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「あなたの家って昼間静かよね」通り道ではない自宅前を何度も通っていたママ友に、私がゾッとした理由

  • 2026.9.28

帰り道で増えていった質問

下の子を妊娠していたころ、上の子のお迎えは体調と相談しながらの毎日だった。

同じクラスのママ友とは帰り道が途中まで一緒で、子どもたちを先に歩かせながら二人で話すことがよくあった。

ある日の帰り、ママ友がお腹のあたりに目をやって聞いてきた。

「最近どう?無理してない?」

「日によってはしんどくて。家事まで手が回らないこともあるんだよね」

軽い気持ちでこぼすと、ママ友も自分の家の話をしてくれた。

「うちは夫が家事を全部やってくれるから、かなり助かってるよ」

「いいなあ。うらやましい」

そこから、なぜか質問が続いた。

「洗濯って朝?夜?」

「夕飯は何時ごろから作るの?」

掃除機をどの部屋からかけるのかまで聞かれたが、そのときは妊娠中の私を気にかけてくれているのだと思い、特に深く考えずに答えていた。

ところが、それからも会うたびに、宅配は何時ごろ来るのか、上の子は何時ごろ昼寝をするのかと、家での過ごし方を細かく聞かれるようになった。

さすがに答えづらくなり、私は曖昧に笑って流すことが増えていった。

通り道ではないはずなのに

秋に入ったころ、いつもの帰り道で信号を待っていると、ママ友が何気ない調子で言った。

「あなたの家って、昼間静かよね」

一瞬、何を言われたのか分からなかった。

「え?」

するとママ友は、同じ言葉をもう一度口にした。

「あなたの家って、昼間静かよね」

「どういうこと?うちの前、通ったの?」

「うん。この前、近くを通ったの。窓が開いてたけど静かだったから。前にも一度通ったことあるよ」

ママ友はいつもと変わらず、にこやかに笑っていた。

けれど、うちはママ友の普段の通り道ではない。園からも駅からも反対側で、わざわざそちらへ行かなければ家の前を通ることはない場所だった。

もちろん、近くを通る用事があっただけかもしれない。

それでも、それまで何度も聞かれていた家事の時間や家での過ごし方まで思い出すと、急に落ち着かない気持ちになった。

その夜、夫に帰り道での会話をそのまま話した。

「今日、『あなたの家って昼間静かよね』って言われたの。前にも家の近くを通ったことがあるって」

夫も少し驚いた顔をした。

「あそこ、いつもの帰り道じゃないよね」

「うん。だから、ちょっと気になって」

ママ友が何かをしてきたわけではない。家に入ってきたこともなければ、嫌なことを直接言われたわけでもない。

それでも私は、それまで気軽に答えていた家の中の話を、もう細かく話すのはやめようと思った。

それからは昼間も窓を閉め、洗濯物も部屋の中に干すようになった。体調や家事について聞かれても、詳しくは答えないようにしている。

今朝も園の門の前でママ友に会った。彼女はいつもと変わらない明るい声で、にこやかにあいさつをしてきた。

私も普通にあいさつを返した。ただ、以前のように家のことまで話すことはなくなった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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