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フライパンの捨て方 政令市20市中10市は金属・資源

  • 2026.10.1

フライパンは燃えないごみ? それとも金属? 政令指定都市20市の公式サイトを確かめると、金属・資源の区分に分ける市が10市、燃やさない(不燃)側の区分が9市、区で分かれる市が1市でした。30cmを取っ手を除いて測る市、ホーローや土鍋で区分が変わる市もまとめました。

キッチンの引き出しで場所をとる、焦げつきの取れないフライパン。燃やさない(不燃)側のごみとして出す市もあれば、金属・資源として集める市もあります。
政令指定都市20市について、金属製のフライパンがどの区分に入るかを、各市の分別辞典・品目一覧で1市ずつ調べました(2026年9月30日時点)。わかったことは次の4つです。
・市の区分で金属・資源に分けるのは20市中10市。燃やさない(不燃)側の区分は9市
・静岡市は区によって区分が違う
・30cmを取っ手・柄を除いて測ると書いている市は5市。大きいものの出し先も市で違う
・ホーロー・土鍋・ガラスのふたは、フライパンと区分が変わる市がある

金属・資源に分ける市は10市 燃やさない側は9市

20市を、フライパンが入る区分で3つに分けました。グループの名前は編集部がまとめたもので、「」の中が各市の公式サイトの区分名です。
金属・資源の区分:10市(区分名ごとにまとめました)
・「缶・びん・ペットボトル、廃乾電池類」:仙台市
・「小さな金属類」:横浜市
・「小物金属」:川崎市・北九州市
・「金物類」:相模原市
・「小型金属類・スプレー缶」:京都市
・「資源ごみ」:大阪市・広島市
・「小型金属(家電製品を除く)」:堺市
・「資源物」:熊本市
燃やさない(不燃)側の区分:9市(区分名ごとにまとめました)
・「燃やせないごみ」:札幌市
・「もえないごみ」:さいたま市・浜松市
・「不燃ごみ」:千葉市・名古屋市・岡山市
・「燃やさないごみ」:新潟市
・「燃えないごみ」:神戸市・福岡市
区で分かれる:1市
・静岡市:葵区・駿河区は「小物金属類」、清水区は「不燃・粗大ごみ」
金属・資源の区分の市でも、出し方は同じではありません。北九州市の「小物金属」はごみの日の収集ではなく、ホームセンターや市民センターなどにある回収ボックスへ入れる方式です。仙台市は「缶・びん・ペットボトル、廃乾電池類」の日に、フライパンも出せます。
燃やさない側の市でも、札幌市はフライパンの欄で集団資源回収や地区リサイクルセンターを、名古屋市は「リサイクルステーションも利用しましょう。」と、資源に回す方法をあわせて案内しています。

出典 weboo.link

30cmは取っ手を除いて測る 大きいものの出し先も市で違う

金属・資源の区分に出せる大きさには、30cmの目安を置く市があります。このうち、取っ手や柄を除いて測ると書いている市は5市でした。
・横浜市:「30㎝以上(取っ手は除く)のものは粗大ごみへ」
・川崎市:「柄、取っ手、注ぎ口」を含まずに長さを測る。小物金属に出せるのは30cm未満までで、30cm以上なら粗大ごみ
・大阪市:金属製で「最大の辺または径が30センチメートル以内(柄の部分を除く)」は資源ごみ、超えるものは粗大ごみ
・堺市:フライパンの絵に「取っ手部分を含まず30センチメートル以下」
・北九州市:金属の部分が長さ30センチメートル程度まで(「取っ手等の長さを除く」)。30センチを超えるものは家庭ごみ
京都市は、小型金属類として収集するものを「最長部分がおおむね30㎝以下」の金属類としています。
30cmを境に大きいほうの行き先も、横浜市・川崎市・大阪市は粗大ごみ、北九州市は家庭ごみと分かれます(横浜市・川崎市は「30cm以上」、大阪市・北九州市は30cmを「超える」もの)。フライパンは柄が長いので、本体の直径だけを測るのか、柄まで含めるのかで区分が変わることがあります。捨てる前に、自分の市の書き方を確かめてから測ってみてください。
燃やさない側の市では、袋に入るかどうかが境目になる市もあります。札幌市は、指定ごみ袋に入らないものは「燃やせないごみ」と書かれた品目でも「大型ごみ」になるとしていて、千葉市はごみ分別事典でフライパンを「不燃ごみまたは粗大ごみ」としています。

