1. トップ
  2. 暮らし
  3. ダイソー反射材7選 2025年の歩行中死者は67%が夜間

ダイソー反射材7選 2025年の歩行中死者は67%が夜間

  • 2026.10.5

警察庁の統計で2025年に歩行中に亡くなった890人のうち、598人(67%)は日の入りから日の出までの夜間でした。けがをした人のうち亡くなった人の割合は夜間が昼間の2.9倍。かける・貼る・下げるダイソーの反射材7点(税込110〜220円)と表示の注意を並べます。

日が短くなると、仕事帰りや買い物帰り、犬の散歩の時間が、気づけば暗くなってからの時間にかかってきます。
警察庁の交通事故統計を見ると、2025年に歩行中に亡くなった890人のうち598人(67%)は夜間の事故でした。統計でいう夜間は、日の入りから日の出までです。
以下、数字と商品を次の順に見ていきます。
・歩行中の死者と、けがをした人を含めた死傷者の、昼間・夜間の割合(2025年)
・けがをした人のうち亡くなった人の割合(致死率)を昼間と夜間で比べた計算(2015〜2025年の11年分)
・かける・巻く、靴に通す、貼る、下げる、ダイソーの反射材7点(税込110〜220円)
・7点の商品表示にある注意の違い
商品の価格(税込)と表示は、2026年10月4日にダイソーネットストアで確かめたものです。

2025年の歩行中の死者890人 夜間は598人で67%

警察庁は、交通事故で亡くなった人を、事故のときの状態(自動車に乗っていた、歩いていた等)と昼間・夜間に分けて、年ごとに公表しています。その表から「歩行中」だけを取り出し、2025年の人数を比べました。
・歩行中の死者:890人のうち、夜間598人(67%)・昼間292人(33%)
・歩行中の死傷者(けがをした人と亡くなった人):39,877人のうち、夜間16,434人(41%)・昼間23,443人(59%)
けがをした人まで含めると夜間は41%なのに、亡くなった人に限ると67%。夜間のほうが、亡くなった人の割合が大きくなっています。
夜間598人の内訳は、日の入りから1時間以内が110人、日の出前の1時間が72人、それ以外の夜の時間が416人でした。日の入り前後の「薄暮」の死亡事故については、関連記事(夕暮れの交通事故)で扱っています。

※警察庁の統計の「死者」は、事故から24時間以内に亡くなった人です。「昼間」は日の出から日の入りまで、「夜間」は日の入りから日の出まで(警察庁の表の注による)。ここでの890人は「状態別」の表の歩行中の人数で、警察庁が事故の当事者(第1・第2当事者)に限って数えた歩行中の死者(2025年は867人)とは数え方が違います。

けがをした人のうち亡くなった割合 夜間は昼間の2.9倍

警察庁は、死傷者のうち死者が占める割合を「致死率」と呼んでいます。歩行中について、昼間と夜間で計算しました。
・昼間:死傷者23,443人のうち死者292人 → 致死率1.25%
・夜間:死傷者16,434人のうち死者598人 → 致死率3.64%
夜間の致死率は昼間の2.9倍です(3.64÷1.25)。
1年だけでは偶然かもしれないので、同じ計算を2015年から2025年まで11年分くり返しました。倍率がいちばん小さかったのは2021年の2.82倍で、11年とも夜間が昼間の2.8倍以上でした。
ただし、この統計からわかるのは「夜間の歩行中の事故は、けがで済まずに亡くなる割合が高い」ところまでです。なぜ高いのか(暗さ、車の速さ、年齢など)は、この表だけでは分けられません。

