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「明日の朝ごはんは、パンでも焼こうか」何気ない一言に大喜びした夫。翌朝6時、台所に並んでいたものに思わず唖然

  • 2026.10.12

「パンでも焼こうか」に喜んだ夫

2年前、夫と2人で暮らしていたころの話です。

ある晩、夕食の買い物から帰った私は、台所で買い物袋の中身を片付けていました。

「今日、キャベツと卵が安かったんだよ」

私が話しかけると、夫は冷蔵庫を開けて中をのぞいていました。

棚には卵と牛乳、半分残ったバターが並んでいます。

「そうだ、明日の朝ごはん、何にする?」

ちょうど私が手にしていたのは、帰りがけに値引きされていたので買った食パンでした。

「明日の朝ごはんは、パンでも焼こうか」

トースターで焼けば簡単ですし、朝はそれで十分だと思ったのです。

すると夫が、ぱっと顔を上げました。

「えっ、焼くの?いいね!」

私は月に1回、休みの日にパン教室へ通っていました。

教室で焼いたパンを持ち帰ると、夫はいつもうれしそうに食べてくれます。

「え、そんなにうれしい?」

「うん! 明日は早起きしようかな」

トーストくらいで、ずいぶん楽しみにしてくれるんだな。

そう思いながら、私は食パンを冷蔵庫の横のかごにしまいました。

夫はその間も冷蔵庫の中を見ていて、食パンには気づかなかったようです。

翌朝6時、夫がエプロン姿で待っていた

翌朝、台所からカチャカチャと物音がして目が覚めました。

枕元の時計を見ると、ちょうど6時です。

パジャマのまま台所へ向かうと、思いがけない光景が目に飛び込んできました。

夫が私のピンクのエプロンをつけて立っていたのです。

しかも台の上には、ボウルと泡立て器、計量カップ。さらに戸棚の奥から出した小麦粉まで並んでいます。

「おはよう!ねえ、何時からこねるの?」

「…え? こねる?」

「パンだよ。今日焼くんでしょ?粉も出しておいたよ」

そこでようやく、昨夜の夫の反応の意味が分かりました。

私は食パンをトースターで焼くつもりだったのに、夫はパン教室のように、生地から手作りすると思っていたのです。

食パンを見せた瞬間、夫が固まった

私は慌てて冷蔵庫の横のかごから食パンを取り出し、夫に見せました。

「ちょっと待って。私が言ったのは、これをトーストするって意味だよ」

「……えっ?こっち?」

夫は食パンと目の前のボウルを何度も見比べています。

「うそ……。てっきり、手作りパンが食べられると思ってた」

あまりにも残念そうな顔をするので、私は思わず吹き出してしまいました。

「ごめん、ごめん!まさか粉から作ると思ってたなんて!」

夫もつられて笑い出し、朝から2人で大笑いです。

結局その朝は、夫がエプロンをつけたまま、2人で買ってきた食パンをトーストしました。

それからしばらく、私が夕飯に「ご飯にしようか」と言うたび、夫はわざと真顔になって聞いてくるようになりました。

「それは、お米から?」

そんな冗談を聞くたびに、私はあの朝のエプロン姿を思い出して、笑ってしまうのでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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