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山田洋次監督からのコメントも 上田慎一郎監督『恋する地球人‐劇場特別版‐』12.11公開 東京国際映画祭へ出品決定

  • 2026.10.2
映画『恋する地球人 ‐劇場特別版‐』ポスタービジュアル (C)2026 PICORE width=
映画『恋する地球人 ‐劇場特別版‐』ポスタービジュアル (C)2026 PICORE

上田慎一郎監督最新作『恋する地球人‐劇場特別版‐』の公開日が、12月11日に決定。併せて本作が、第39回東京国際映画祭のNippon Cinema Now部門に公式出品されることが発表された。さらに、予告編、メインビジュアル、場面写真、本作を鑑賞した山田洋次監督のコメントも到着した。

【動画】『恋する地球人‐劇場特別版‐』予告

『恋する地球人』は、昨年、SNS版がInstagram、X、YouTube、TikTokで縦型連続シネマとして、1話2〜3分の物語が全30話、30日間にわたって配信された。予測不能な展開と押し寄せる感動で、連日コメント欄には視聴者の熱い感想が寄せられ、SNSの累計再生数は約6000万回を突破。縦型ショート作品として異例の盛りあがりを巻き起こした。

そんな話題作が、新たに『恋する地球人‐劇場特別版‐』としてスクリーンに登場する。

劇場特別版は、SNS版全30話を一本につなぐだけでなく、劇場鑑賞に最適な構成、演出、間合い、テンポへと大胆に再編集。さらに、SNS版にはなかった新たなシーンや台詞を加え、本作のために追加撮影も実施。画面はSNS版より横幅を広げ、劇伴、主題歌、音響効果、カラーグレーディングも一新した。

上田監督は、本作について「これまで、どこかでまだ『カメラを止めるな!』の存在に縛られていた気がする。でも『恋する地球人』では、やっと『カメ止め』を乗り越えられた気がする」と大きな手応えを語る。

描かれるのは、時を超えて紡がれる、“記憶と記録”の物語。平成12年。海沿いの街に住む高校生・晋平(16)は、想いを寄せる同級生・舞をヒロインに誘い、初めての映画づくりを始める。時は流れて令和7年。映画監督として活躍していた晋平(41)は、ある日、若年性認知症の告知を受ける。そして、25年前に未完に終わった映画を完成させるため、再び動きだす――。

この度、第39回東京国際映画祭のラインナップが発表され、本作がNippon Cinema Now部門で公式出品されることが明らかになった。同部門は、この1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考される部門であり、上田慎一郎監督作品としては、『カメラを止めるな!』(2018年)以来の本映画祭参加となる。

上田監督は、本映画祭への出品について「まさかです。スマホの中で連続ドラマとして生まれ、一本の長編映画へと育った本作。そのワールドプレミアを由緒ある東京国際映画祭のスクリーンで迎えられるなんて。こんなに嬉しい門出はありません。大スクリーンに映る縦型シネマが映画を愛する皆さんにどう響くのか。今からドキドキしています」と喜びを語った。なお、本映画祭で作品を鑑賞できるチケットの一般発売は、10月17日より開始。

併せて、劇場特別版の予告編、メインビジュアル、場面写真6点が解禁。本作のために書き下ろされた主題歌「恋文feat.来島エル」も本予告編で初解禁となった。

予告編は、映画監督に憧れていた16歳の瑞々しい晋平の姿から始まる。そして25年後、映画監督を休業していた晋平のもとに届いた、初恋の相手・舞の訃報。その知らせを受け、かつての仲間たちが再び集い、25年前に未完に終わった映画『恋する地球人』を完成させるため、物語が動き始める様子が映し出される。

メインビジュアルは、「きっと、君にまた会える」というコピーと共に、晋平と仲間たちが海辺に佇む姿を収めている。

さらに、本作を鑑賞した巨匠・山田洋次監督からのコメントが到着。山田監督は「ぼくが映画人としてのスタートを切った頃、映画はまだ白黒スタンダードだったし、松竹撮影所にはサイレント時代からの先輩が大勢いて小津監督もその一人だった」と述懐。

続けて「そのぼくが、カラーからシネマスコープ、ビスタビジョンを経て今回3:4の縦型フレームという小津監督がきいたら怒るような不思議な映画を見た。しかも内容が青春を描いてなかなか面白いときている。あっけにとられる感じで上田慎一郎君の才能を評価したい。この次は何を作ってくれるのだろう」と語っている。

『恋する地球人‐劇場特別版‐』は、12月11日より全国公開。

映画『恋する地球人 ‐劇場特別版‐』予告編

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