょう。

よくある質問

金属の灯油缶(一斗缶)は何ごみ?

千葉市は不燃ごみ(ポリタンクと同じく20リットルの指定袋を縛りつける)、大阪市は資源ごみ(「中身はきれいに使いきって、できるだけつぶしてお出しください。」)、京都市は大型ごみ(「中身は空にして出す」)、堺市は不燃小物類(家庭ごみ受付センターへの申し込み)でした。熊本市は「灯油用の携行缶」を資源物としています。さいたま市は「灯油かん(一斗かん・ポリタンク容器)」を1つの行にまとめ、もえないごみです。新潟市は「灯油容器(ポリタンク)」の行に「金属製は「燃やさないごみ」」と書いています。

屋外に置く大きな灯油タンク(ホームタンク)は?

ポリタンクとは別の行になります。新潟市は「灯油タンク(ホームタンク)」を粗大ごみとし「中身を空にしてください」と書いています。さいたま市の「灯油タンク(屋外用)」は「×」で、冊子は許可業者への相談を案内しています。ほかの市でも、ポリタンクの行とは別に「灯油タンク」などの行があるか探してみましょう。

まとめ 灯油用の行があるか それが何ごみか

灯油ポリタンクは、プラスチック資源に出せる市が横浜市・川崎市の2市にとどまり、ほかの18市はふだんのごみ・粗大・大型ごみ・不燃ごみに分かれていました。
◇燃やすごみ・可燃ごみ・家庭ごみなどの市が11市、粗大・大型ごみの市が5市、不燃ごみ・もえないごみの市が2市(川崎市・神戸市は「ポリタンク」の行で判断)
◇灯油用の行ではプラに出せなくなる市が4市(仙台・岡山・広島・北九州。広島市は30cm以上、北九州市は用途を書かない行のプラが条件つき)。名古屋市はプラスチック製品を資源で集めていてもポリタンクは可燃ごみ
◇大きさの決まりは、指定袋に収まらなければ粗大・大型が6市、20リットルまでの決まりが2市、30cm・50cmが境目の市が4市、大きさに関わらず粗大ごみが1市で、7市は記載なし
◇欄に中身を空にするよう書く市が12市、キャップやふたを外すよう書く市が2市
一覧では「ポリタンク」だけでなく「灯油」「灯油容器」「灯油タンク」の行も探し、いちばん長い辺を測ってから出し方を決めると迷いにくくなります。

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