1. トップ
  2. エピソード
  3. 「ポイントが付いてない、レジを全部打ち直せ」コンビニで怒る男性。だが、店長がカードを見て告げた一言に顔色が一変

「ポイントが付いてない、レジを全部打ち直せ」コンビニで怒る男性。だが、店長がカードを見て告げた一言に顔色が一変

  • 2026.10.7

夕方のレジで、何度もやり直しを求める男性

仕事帰りの夕方、コンビニに寄ったときのことです。開いているレジは1台だけで、私はかごを持って列の2番目に並びました。うしろにも4人ほど並んでいました。

先頭にいたのは50代くらいの男性です。温めたお弁当と冷たい飲み物、アイスを買っていて、レジを担当していたのは20代くらいの女性店員さんでした。

男性は会計の前に、財布からカードを1枚出して商品の横に置いていました。

店員さんが商品を袋に入れ始めると、男性はその手元をじっと見ていました。

お弁当が少し傾くと、「ちょっと、傾いてるだろ」と言って詰め直しを求めます。さらに飲み物の位置も気になったようで、もう一度商品を出させました。

「温かいのと冷たいの、一緒に入れないでくれよ。見れば分かるだろ」

「申し訳ございません」

店員さんは袋を2つに分け、言われたとおりに詰め直しました。列は少しずつ長くなっていましたが、男性はうしろを振り返る様子もありません。

会計が終わった直後、今度はポイントに怒り出した

ようやく会計が終わったと思ったところで、男性がレシートを顔に近づけました。

「おい、ポイントが付いてないじゃないか」

店員さんは驚いた様子で、レジ台に置かれていたカードを手に取りました。

「申し訳ございません。カードを確認いたします」

表面を見た店員さんは、少し戸惑ったように男性へ向き直りました。

「あの、こちらですが…当店のポイントカードではないようです」

すると男性は眉を寄せ、さらに声を大きくしました。

「そんなわけないだろ。レジを全部打ち直せ!」

「ですが、こちらのカードは…」

店員さんが説明しようとしても、男性は聞こうとしません。

「カード1枚まともに確認できないのか」

そう言って、男性はレジ台を平手でたたきました。うしろに並んでいた人たちも黙ったまま、レジの様子を見ています。

店長がカードを確認して伝えたこと

その声を聞いたのか、奥から40代くらいの店長が出てきました。

「どうされましたか」

店員さんがカードを差し出すと、店長は表面を確認しました。

そして男性に向かって、落ち着いた声で言いました。

「お客様、こちらは別のお店のポイントカードです。レジを打ち直しても、当店のポイントをお付けすることはできません」

男性は一瞬黙り込み、店長の手にあるカードを見つめました。

自分でも確認したのか、カードを受け取ると表と裏を見返します。先ほどまでの大きな声は止まり、顔が赤くなっていきました。

男性は何も言い返さないままカードを財布にしまい、袋を持って早足で店を出ていきました。

店長は店員さんに「大丈夫。次のお客様をお願い」と静かに声をかけました。

店員さんは小さくうなずくと、ひと息ついてから私のかごを受け取ってくれました。

カードを間違えること自体は、誰にでもあることかもしれません。けれど、相手の説明を聞く前からミスだと決めつけて責め続ける姿を目の前で見て、確認することの大切さを改めて感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