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アポなし訪問に微妙なプレゼント…嫁の神経を逆なでする義母の攻撃!悪気がないのが一番タチ悪い…?

  • 2026.10.10
「娘のスプーンに口をつけないで」と注意したらこの態度。悪気なく、嫁の気持ちを逆撫でする姑。 (C)横山了一/ウォーカープラス
「娘のスプーンに口をつけないで」と注意したらこの態度。悪気なく、嫁の気持ちを逆撫でする姑。 (C)横山了一/ウォーカープラス

昔から、嫁姑問題はたびたび話題になるテーマだ。核家族化が進み、夫の両親と同居する家庭が減った現在も、義両親との相性や距離感に悩む人は少なくない。「どちらかの家庭が崩壊する漫画」に登場する薬師寺ユイも、義母との関係に頭を悩ませる女性の1人だ。エリートサラリーマンの夫・シュウの母は、決して意地悪な人ではない。ところが、約束なしで突然家を訪れたり、娘のリエに微妙なデザインの服を買ってきたりと、ユイの気持ちを置き去りにする行動が目立つ。そんな対照的な義母像を描いた作者の横山了一さん(@yokoyama_bancho)に、モデルや実際の家族関係について話を聞いた。

ヒョウ柄に紫髪!毒山家の母には実在のモデルがいた

「どちらかの家庭が崩壊する漫画」01 (C)横山了一/ウォーカープラス
「どちらかの家庭が崩壊する漫画」01 (C)横山了一/ウォーカープラス
「どちらかの家庭が崩壊する漫画」02 (C)横山了一/ウォーカープラス
「どちらかの家庭が崩壊する漫画」02 (C)横山了一/ウォーカープラス
「どちらかの家庭が崩壊する漫画」03 (C)横山了一/ウォーカープラス
「どちらかの家庭が崩壊する漫画」03 (C)横山了一/ウォーカープラス

薬師寺家の母とは対照的に、ユイのママ友である毒山海(ぶすやま・まりん)の義母は、威勢がよくきっぷのいい人物として描かれている。そのビジュアルには、横山さんの妻で漫画家の加藤マユミさんの母がモデルになっているという。「ヒョウ柄を着るタイプで威勢がよく、きっぷがいい人。実在の人物をモデルにしているのは、毒山家の母だけですね」と横山さんは明かす。

カラー版では紫色の髪も印象的だが、これは関西のお母さんらしさを意識したもの。「関西のお母さんといえば、ヒョウ柄に紫で決まりという感じで」と話す。X(旧Twitter)で「大晦日にどちらかの家庭が崩壊する漫画」として連載していた当時はモノクロで荒く描いていたものの、書籍化にあたって描き直し、カラーも加えられたそうだ。

実母は妻の味方!?

一方、薬師寺家の母に実在のモデルはいない。義母にまつわるエピソードも実体験ではなく、SNSでの体験談などをもとに描かれているという。そんな横山さん自身の母について聞くと、意外なエピソードが飛び出した。

「僕の母は僕に対しての評価が低いんですよ。なので、妻の味方をするんですよね、『こんなどうしようもない息子と結婚してくれてありがとう』って(笑)」と笑う。夫婦それぞれの母親とは良好な関係を築いており、「シンプルに相性がよかったのかな」とも話す。横山さんの母は妻を立て、妻の母も横山さんを立ててくれるという。

結婚当初、横山さんの仕事が不安定だった時期にも、母は「了ちゃんはきっと大丈夫!」とどっしり構えていたそうだ。「本当に感謝しかないですね」と、母への思いを語った。

悪意がないからこそ難しい、義母との距離感

薬師寺家の母には、ユイを困らせようという悪意はない。孫に会いたい、身内なのだからという気持ちからアポなしで訪ね、よかれと思って服を買い、離乳食まで作ってくれる。ところが、そこには「相手がどう感じるか」を考える視点が欠けている。

離乳食を作った際には、熱さを確認するために口をつけたスプーンをそのままリエに使おうとする。ユイが止めても「もォ〜、怖いわねェ〜、リエちゃん!ばあば、ママに怒られちゃったァ〜!」と冗談めかして受け流す義母に、ユイは「ダメだ、この人」と、話が通じないことを悟る。

自分がよいと思ったことなら、相手も喜んでくれるはず。そんな思い込みが、悪意のない行動を相手にとってつらいものにしてしまうこともある。ユイと義母がこれからどのような関係を築いていくのか、そして親戚との心地よい距離感とは何なのか。そんなことを考えながら、本編を読み進めてみてはいかがだろうか。

■取材協力:横山了一(@yokoyama_bancho)

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