1. トップ
  2. センスのいい家族が暮らす家【vol.33 アーティでシックなムードの家・黒石さん邸】 | HugMug

センスのいい家族が暮らす家【vol.33 アーティでシックなムードの家・黒石さん邸】 | HugMug

  • 2026.9.29
HugMug

インテリアへの強いこだわりを手放し、「子どもが主役の空間」へと舵を切った黒石さん。夫婦だけの時期と子育てが始まった現在とでは、同じ住まいとは思えないほど変化したそうです。かつては理想のインテリアを追い求めた時期もありましたが、今では「子どもが伸び伸び遊べる快適さ」が最優先。そんなお子さんのすくすくとした成長に伴い、住まいはいよいよ次のステップへ。近々完成予定のマイホームに向けて、新たな準備が進んでいます。profile

HugMug

黒石奈央子さん&ジョーくん『アメリ』『アメリヴィンテージ』『my little bugs』ディレクター2014年にオリジナルブランド『アメリ』やヴィンテージアイテムを取り扱うセレクトショップ『アメリヴィンテージ』を立ち上げ、最高経営責任者兼ディレクターを務める。代官山の路面店とルミネ新宿2の店舗をはじめ、現在、国内に全5店舗(代官山・新宿・ 心斎橋・名古屋・大阪)を構える。岩渕氏とともにキッズブランド『my little bugs』を9月に始動。
Instagram:@mylittlebugs.official

Instagram
HugMug

FAMILY:3人(パパ・ママ・長男2歳)
HOUSE TYPE:マンション
HOUSE DETAIL:居住歴5年/2LDK
AREA:東京都

こだわりの住まいについて

息子の快適さを第一優先に自分が好きなものを散りばめた空間

5年ほど前にこの家に引っ越してきたという黒石さん。前の家は吹き抜けの天井などインテリア的にはとても気に入っていたが、あくまでもひとり暮らし用の家。部屋数が少なかったので、結婚を機に2LDKであるこの家に引っ越しを決めたそう。「ふたりで暮らしていたときと、子どもが生まれてからの今、もう全然別の家って感じです(笑)」そう彼女は笑う。子どもができても大好きなインテリアにはこだわりたいと抗っていた時期はすぐに終わり、今は子どもがいかに楽しく過ごせる快適な空間であることを大切にしている。そして子どもが育ってくるにつれ、また次のステージへ。現在は新しい家を建築中とのこと。

DINING

HugMug

友人がたちが集まる大きなダイニングテーブルが主役

元々のグレーを基調としたこの家の雰囲気に合わせたインテリアに。「ウッドの色をオークウッドにしたり、グレーシックにまとめました。大きめの植物を置いていましたが、今はそれも隅に寄せられ……(笑)、極力シンプルにまとまりました。でも結果それがグレーな雰囲気と合っている気がしています」ダイニングテーブルに座ると目に入る棚には、黒石さんが好きなものが並んでいる。引越しの際にまず最初に購入を決めたというダイニングテーブルは『GERVASONI』。友人がよく遊びにくるので8人くらい座れる大きめサイズを探していたそう。

HugMug
HugMug

「花器はずっと集めています。千駄ヶ谷の『CEROTE ANTIQUES』をよくチェックしています。集めていたときはカラフルなものが特に好きでしたが、今は土っぽい色の方が気分です。キャンドルも好きで、海外で買ったりいただいたものが多いです」そして、ダイニングルームの棚だけでなく、家の飾り棚すべてに並ぶのは人の造形の置物。「人っぽいモチーフ、手や体のモチーフなどがすごく好きで、出会ったら買ってしまうんです。この白い顔モチーフの置物は『birbira』という日本の作家さんのブランドです」

HugMug

ダイニングルームの棚の上にも顔モチーフ。「これは韓国旅行のときに買ったものです。ブランドにこだわるというより、人モチーフの置物に出会うともう立ち止まってしまって」家の基調となっているシックなグレーと黒がすんなりマッチしながらも、モチーフが顔であることでクールになり過ぎない。