出典 weboo.link

ホーロー・土鍋・ガラスのふたは別の区分になる市も

フライパンと一緒に鍋も片づけるなら、素材の違いに注意が必要です。
ホーロー
・仙台市「鍋(ホーローを含む)」、川崎市「鍋(金属・ホーロー製)」、静岡市「なべ(ホーローも可)」、北九州市「ホーロー鍋」、熊本市の「なべ類」の例に「ホーロー鍋」。いずれも金属の鍋と同じ区分
・大阪市:ホーロー製品のフライパン・鍋は、30cm以内なら「普通ごみ」(金属製は「資源ごみ」)
土鍋
・横浜市:「燃えないごみ」(新聞紙等に包み品名を表示する)
・川崎市:鍋(陶器・ガラス製)は「普通ごみ」
・仙台市:「家庭ごみ」(厚手の紙などに包み、指定袋に「危険」と表示)
・熊本市:「埋立ごみ」
ガラスのふた
・横浜市:鍋のフタは「小さな金属類」、ガラス製のふたは「燃えないごみ」
・熊本市:ガラスぶたは「埋立ごみ」
横浜市は、フライパンについて「フッ素樹脂やセラミックでコーティングされたものも小さな金属類へ」と書いています。表面の加工で迷ったときは、自分の市の分別辞典に同じような書き方があるか見てみましょう。

出典 weboo.link

金属で出すなら 袋の種類と「金属」の表示を確認

金属・資源の区分に出す市では、袋や表示の決まりも市ごとにあります。
・京都市:透明な袋に入れて「金属」と書いた紙を貼るか、袋に「金属」と記入(京都市指定の有料指定袋でなくてよい)
・堺市:袋に「金属」とわかるように表示
・川崎市:袋に入れず、そのままの状態で資源物集積所へ(くぎ、ネジなど小さなものは透明の袋に)
・相模原市:中を洗って、45ℓまでの透明または半透明の袋に
・熊本市:資源物は種類ごとに45ℓまでの透明ごみ袋に分ける
・静岡市(葵区・駿河区):指定袋か認定袋に入れ、資源ごみ(びん・缶)の日に集積所へ
・北九州市:なべなどは必ず空の状態で回収ボックスへ
同じ金属・資源の区分でも、袋に入れる市と入れない市、表示が要る市があります。出す日の前に、自分の市の書き方を1度見ておきましょう。

よくある質問

取っ手が外せるフライパンは?

横浜市は「鍋の取手(木製、プラスチック製)」を「燃やすごみ」とし、取っ手が取り外しできるタイプのものが対象、金属製の取っ手は「小さな金属類」としています。外せるタイプなら、本体と取っ手を素材ごとに分けて出す市があるということです。

中華鍋や圧力鍋もフライパンと同じ?

市によって違います。名古屋市は中華なべを「粗大ごみ」(事前申込制)とし、圧力鍋は30センチメートル角以下なら「不燃ごみ」、それより大きいものは「粗大ごみ」としています。どちらもリサイクルステーションの利用をあわせて案内しています。浜松市は圧力鍋・圧力釜を大小問わず「連絡ごみ」としています。一方、相模原市は中華鍋も圧力鍋も「金物類」、大阪市は金属製の圧力鍋で柄の部分を除いて30cm以内なら「資源ごみ」です。

焦げや汚れが落ちないときは?

仙台市はフライパンを汚れを落として出すよう分別事典に載せています。堺市は小型金属のページの「注意!間違えやすい物」に「汚れた金属類」を挙げ、粗大ごみ(不燃小物類)へ出すよう示しています。相模原市は、金物類のうち形が保たれないほど錆びたものや溶けたものは「一般ごみ」としています。落ちない焦げがあるときの扱いは、自分の市の案内で確かめましょう。

ごみの収集以外で手放す方法は?

ごみの日に出すほかに、資源として回す方法を案内している市があります。札幌市はフライパンの欄で集団資源回収と地区リサイクルセンターを、名古屋市はリサイクルステーションの利用を挙げています。北九州市の「小物金属」は、ホームセンターや市民センターなどにある回収ボックスに入れる方式です。場所や受け付ける日時は市の案内で確かめてから持ち込みましょう。

まとめ フライパンは区分名と30cmの測り方を確認

政令市20市のフライパンの出し方を比べると、次のような違いがありました。
・金属・資源の区分に分ける市は10市、燃やさない(不燃)側の区分は9市、静岡市は区で分かれる
・燃やさない側の市でも、札幌市・名古屋市はフライパンの欄で資源回収の利用も案内している
・30cmを取っ手・柄を除いて測ると書いている市は5市。大きいものは粗大ごみの市と、家庭ごみの北九州市がある
・ホーロー・土鍋・ガラスのふたは、フライパンと区分が変わる市がある
古いフライパンを手放すときは、自分の市の区分名で分別辞典を引き、取っ手を除いた長さを測ってから出しましょう。
※各市の出し方は2026年9月30日に確認した公式サイトの内容です。地区や集合住宅で別の決まりがある場合は、その決まりに従ってください。

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