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【漫画】「熱で寝込んで、一歩も出てません」メッセージで休み、私を悪者にして課長に泣きつく後輩。欠勤届を渡すと硬直

  • 2026.10.10
【漫画】「熱で寝込んで、一歩も出てません」メッセージで休み、私を悪者にして課長に泣きつく後輩。欠勤届を渡すと硬直

メッセージ1通の欠勤

当日の欠勤を、後輩はメッセージ1通で済ませました

10月6日、朝7時半。

入社2年目の後輩からメッセージが届きました。

体調が悪いので今日は休みます、とだけ。

 

教育係の私は、急な休みは電話で、欠勤届も明日出してね、と返しました。届いたのは、笑った顔の絵文字ひとつです。

翌朝、後輩は何事もなかったように出社してきました。

「昨日はどうも、すんませーん」

「休む時は、電話でね」

「休みの電話とか、昭和っすよ」

後輩は笑って席に着きました。

パソコンの横には、好きなアイドルのアクリルスタンドが飾ってあります。

後輩は課長に、熱で一歩も外に出ていないと話していました

始業してすぐ、後輩は課長の席へ向かいました。

こぶしを口に当てて、何度も咳をしています。

「熱で寝込んで、一歩も出てません」

「それは、つらかったな」

先輩に責められたと訴えられ、私が課長に注意されました

やがて課長が、私を手招きしました。

席の前に立つと、後輩が咳まじりの弱々しい声で続けます。

「なのに先輩に、責められて…」

熱でふらふらなのに、電話しろ、書類を出せと言われた、と。

課長は眉を寄せて私を見上げました。

「病み上がりだ、配慮しなさい」

「…すみません」

電話でと言ったのも、欠勤届を出すよう言ったのも本当です。ここで言い返せば、病み上がりの後輩を責める先輩にしか見えません。

課長の席の前で

課長が目を離したすきに、後輩は私にだけ笑ってみせました

課長は引き出しから欠勤届の用紙を出し、教育係だろう、書かせなさい、と私に預けてパソコンに向き直りました。

その時、後輩が口の端を上げ、私にだけ聞こえる小声で言いました。

「先輩、こわいっすね」

「…これ、欠勤届」

私は唇をかんで、白い用紙を握りしめました。

後輩の手首には、昨日の日付の入場バンドが巻かれていました

咳をするたび、後輩の袖口には白い布がのぞいていました。

私は用紙を、少しだけ遠くへ差し出しました。

後輩が腕を伸ばすと、カーディガンの袖がずり上がります。

「あ、どうもっす」

手首には細い布のバンド。ライブ会場の入口で巻かれる、切らないと外れない入場バンドです。

記念に付けたままにする人もいます。小さく印字された日付は、昨日のものでした。

「そのバンド、昨日の日付だね」

「ライブの、入場バンドだよね?」

課長は後輩に、欠勤の理由を正直に書き直させました

課長が顔を上げ、後輩の手首に目を留めました。

後輩はあわてて袖を引っぱります。

「よ、夜だけ、ちょっと…」

「一歩も外に、出てないんだよね?」

後輩は口を開きかけたまま、硬直しました。

熱でふらふらだったはずが、ライブには行けたのです。課長が低い声で言いました。

「理由は、正直に書きなさい」

勤怠の記録の『病欠』は、その場で『私用』に直されました。

課長は私に、さっきは悪かった、と頭を下げました。

後輩は真っ赤な顔で用紙に向かいました。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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