HugMug

『カール・ハンセン』で仕事をしているお姉さんに見つけてもらい購入したというキッズチェア。友だちの家で見て、この美しいデザインやレザー使いなどにひと目惚れ。「私だけでなく息子もとっても気に入っています」

HugMug

キッチンにあるつくり付けの棚には、バカラやヴィンテージなど大切にしている食器や花器が並ぶ。集めてきたものや結婚時にいただいたものも多く、目に入ると嬉しいスペースに。

HugMug

「ダイニングチェアはヴィンテージの椅子を用意したのですが、レザーが破れてしまって使えなくなり、このテラス用の椅子を急遽使ってみたら高さなどもちょうどよくてそのまま使っています」

ATELIER SPACE

HugMug
HugMug

ダイニングの隣にはアトリエスペース。つくりつけの棚にはお気に入りの写真集や、愛する手のモチーフ置物も。「仕事用デスクと在庫などが置かれた小さなスペースですが、ガラス張りなので家の様子がわかり、子育てには最適です。ただ、こちらの姿も見えるので、ジョーがすぐに入ってきて膝に乗ってくるので、仕事はなかなか捗りませんが(笑)」

HugMug

「大きいクリアのフレームやオブジェのような存在感に惹かれてすぐ購入しました。この家に引っ越すタイミングに、アートを飾りたいと思い、信頼しているギャラリーに伺って家中のアートを買い揃えさせていただいたのですが、どれも気に入っています。下のベンチは、『Rakuten』で購入しました。ただ、木の色がもっと薄めの茶色だったので、家に合っていなかったんです、ベランダでニスを塗って濃いブラウンに仕上げたらマッチしました。盆栽は一度枯れたのですが、復活して、がんばって天塩にかけて育てています」

LIVING ROOM

HugMug
HugMug
HugMug
HugMug

キッズスペースと化したリビングは家族が集まり楽しみ寛ぐ場所

ダイニングルームとベッドルームの間には、日当たりのよい明るいリビングルームが広がる。夫婦ふたりの頃は大きなソファとお気に入りの椅子が置かれたリラックスできる場所だったが、今ではジョーくんのオモチャや滑り台、絵本が置かれたキッズスペースに。「ぜひビフォアアフター見ていただきたいくらい、全然違うスペースとなりました(笑)。子どもが楽しく遊べる心地いい空間をつくるということがメインに。息子が育ったらいつかこんな時期も終わってしまうので、今はこの感じを楽しめばいいと思っています。私が気に入っていた家具は、ガラスのテーブルなど危ないものばかりだったのですべて撤去して、ここにはふわふわな痛くないものばかりに。ジョーが大好きな恐竜や絵本などすべてがここにあるので、基本的に家族はここでくつろいでいることが多いです」

HugMug
HugMug

『Time & Style』で購入したソファはゆったりとした3シート。「私はスチール、シルバーの素材感が好きなのですが、このソファは真鍮の脚にひと目ぼれ。ただ、ゴールドカラーのままだとわが家には合わないのでインテリアデザイナーの方に相談してシルバーに塗装してもらったんです。とても気に入っています。ジョーが育ってきたらちょっとこれだと狭いかなぁと思っているので、引越しの際には変えたいと思っています。ソファ上の絵は『菅井汲さん』の作品。ちょっと和テイストでシックなので、家の雰囲気ととてもマッチしていると思っています」

HugMug

最近購入したという『エルメス』のオモチャボックスには、ジョーくんがお気に入りのぬいぐるみが詰まっている。大容量でシンプルでありながらも、インテリアにもすんなりマッチするのはエルメスだからこそ。

HugMug

「本を読む子に育って欲しい。だから本という存在が身近にあって欲しいと思っているんです。英語も学んで欲しいと思っているので、英語の絵本も置いてあります」そういう思いがある黒石さんは、『HOPPL』の絵本棚もリビングのジョーくんがすぐに手に取りやすい場所に置いている。

