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新築祝いで見た子ども部屋が…6畳2つの広い部屋を選んだ30代夫婦→2年後に気づいた“思わぬ盲点”

  • 2026.10.18
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、元注文住宅営業マンのホリカワです。

家づくりの打ち合わせで「子ども部屋は広い1部屋にして、あとで壁をつくれば2部屋になります」と提案されることがあります。ライフステージの変化に合わせた考え方です。

ただ、仕切ったあとの片側に窓やコンセントが寄っていると、壁を足すだけでは快適な2部屋になりません。知人の家で見たことをもとに、建てる前の確かめ方を紹介します。

新築祝いで見た子ども部屋

15年ほど前、住宅営業をしていたころ、知人の新築祝いに招かれました。30代前半のご夫婦と、幼稚園に通う女の子2人の4人家族の家です。

子ども部屋は間仕切りのない1室で、「営業担当のすすめでこうした」といいます。「子どもたちが小学生になったら、壁をつくる予定」だそうです。

6畳を2つ合わせたくらいの部屋で、壁ができる予定の位置に立ち、左右を見比べてみました。

すると、両側の腰高窓(腰の高さあたりに付く窓)は大きさが違っていて、片側の部屋はコンセントも足りないように見えました。

それを見て、何となく不安になりました。けれど、お祝いの席で新築に不安を持ち込むのも無粋だと思い、「いいね、素敵な家だね」とだけ伝えて、その日は帰りました。

結局、その家はどうなったのか。2年後に訪ねると、子ども部屋はワードローブで仕切られていました。「壁つくらないの?」と聞くと、想像していた回答が。

やはり「コンセントを新設しないといけない」「片方の部屋が暗くなることがわかったので、今は天井付近から光が通るように背の低い家具で仕切っている」とのことでした。

ご夫婦はあまり気にしていない様子でしたが、仕切ったあとの2部屋を、建てる前に図面で確かめる機会はなかったのかな、と不思議に思った記憶があります。

仕切ったあとの条件は、同じになるとは限らない

広い1室のうちは、窓が2つと、コンセントが数か所あれば十分に見えるかもしれません。しかし、仕切ったあとにできる部屋同士の条件が同じになるとは限りません。

コンセントは、合計の数より振り分けが重要になります。日本電気協会の内線規程(電気設備の民間規格)では、目安を4.5~6畳の居室で3か所、10~13畳で6か所としています。

たとえば12畳に6か所あっても、4か所が片側に寄っているなら、仕切ったあと、一方は6畳の目安より1か所少ない2か所になってしまいます。

窓も、幅が違えば入る光の量が変わります。方角や周りの建物にもよりますが、窓が小さい側は暗く感じやすくなります。

兄弟姉妹で使うなら、これらの差が不公平さを感じるきっかけになることもあります。

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建てる前に、仕切ったあとを確かめる

どうすれば、仕切ったあとの左右の不均衡を防げるでしょうか。

仕切ったあとの左右の設備を数える

子ども部屋をあとで仕切る前提なら、本来、建築会社は仕切ったあとの2部屋の条件がそろっているかまで示すのが望ましいです。

一方で、施主にもできることがあります。打ち合わせで図面を見ながら、「仕切ったあと、同じ条件になる?」と聞いておきましょう。

具体的には、間仕切壁の位置に線を入れ、左右の部屋ごとに「窓・コンセント・照明・ドア」を数えてみてください。窓は大きさも見比べましょう。

仕切る場所を、年齢差に合わせて選ぶ

子ども部屋を2部屋に仕切る以外の方法もあります。子ども部屋の1つは個室に、もう1つは主寝室とつなげておくのです。

小さいうちは個室を書斎に。上の子の部屋が要るようになったら個室を渡し、下の子のときに主寝室との間を仕切ります。こうすれば、よりライフステージに対応しやすくなります。

主寝室と子ども部屋は使用目的が違うので、左右をそろえなくてもOK。それぞれに合った窓・コンセント・照明・ドアがあれば済みます。

年の近い兄弟姉妹や、親の就寝時間が遅い家族には、子ども部屋同士を仕切る形が向くこともあります。選択肢の中から、家族に合った形を選びたいですね。

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図面に1本線を引いてみる

子ども部屋をあとで仕切るなら、リフォームの日は壁を1枚立てるだけで済むようにしておきたいものです。子どもに年齢差があるなら、その差も織り込んで計画しておきましょう。

図面ができあがったら、間仕切壁の位置に鉛筆で1本線を引き、左右の窓・コンセント・照明・ドアを数えてみてください。壁を立てる日の部屋の姿が、見えてくるはずです。

参考:電気の基本:コンセント(パナソニック)


ライター:ホリカワ ダット
注文住宅の建築会社に営業職として従事したあと、SEOライターとして独立。500組以上の家づくり相談に携わった経験をもとに、「マイホーム取得を少しでもラクに」をテーマに、住宅ジャンルの記事を幅広く執筆中。インテリアコーディネーター/1級カラーコーディネーター(商品色彩)資格保有。


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