※致死率は、警察庁の表2-6-6(死者数・死傷者数)の歩行中の人数から編集部が計算し、小数第2位に丸めた値どうしで倍率を出しました。

反射材を着けていた人は 警察庁の資料にある2つの数字

亡くなった人が反射材を着けていたかどうかは、全国の歩行中の死者全体では公表されていません。警察庁の年次資料で、高齢の歩行者の一部の区分について示された数字が2つあります。
・令和5年:65歳以上の歩行中の死者のうち、通行目的が「散歩」で夜間だった人62人のうち、反射材の着用ありは0人(着用なし60人・不明2人)
・令和6年:65歳以上の歩行中の死者のうち、横断歩道以外を横断中で夜間だった人219人のうち、反射材ありは9人(4.1%)
どちらも65歳以上の、事故の当事者(第1・第2当事者)に限り、通行の目的や事故の形を絞った集計です。令和7年の同じ資料には、反射材の集計は載っていませんでした。
反射材について、警察庁は「歩行者や自転車利用者が薄暮や夜間に交通事故に遭わないようにするためには、反射材用品やLEDライト等を活用することが効果的です。」としています。警察庁のページでは、ここでいう反射材を「再帰性の反射」をする素材としています。反射のしくみは、関連記事「夕暮れの交通事故NG5つ」で扱っています。

かける・靴・貼る・下げる ダイソーの反射材7選

2026年10月4日に、ダイソーネットストアで価格の出ていた反射材の中から、かける・巻くもの3点、靴に通すもの1点、持ち物に貼るもの2点、カバンに下げるもの1点を選びました。220円のリストバンドのほかは1点110円で、7点の合計は税込880円になります。
ネットストアで買うときの条件
・1回の注文は合計税込770円以上(7点そろえれば880円で届きます)
・送料は合計11,000円未満なら税込770円。7点だけなら送料込みで1,650円(沖縄県本島・離島は送料が別の金額)
・会員登録してログインしないと注文できない
・届け先への配送のみで、ダイソーの店やコンビニでは受け取れない
・7点とも、注文が確定した日から3〜5日で出荷(注文した時点で在庫を確保できないこともある)
・色や柄が何種類かある商品は、どれが届くか指定できない

出典 weboo.link

かける・巻く

1. 反射タスキ(ワンタッチテープ付) 税込110円

幅4cm・長さ140cmの塩化ビニル樹脂のタスキで、長さの調節や着け外しに使うワンタッチテープ付き。用途の表示は、夜間のウォーキング、バイク・自転車の運転時、夜間の作業です。
強く引っ張らない、火や熱源のそばに置かない。ほかの製品と長い期間くっつけたままにすると、可塑剤で変質・色移りするおそれがあります。

2. 反射ワンタッチバンド 税込110円

3cm×30cmのバンドが2個入り。まっすぐ伸ばして、使いたい場所に勢いよく当てると巻き付くように着けられます。色は黒・グリーン・シルバーがあり、ネットストアでは選べません。
完全に固定できるバンドではないので、安全に使えるか確かめてから使います。光るのではなく、光を反射して見えやすくするためのもので、反射面は傷つけないようにします。

3. リストバンド ポケット付きリフレクターライン 税込220円

リフレクター(反射材)付きのリストバンドで、ファスナー付きのポケットがあります。手首まわりは14cmのフリーサイズ、本体は横8cm×縦9.5cm。
洗うときは洗濯ネットに入れて陰干し。肌が弱い人やアレルギー体質の人は使わないようにします。汗や水ぬれ、こすれで色落ち・色移りすることがあります。

靴に通す

4. 反射する靴紐(白、黒) 税込110円

光に反射する靴紐で、長さは120cm、素材はポリエステルとポリウレタン。内容量の表示は「1個入」です。色は白と黒で、ネットストアでは選べません。商品ページに、使うときの注意の記載はありませんでした。

持ち物に貼る

5. 反射ラベル(蛍光色) 税込110円

反射材にガラスビーズを使った日本製のラベルで、大2枚・中2枚・小4枚入り。貼って洗えるタイプです。使い道の例は、シューズ、バッグ、自転車、長ぐつ、傘、ペットのリードなど。色はイエローとオレンジで、選べません。
貼るときは、接着面のホコリや水分を拭き取り、空気が入らないように貼って、24時間以上そのまま置いてから使います。安全を保証するものではなく、夜道ではほかの反射グッズと併用して使うものです。