HugMug

リビングの端に置かれた『IKEA』のカートにはジョーくんのものが集結されている。「着替え、オムツ、お風呂セット、薬などなど全部ここで完結するようになっています。先輩ママからこれはすごく便利だから買ったほうがいいと聞いていて、すぐ買いました。ここに全部集めておけば、“あれどこだっけ?”と焦ることもなく、夫婦で違う場所に置いてしまうこともなく、とても便利です」

HugMug

「ふたり暮らしのときはリビングにはガラスのテーブルがあったので、それに合わせて買った『コルビジェ』の椅子は隅に置いてあります(笑)。ゆったり座る時間なんてないけれど、でも目に入るだけで嬉しくなる美しさ。とても気に入っている『RISPAL』のランプもジョーにぱんぱんと叩かれるので、隅へ。この家に引っ越してくるとき、ヴィンテージのお店をいくつかまわっているときに出会いました」

HugMug

『N2 interior』のサイドテーブルには好きな写真集を置いています。「以前はゴールドが好きだったんです。ここに引っ越してきてからすっかりシルバー派に。壁がグレーということもありますが、けれど実際にシルバーって何にでも合わせやすい色なんですよね。このサイドテーブルも攻めているようで、意外と馴染んでしまうという。インテリアだけでなくファッションでもシルバーが好きになりました」

HugMug

リビングの一番奥にある作り付けの棚にも好きなものが並ぶ。「アートはインプレッションを重視します。今は和モダンな気分なので、棚に並ぶ花器も土っぽいものがメイン。一番上段の顔モチーフも『Birbira』。その下の段にも顔モチーフが並んでいますが、たまたまLUMINEを歩いていたときに出会って購入したもの。本当に顔モチーフは出会ったら買ってしまっています」

BED ROOM

HugMug

ベッドルームだけは特別。他の部屋とは違って“心地よさ”を重視した空間に

壁や木材の色味に合わせて、家全体はシックにまとめていてもベッドルームだけは別。心地よさを重視した空間を心がけているそう。「やっぱり眠る場所なので、シックじゃなくていいと思っていて、落ち着いた空間に。『フランスベッド』のベッドやヴィンテージのサイドテーブルの木材も、ほかの部屋に比べて明るい色味を選んでいます。3人で眠るには手狭だけれど、これも引っ越すまでのいい思い出に。ベッド上のアートは『リヒト』というアンティークショップで購入しました」

HugMug

『Stokke』のベビーベッドはデザインはもちろん機能性も気に入っている。「サイズを変えることができて、これは最大限大きなサイズ。赤ちゃんのときはもっと小さなサイズで、高さも変えられるので、子どもが小さい頃のサイズ感がどんどん変わっていく時期にぴったりだと思います。成長に合わせて変貌自在なので」

HugMug

つくり付けの棚には香水瓶などが並ぶ。「香りのものがほとんどです。自分で購入したものもありますが、香りが好きだと公言しているので、いただきものも多いですね。『Maison Margiela』の香水『レプリカ』が好きで、オードトワレだけじゃなくキャンドルなども揃えています」アートやヴィンテージ家具などに興味があり揃えてはいるものの、今はジョーくんが中心。「いつか息子中心でインテリアを決める時期も終わってしまうのなら、今は息子優先で、また時期が来たらインテリアを自由に楽しめばいいと思っているんです」と笑顔で話す黒石さんの言葉通り、ジョーくんが心地いいことが最優先となっている今の家。「子どもが生まれてインテリアはもちろん、時間の使い方も変わりました。18時までには必ず仕事を終えてジョーを迎えにいく日々です。やってみたら意外と苦ではなくて、終わり時間が決まっている方がいいのかもと思うくらい」そう笑顔で話す彼女は今、新居を建築中。「息子が心地よいという最優先は変わらず、友人たちを招くこともできて、好きなアートや家具も置けるような家になる予定です」黒石さんが一からつくる家は、ジョーくん優先は変わらず、大人も満足できるグッドバランスの空間が実現するはず。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