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川口春奈主演『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』が初登場1位!「泣ける」の口コミ拡散でさらなる大ヒットも?

  • 2026.10.6

10月2日から10月4日までの全国映画動員ランキングが発表。10月に入り、秋シーズンの注目タイトルが続々公開を迎え、意外にも今年初めて1位と2位がどちらも初登場の新作タイトルとなる結果に。見事に初登場No. 1を飾ったのは、川口春奈主演の『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(公開中)だ。

【写真を見る】テレビ番組で話題を集めた“涙が止まらない実話”を映画化!SNSでは早くも感涙の声が(『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』)

新たなヒット作が誕生か!?『ママせか』が初登場No. 1

【写真を見る】テレビ番組で話題を集めた“涙が止まらない実話”を映画化!SNSでは早くも感涙の声が(『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』) [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
【写真を見る】テレビ番組で話題を集めた“涙が止まらない実話”を映画化!SNSでは早くも感涙の声が(『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』) [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

全国353館で公開を迎えた『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。初日から3日間の成績を見てみると、観客動員は約29万1000人、興行収入は4億4081万円。ちょうど1か月前に公開され、すでに興収15億円を突破している『白鳥とコウモリ』(公開中)の初日から3日間の成績と比較してみると、動員が96%で興収が102%とほぼ同水準。本作もヒットの目安となる興収10億円のラインはあっさりと超えてくるだろう。

21歳で大腸がんを宣告され、24歳の若さでこの世を去った実在の女性の手記を、山戸結希監督が映画化した本作。こうした“余命”を題材にした実話ベースの感動作は数年に一本のペースで大ヒット作が生まれており、直近では藤井道人監督の『余命10年』(22)が最終興収30億円を記録。また、その前には瀬々敬久監督の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)が同28億2000万円を記録している。

『ママがもうこの世界にいなくても~』初日から3日間で動員約29万1000人&興収4億4081万円を記録するヒットスタート [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
『ママがもうこの世界にいなくても~』初日から3日間で動員約29万1000人&興収4億4081万円を記録するヒットスタート [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

今回の『ママがもうこの世界にいなくても』の初動成績を、前段で例示した2作品と比較してみると、『8年越しの花嫁』は土日2日間の集計だったため正確な比較はできないものの、動員が20万3800人で興収が2億6300万円。『余命10年』のほうは3日間で動員22万8000人&興収3億円。おおよそ『8年越しの花嫁』と同等、『余命10年』を大きく上回るスタートを飾っていると判断できる。

この2作品の初動成績と最終興収が逆転していることからもわかるように、こうした“感動系”の作品は、初動に比例することなく口コミの拡大によってじわじわと数字を伸ばしていく傾向がある。直近でも『ほどなく、お別れです』(26)が、初動興収6億3900万円から最終的に40億円を超える大ヒットにつながっている。それらを踏まえると、『ママがもうこの世界にいなくても』がどこまで伸びるのかは、現時点で未知数といえよう。

山戸結希監督は7年ぶりの長編新作でキャリアハイのヒット間違いなし(『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』) [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
山戸結希監督は7年ぶりの長編新作でキャリアハイのヒット間違いなし(『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』) [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

ちなみに実写の日本映画としては1年半ぶりに女性監督の作品がNo. 1を獲得したことになる。山戸監督作品のこれまでの動員ランキング最高位は『溺れるナイフ』(16)。『ホットギミック ガールミーツボーイ』(19)以来7年ぶりという久々の長編新作で、キャリアハイの大ヒットとなることは間違いないだろう。

『ディスクロージャー・デイ』、『時給三〇〇円の死神』が初登場!

2位に初登場を果たしたのは、スティーヴン・スピルバーグ監督の新作SFサスペンス『ディスクロージャー・デイ』(公開中)。10月1日の木曜日に公開された同作は、週末3日間で動員17万2000人、興収2億7800万円を記録。初日から4日間の累計成績は動員23万3607人、興収3億6519万3680円となっている。

スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ディスクロージャー・デイ』は2位デビュー! [c]Universal Studios. All Rights Reserved.
スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ディスクロージャー・デイ』は2位デビュー! [c]Universal Studios. All Rights Reserved.

言わずと知れた世界的巨匠であるスピルバーグ監督だが、堅実に良作を生みだす一方で、興行的には近年なかなか大きなヒットに恵まれていない。今作の週末3日間成績は、最終興収9億8000万円だった『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)の初動成績である動員15万人&興収2億円を上回ることには成功。ただ、初日から4日間の興収は、最終興収25億5000万円だった『レディ・プレイヤー1』(18)の土日2日間の興収にわずかに届かずという結果に。

それなりのヒットを収めた『レディ・プレイヤー1』も公開時期(ゴールデンウィーク)の相手関係が悪かったため、動員ランキングでは1位を逃しており、今回の『ディスクロージャー・デイ』も惜しくも2位スタート。スピルバーグ作品で最後に1位を飾ったのは『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08)なので、もう20年が経とうとしている。ここから巻き返していけるのか、その底力に注目しておこう。

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』は興収26億円を突破! [c]2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー
『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』は興収26億円を突破! [c]2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー

前週1位を獲得した『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(公開中)は、週末3日間で動員15万人、興収2億2200万円を記録し3位となり、累計成績は動員185万人&興収26億円を突破。公開11週目にして初めてトップ3圏外の4位となった『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開中)は累計で動員1176万人&興収171億7000万円を突破。10月10日(土)からの入場者特典第6弾で再浮上することは確実だ。

5位になった『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』は累計で動員86万人&興収10億円を突破。西畑大吾(なにわ男子)と福本莉子がダブル主演を務めた『時給三〇〇円の死神』(公開中)は9位スタートとなり、公開4週目を迎えたクリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』(公開中)は累計興収20億円を突破している。

『時給三〇〇円の死神』は9位に初登場! [c]2026 藤まる:双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会
『時給三〇〇円の死神』は9位に初登場! [c]2026 藤まる:双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会

以下は、1~10位までのランキング(10月2日〜10月4日)。

1位『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』

2位『ディスクロージャー・デイ』

3位『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』

4位『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

5位『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』

6位『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』

7位『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』

8位『ハート・オブ・ビースト』

9位『時給三〇〇円の死神』

10位『オデュッセイア』

次週は、凪良ゆうの同名小説を横浜流星と広瀬すずのダブル主演で映画化した『汝、星のごとく』(10月9日公開)、世界的人気ゲームをハリウッドで新たに実写映画化した『バイオハザード』(10月9日公開)、トム・クルーズとアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ『DIGGER/ディガー』(10月9日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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