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【漫画】「あんな古米、もう捨てなさい」実家の新米を笑う義母が、私が台所から運んできた米袋を見てうつむいた

  • 2026.10.10
【漫画】「あんな古米、もう捨てなさい」実家の新米を笑う義母が、私が台所から運んできた米袋を見てうつむいた

古米と呼ばれた新米

実家の新米を、義母は古米の味だと笑いました

結婚して3年。

毎年秋になると、田舎の両親が新米を送ってくれます。

今年は義実家にも分けようと、小さな袋に詰めて届けました。

次の週末、義実家の夕食で、届けたお米を口にした義母が箸を止め、ため息をつきました。

「田舎のお米は、古米の味ね」

「今年の、新米なんですが…」

新米でこれじゃねえ、と義母は笑います。

駅から遠くて、お店もない土地だものね、と。

義母は何かにつけて、私の育ちを話の種にするのです。

義母は自分のお米を持たせ、夫も横で笑っていました

義母は台所の奥へ目をやりました。

名の知れた産地の、値の張るお米を買ってあるそうです。

「うちのお米を、持って帰りなさい」

隣の夫は、止めるどころか笑っていました。

「母さんの米は、別格だからな」

義母に何を言われても、夫が私の側に立ったことはありません。

言い返せば、角を立てたのは私の方にされてしまうのです。

父のお米を捨てなさいと言われ、私は小さな声で従いました

義母はさらに、私の実家のお米の行き先まで決めました。

「あんな古米、もう捨てなさい」

「…はい」

それ以上は何も言えませんでした。

帰りの車で、私は義母のお米の重い袋をひざに抱えていました。夫は前を見たまま、母さんは正直なだけだよ、と言いました。

誕生日の食卓

台所で支度をする私の耳に、ご飯を褒める2人の声が届きました

2週間後、夫の誕生日に、義母を家の夕食に招きました。

唐揚げと具だくさんのお味噌汁、炊きたてのご飯を並べます。

台所でお味噌汁をよそっていると、食卓から義母の弾んだ声がしました。

「やっぱり、田舎の米とは大違いね」

「毎晩、おかわりしてるよ」

夫も笑ってうなずきます。

あの子でも、いいお米ならちゃんと炊けるのね、と義母が言います。

私は火を止め、台所の隅に置いた袋の前に立ちました。

私は2つの米袋を並べ、今日のご飯の正体を伝えました

私は2つの袋を運んで食卓へ戻り、義母の前に並べました。

「あら、うちのお米ね」

義母が目を留めたつやのある袋は、口がきっちり閉じたままです。

「お義母さんの袋は、封も切ってません」

「今日炊いたのは、父の新米です」

隣の紙袋には、父の字のラベル。捨てなさいと言われた父のお米を、私はどうしても捨てられませんでした。

開けた袋から順に使っていただけです。夫が毎晩おかわりしていたのも、このお米でした。

古米の味かと聞くと、義母は目を泳がせて黙り込みました

義母の口もとが、ぴくりと引きつりました。

「た、炊き方が上手なのよ…」

「古米の味、しましたか?」

義母は答えられず、茶碗に目を落としてうつむきました。

夫も、空になった自分の茶碗を見つめたまま顔を上げません。

私は封の閉じた袋を、義母の手もとへ戻しました。

このお米はお返しします、うちには父のお米がありますから、と。

義母は袋を抱え、ひと言も言わずに帰っていきました。

その夜、夫は私の父に電話をかけ、お米のお礼を、初めて自分の口から伝えました。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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