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「えー、仲良いんだからいいじゃん」私の携帯を勝手に使ったママ友。翌週、筆箱まで開けていて思わず本音をぶつけた

  • 2026.10.3

机に置いた携帯電話が、ママ友の手の中に

子どもが同じ幼稚園に通うママ友とは、送り迎えのたびに立ち話をする仲です。

発表会の飾りを作る係も一緒になり、その日は園の一室で、長机を囲んで紙の花を折っていました。

途中で折り紙が足りなくなり、私は携帯電話を机の端に置いたまま、部屋の隅の棚へ取りに行きました。

戻ってくると、隣の席のママ友が私の携帯電話を手にし、できあがった花を撮っています。

「あ、写真撮るのに借りたよ」

自分の携帯電話は鞄の底に入っていたので、目の前にあった私のものを使ったのだと言います。

あまりに自然な様子だったので、私は驚いて一瞬言葉に詰まりました。

「使うなら、ひとこと言ってほしかったな」

すると彼女は笑いながら携帯電話を返しました。

「えー、仲良いんだからいいじゃん」

向かいのママたちもつられて笑い、その場はそれで終わりました。

彼女は自分のはさみやのりも「使って、使って」と気軽に貸す人です。私とは物の貸し借りに対する感覚が違うのだろうと思いました。

「でも、次からは声かけてね」

その日はそう伝えるだけにして、私はまた作業に戻りました。

開いていた筆箱を見て、今度ははっきり伝えた

翌週の準備の日は、子どもたちの名札を書く作業をしていました。

私が窓際の作業台で厚紙を切り、席へ戻ると、閉めておいたはずの筆箱が開いています。

隣では、あのママ友が私のペンで名札に名前を書いていました。

「これ、書きやすそうだったから借りたよ」

先週と同じような笑顔でした。

ここでまた曖昧に笑ってしまったら、私が嫌だと感じていることは伝わらない。

そう思い、差し出されたペンを受け取ってから彼女のほうを向きました。

「仲がいいのと、人の物を黙って使っていいのは別だと思う。私は、使う前に声をかけてほしい」

声を荒らげたわけではありません。それでも彼女は少し驚いたように私を見ました。

「…そんなに嫌だったんだ。ごめん」

「聞いてもらえれば、普通に貸すよ」

すると、向かいで作業をしていたママが小さく言いました。

「私も、ひとこと聞いてもらえるほうがいいかな」

彼女は少し間を置いて、「そっか」とうなずきました。

それからは、私の物を使いたいときには先に声をかけてくれるようになりました。

「これ、借りていい?」

「うん、どうぞ」

そう聞いてもらえるだけで、私も気持ちよく貸せます。仲がいいからこそ、お互いに嫌な思いをしない距離感は大切なのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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