6. 反射シール(グレー) 税込110円

幅0.8cm・長さ9cmの細いシールが16枚入り。貼れるのは金属・プラスチック・ガラス・タイルです。
塩化ビニル樹脂でできた面、フッ素やシリコーン加工をした面、凸凹やザラザラした面、ホコリや油で汚れた面には貼れません。貼るのは10℃以上の室内で、粘着面に触ったり貼り直したりすると粘着力が弱まります。こちらも、安全を保証する物ではありません。

カバンに下げる

7. 反射お名前キーホルダー(きょうりゅう、さめ) 税込110円

商品名に「お名前」とある反射キーホルダーで、きょうりゅう・さめの2種類(選べません)。本体は9.3×6cm、全長10.8cm。ライトの光を反射するタイプで、それ自体は光りません。
子どもが使うときは保護者と一緒に使い、指に巻きつけない・強く引っ張らない。保管は子どもの手の届かない場所に。

表示を見比べると 光らない・保証しない・貼れない面がある

同じ反射材でも、商品ページの表示にある注意は商品ごとに違います。7点のうち、注意の違いが目立つのは次の3つです。
・それ自体は光らない:2のワンタッチバンド・3のリストバンド・7のお名前キーホルダー(光が当たって反射するもの)
・安全を保証するものではない:5の反射ラベル・6の反射シール(ラベルは、ほかの反射グッズとの併用も)
・貼れる面・貼り方に決まりがある:6の反射シールは塩化ビニル樹脂の面に貼れない、5の反射ラベルは貼ってから24時間以上おく
1の反射タスキは、強く引っ張らない・火や熱源のそばに置かないなどの注意です。4の反射する靴紐には、注意の記載がありませんでした。反射材は、車のライトなどの光が当たってはじめて役目を果たします。光る道具と組み合わせるかどうかは、上の警察庁の呼びかけ(反射材用品やLEDライト等)も目安になります。

出典 weboo.link

※図と上の3分類は、各商品ページにある注意のうち主なものを編集部が選んで言い換えた抜粋です。表示のすべてではありません。

よくある質問

反射シールは、ビニールの傘やレインコートにも貼れますか

6の反射シールは、塩化ビニル樹脂でできた面には使えない表示です。素材がわからないものには貼らずに、表示を確かめてください。5の反射ラベルは、使い道の例に「ビニール製品」や「傘」が入っています。

夜間の死者が多いのは、暗い時間に歩く人が多いからですか

警察庁の表は、死者と死傷者の人数で、歩いていた人の数(時間帯ごとの外出の多さ)は含みません。そのため「歩く人が多いから」とも「少ないのに多い」とも言えません。この記事で比べたのは、けがをした人のうち亡くなった人の割合で、2025年は夜間3.64%、昼間1.25%でした。

まとめ 夜間の歩行中は致死率2.9倍 反射材は表示を見て選ぶ

2025年に歩行中に亡くなった890人のうち598人(67%)が夜間でした。けがをした人のうち亡くなった人の割合は夜間3.64%・昼間1.25%で2.9倍、2015年からの11年とも2.8倍以上です。
ダイソーの反射材7点は次のとおりです。
・かける・巻く:反射タスキ(110円)、ワンタッチバンド(110円)、リストバンド(220円)
・靴に通す:反射する靴紐(110円)
・持ち物に貼る:反射ラベル(110円)、反射シール(110円)
・カバンに下げる:お名前キーホルダー(110円)
合計は税込880円。光らないもの、安全を保証しないと表示されたもの、貼れる面が決まっているものがあります。値段や取り扱いは今後変わりえます。買う前に、その日の商品ページをもう一度見てください。
※人数と致死率は、警察庁の交通事故統計(表2-6-6)の歩行中の値から編集部が出しました。商品の情報は2026年10月4日の確認分です。反射材を着けても事故を防げるとは限りません。道路を歩くときの安全確認とあわせて使ってください。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