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包丁の捨て方危険の表示は政令市20市中12市

  • 2026.9.30

包丁を捨てるとき、紙で包んで何と書く? 政令指定都市20市の公式サイトを確かめると、キケン・危険の表示を案内する市は12市、品名を書く市を合わせると16市でした。何ごみの日に出すかも、燃やさないごみ・金属・ふだんのごみ・拠点回収と市でばらばら。はさみやカミソリとの違いもまとめました。

切れなくなった包丁や、刃の欠けたはさみ。買い替えたあと、どう捨てればいいか迷ったまま引き出しに残っていませんか。包丁の捨て方は市ごとに決められていて、「何ごみの日に出すか」も「紙で包んだあと何と書くか」も、市によって違います。
そこでweboo編集部で、政令指定都市20市の公式サイトを2026年9月30日に確かめ、金属製の包丁の出し方を比べました。
・「キケン」「危険」の表示を案内する市は20市中12市
・品名・中身を書く市を合わせると16市。表示の記載がない市は4市
・紙などで包む案内は20市すべて
・出し先は5通り。金属の回収に出せない市も
・はさみ・カミソリ・セラミック包丁は包丁と同じとは限らない

包丁を包んだあとの表示 「キケン」「危険」は20市中12市

包丁を紙で包んだあと、袋などに書く(貼る)言葉は、市によって違います。20市の案内を、書くように指示された言葉で分けました。
「キケン」と表示:4市
・札幌市:指定ごみ袋に「キケン」と表示
・名古屋市:「キケン」と表示
・大阪市:「キケン」と表示
・神戸市:指定袋に「キケン」と貼る
「危険」と表示:6市
・仙台市:指定袋に「危険」と表示
・千葉市:「危険」と表示のうえ指定袋に
・新潟市:【危険】と表示
・広島市:じょうぶな袋に入れて「危険」と書いて出す
・福岡市:「危険」と表示
・熊本市:「危険」と表示
品名と「キケン」を合わせて表示:2市
・川崎市:「包丁キケン」などと表示
・堺市:袋に「金属キケン」と貼り紙等でわかるように表示
品名・中身を書く:4市
・さいたま市:「包丁」と書いて出す
・横浜市:品名を表示する
・相模原市:包丁が入っていることを表示する(分別検索サイトの案内。10月からの冊子の包丁の欄には記載なし)
・浜松市:中に入っているものが何か書く(やさしい日本語のページの案内。分別品目一覧の包丁の欄には記載なし)
表示の記載なし:4市(静岡市・京都市・岡山市・北九州市)
「表示の記載なし」は、公式サイトの包丁の案内に表示の指示が見当たらなかったという意味で、「書かなくてよい」と書かれているわけではありません。この4市も、包丁を紙などで包むことは案内しています。
カタカナの「キケン」か漢字の「危険」かも市で分かれ、横浜市は「キケン」「危険」ではなく品名を表示するよう案内しています。堺市は小型金属の袋に「金属」と表示する決まりがあり、包丁などの刃物のときは「金属キケン」です。

出典 weboo.link

包丁は何ごみ? 政令市20市で出し先は5通り

次は出し先です。金属製の包丁をどの収集・回収に出すのかで、20市を5つに分けました。区分の名前は、各市の公式サイトの表記のままです。
① 燃やさない・埋め立てるごみの区分:10市
・札幌市「燃やせないごみ」
・さいたま市「もえないごみ」
・千葉市「不燃ごみ」
・新潟市「燃やさないごみ」
・浜松市「もえないごみ」
・名古屋市「不燃ごみ」
・神戸市「燃えないごみ」
・岡山市「不燃ごみ」
・福岡市「燃えないごみ」
・熊本市「埋立ごみ」
② 金属・資源の区分:4市
・横浜市「小さな金属類」
・川崎市「小物金属」
・堺市:小型金属(家電製品を除く)
・広島市「資源ごみ」
③ 家庭ごみ・普通ごみなど、ふだんのごみ:4市
・仙台市「家庭ごみ」
・相模原市:一般ごみ(10月1日から名称が「燃やすしかないごみ(一般ごみ)」)
・大阪市「普通ごみ」
・北九州市「家庭ごみ」
④ 申し込み制の収集:1市
・静岡市「不燃・粗大ごみ」
静岡市は、葵区(安倍6地区を除く)・駿河区・清水区では申し込みが必要な戸別収集で、安倍6地区だけは集積所収集(申し込みは不要)です。
⑤ 拠点回収が基本:1市
・京都市:拠点回収(回収拠点への持込みが難しい場合は「燃やすごみ」)
京都市は、包丁を区役所・支所などの拠点回収へ厚紙等に包んで持ち込むよう案内しています。小型金属類の案内の図では、「回収拠点への持込みが難しい場合は」厚紙などで全体を包み、ごみ袋の中央に入れて「燃やすごみ」に出すよう示しています。手作業で収集しているため、危険のないよう包んで出すよう呼びかけています。
同じ「燃やさないごみ」の仲間でも、札幌市は「燃やせないごみ」、新潟市は「燃やさないごみ」、神戸市・福岡市は「燃えないごみ」、さいたま市・浜松市は「もえないごみ」、千葉市・名古屋市・岡山市は「不燃ごみ」、熊本市は「埋立ごみ」と、呼び方が違います。カレンダーやアプリで探すときは、自分の市の呼び方で確かめましょう。

