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「彼女は俺の言うこと聞くタイプ」と先輩に送った彼→私に届いたスクショと「これ、どう思う?」

  • 2026.10.11
ハウコレ

彼が待っている返事は分かっている気がしました。打っては消してをくり返したあと、最後に私が送ったのは、まったく別の言葉です。

ソファで洗濯物をたたんでいると、スマホに彼から画像が1枚届きました。開いてみると、彼と職場の先輩のやりとりを撮ったスクリーンショット。その中に、私の知らないところで書かれた、私についてのメッセージがありました。

先輩とのやりとりに並んでいたメッセージ

彼とは付き合って2年になります。週末の行き先も外食のお店も、決めるのはたいてい彼でした。「どこでもいいよ」と返すのが、いつの間にか私の口ぐせになっていたと思います。

画像の中で、先輩が「連休どうすんの?」と聞いていました。彼の返信は「キャンプっす」。先輩の「彼女に聞いた?」に続いて、彼が送っていたのはこの2つです。

「うちは大丈夫っすよ」

「彼女は俺の言うこと聞くタイプ」

たたみかけのタオルを膝に置いたまま、そのメッセージを読み返しました。連休にキャンプへ行くと聞いたのは、つい先週のこと。相談されたのではなく、決まったと知らされただけでした。

「これ、どう思う?」に打ちかけた返事

その下には、先輩からの返信が写っていました。

「それ、彼女が言わないだけじゃない?」

スクリーンショットはそこで終わっていて、彼が先輩になんと返したのかは分かりません。画像のすぐ後に、彼からもう1通届いていました。

「これ、どう思う?」

まず打ったのは「そんなことないよ」でした。彼が待っているのは、先輩に言い返すための味方の一言だろうと思ったからです。送信ボタンを押す前に、もう一度その文を読み返しました。

消しては打ち直し、また消す。彼のメッセージに既読だけをつけたまま、時間が過ぎていきました。送らずにいるほど、彼を待たせることになる。そう考えると、いつものように合わせてしまいたくなりました。

ブックマークに入れたままの教室

洗濯物の山を横にずらして、私は本当のことを打ちました。

「先輩の言う通りだよ」

「今度の連休、ほんとは陶芸の体験に行きたかった」

同僚が作った器を見せてもらってから、ずっと気になっていた教室がありました。言えば彼の予定を崩すと思って、ブックマークに入れたままにしていたのです。

送ってから、スマホを伏せてテーブルに置きました。怒るだろうか、それとも黙ってしまうだろうか。何分かして通知が鳴り、表に返すと返信が2つ並んでいました。

「そっか。教えてくれてありがとう」

「陶芸の場所、一緒に選んでくれる?」

そして...

私は「うん、選ぼう」とだけ返し、ブックマークしていたページのリンクを送りました。そこから2人で、行けそうな教室を3つまで絞りました。連休の予定は、私の希望が通りそうです。

それでも、1つ分からないことが残っています。「言うこと聞くタイプ」と書いたのは彼自身なのに、どうしてその画面を、わざわざ私に見せたのでしょうか。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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