1. トップ
  2. スポーツ
  3. 安定するスタンス幅はどっち?パット上達のポイントは“アドレスを変える”だけ

安定するスタンス幅はどっち?パット上達のポイントは“アドレスを変える”だけ

  • 2026.10.14

「定形なんてなくて、入ればなんでもOK!」と思っていたパットには、じつはきちんとした定形がある!この定形、アドレスやストロークが驚くほど安定するぞ!

上体を支えやすいスタンス幅は〝肩幅〞がニュートラル

スタンス幅は、肩幅かやや内側がニュートラル。これは、下の図のように積み木を重ねた状態で説明するとわかりやすいでしょう。両足が体の幅からはみ出ると、アドレスやストローク中に外側に摩擦が生じるため、滑るなど安定性を下げる原因が起こります。

ただし、少し広めや狭めにしたほうが、前出の正しい重心位置をキープしながら前傾しやすい、ストロークもスムーズになるという人もいると思います。そこは好みにアレンジしてOKです。

土台となる積み木は垂直に立てて、立てた積み木の幅からはみ出さないように積んだほうが安定する(○)。両足と上体の関係性はこれと同じ。土台を斜めにすると、外側に摩擦が生じるので不安定になってしまう(×)

体が硬い人は広めでもOK

前傾姿勢は骨盤を下に傾けて作ってほしいが、体が硬くて傾けられない人はスタンス幅を広めにしてもOK。骨盤を傾けやすくなる

手元が近すぎる・狭すぎはNG

スタンス幅が狭すぎて骨盤が前傾しない構えはNG。懐が狭くなり、手を通すスペースが窮屈になるので振りにくくなってしまう

ボール位置は“左眼の真下”がニュートラル

安定するスタンス幅はどっち?パット上達のポイントは“アドレスを変える”だけ
眼の真下にすればボールとの距離も決まる

ボール位置は左眼の真下にセットします。やや左寄りにするのはヘッドの入り方によるところで、真ん中や左寄りは入射角がきつくなりすぎて転がりが悪くなるからです。

さらに、アドレス時のラインの見え方にも強く影響します。つねに同じように傾斜やラインを見るためには、眼とボールとターゲットを結んだ三角形の平面を傾けないことが大切なので、眼の真下がニュートラルになるのです。

前傾して左眼から真下に落とした位置がボール位置。すると、ボールと体との距離も自然に決まってくる

眼とボールとターゲットを結んだ三角形の平面を傾けない

三角形の平面上に3点が一直線上に重なるようにする(○)。目がボールの手前や奥に来て、三角形の平面が傾いたり、平面を横から見てしまうと錯覚が起こって見た目の違和感やズレが生じる(×)

角度のきつい五角形はדヒジを軽く曲げる”がニュートラル

パターは吊って構えるのがベストです。そのため、両腕で五角形を作ることが推奨されていますが、ヒジを曲げた角度がきつすぎる五角形はよくありません。僕はショットでもパットでもワキやヒジはきつく締めすぎず、ゆとりをもたせることをオススメします。

そのゆとりの度合を決める要素のひとつは、肩甲骨の動かしやすさです。両ヒジを突っぱりすぎても(×)、曲げすぎても(×)肩甲骨を大きく動かせません。

ストロークは胸椎の回旋がメインの動きとなるが、これを手助けするのが肩甲骨。パターを振ってみて肩甲骨の可動域が広くなるヒジのアングルを見つけよう

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習をしてみてください。

レッスン=土手 陸
●どて・たいら/ 1991年生まれ、広島県出身。24歳でゴルフをはじめ、京都の「スイングファクトリー」の店長を経て、現在は「ゴルフギアベースD-UP」の代表や、2月からは「東京ゴルフスタジオ」のスタッフとして活動。研究熱心でスイングとギアに深い造詣をもち、レッスンとクラフトマンの両面から上達させる指導に定評がある。

構成=野中真一
写真=高橋淳司
協力=東京ゴルフスタジオ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