出典 weboo.link

金属だから金属回収へ、とは限らない

包丁は金属でできていますが、金属の回収に出せるとは限りません。金属・資源の区分に出すのは横浜市・川崎市・堺市・広島市の4市です。
一方、札幌市・静岡市・大阪市・北九州市の4市は、包丁を金属・資源の回収には出せない(出さない)と公式サイトに明記しています。
・札幌市:小物金属類回収の対象外の例に「のこぎり、包丁などの危険物」
・静岡市:刃物類は小物金属類の回収では出せず、不燃・粗大ごみへ
・大阪市:資源ごみの対象外として「包丁やはさみ・千枚通し等の鋭利なもの」。「リサイクルできないほか、作業に支障をきたしますので」普通ごみへ
・北九州市:小物金属の回収ボックスには出せないものとして「包丁、カッターなどの刃物類」。新聞紙などに包んで家庭ごみへ
京都市は、集積所の資源ごみには出さず、区役所・支所などの拠点回収(資源物の回収)へ持ち込むよう案内しています。
金属・資源の区分に出す市でも、横浜市は「刃物など収集の際に危険なもの」は紙で包み、品名を書いて出すよう案内しています。

包む理由は収集する人のけが 大きさの決まりも確認

紙で包む案内は、20市すべてにありました。包む紙の書き方も「厚紙」「厚手の紙」「丈夫な紙」「新聞紙」などさまざまです。
千葉市は、包丁やカッターなどの鋭利な刃物について、次のように説明しています。
「そのままの状態で袋に入れると、袋が破れてごみが飛散したり、収集作業員がけがを負う恐れがあります。」
相模原市も、10月からの冊子で「包丁など刃物」の出し方と並べて、「危険なごみを出される際は注意してください!」「収集作業員のけがの原因になります。出し方を守ってください。」と呼びかけています。
大きさにも決まりがあります。横浜市は包丁の出し方に「柄を含めずに30cm以上のものは粗大ごみへ」と書いています。川崎市は、30cm未満は小物金属、30cm以上は粗大ごみで、調理器具は取っ手を含まずに測るとしています。札幌市は「指定ごみ袋に入り、口をしっかり縛ることができれば」燃やせないごみ、千葉市は指定袋に収まらないもの・口を結べないものは粗大ごみになるとしています。長い刃物を出すときは、自分の市の大きさの決まりも確かめましょう。

はさみ・カミソリ・セラミック包丁は区分が分かれる市も

包丁と同じ刃物でも、品目によって区分が変わる市があります。
・北九州市:包丁は家庭ごみ、はさみは小物金属(回収ボックスへ)
・広島市:包丁・はさみは資源ごみ、かみそりの刃・カッターナイフの刃は不燃ごみ
・横浜市:金属製の包丁は小さな金属類、セラミック製は新聞紙等に包み燃えないごみ
・名古屋市:金属製のかみそりは不燃ごみ、プラスチック製は可燃ごみ
・福岡市:本体が金属製のカミソリは燃えないごみ、プラスチック製は燃えるごみ(刃はついたままでかまわない)
包丁以外の刃物も、袋に入れる前に自分の市の分別辞典で品目ごとに引いてみてください。

包丁を出す前に確かめたい4つ

包む、表示する、区分を確かめる。袋に入れる前に見直したい点を4つに絞りました。
1. 刃をむき出しのまま、ごみ袋に入れる
→ 20市すべてが紙などで包むよう案内。千葉市は収集作業員のけがのおそれを明記
2. 金属だからと、金属・資源の回収に出す
→ 包丁は金属の回収に出せないと明記する市も(札幌・静岡・大阪・北九州)。京都市は拠点回収へ
3. 何と書くか確かめずに、表示を自己流にする
→ キケン・危険の表示は12市。品名を書く市や、書き方の決まった市も
4. はさみ・カミソリも包丁と同じ区分だと思い込む
→ 北九州市のはさみ、広島市のカッターの刃などは包丁と区分が違う

出典 weboo.link

よくある質問

包む紙は新聞紙でもいい?

横浜市・岡山市・広島市・北九州市は「新聞紙等」「新聞紙など」、札幌市・川崎市は「厚紙」、名古屋市・熊本市は「丈夫な紙」、福岡市は「厚い紙」と、市で書き方が違います。千葉市はFAQで「新聞紙などで鋭利部分を覆い」としています。自分の市の書き方に合わせ、刃が紙を破って出ないように包みましょう。

ほかのごみと同じ袋に入れていい?

仙台市は、包丁を包んだあと「指定袋には他の家庭ごみと一緒に入れられます」としています。神戸市も、包丁などを紙にくるんで指定袋に「キケン」と貼る案内のあとに、「他の燃えないごみと別袋にする必要はありません」としています。一方、横浜市は小さな金属類を「缶・びん・ペットボトル」の袋とは分けて出すよう案内するなど、袋の決まりは市で違います。

セラミック包丁は?

横浜市は、セラミック製の包丁を新聞紙等に包んで燃えないごみに出すよう案内しています(金属製は小さな金属類)。静岡市は、セラミック包丁も金属の包丁と同じ不燃・粗大ごみです。素材で区分が変わる市もあるので、分別辞典に「セラミック」の項目があるか確かめてみてください。

まとめ 包丁は包んで、自分の市の言葉で表示

最後に、20市を比べてわかったことを並べます。
・紙などで包む案内は20市すべて。千葉市・相模原市は収集作業員のけがのおそれにふれている
・「キケン」「危険」の表示は12市、品名・中身を書く市を合わせると16市
・出し先は5通り。金属・資源の区分に出す市は4市、金属の回収には出せないと明記する市も4市
・はさみ・カミソリ・セラミック包丁は、包丁と区分が違う市がある
包丁を買い替えたら、古い包丁はこの機会に自分の市のルールで手放しましょう。
※20市の内容は2026年9月30日時点の各市公式サイトによります。マンションの管理規約や地区の決まりがあれば、そちらを優先してください。

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