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「こんなやばい人初めて見た」レストランで私を罵倒した客。だが、帰り際、娘さんが残した一言

  • 2026.9.27
「こんなやばい人初めて見た」レストランで私を罵倒した客。だが、帰り際、娘さんが残した一言

席に着いたときから険しかった表情

平日の昼、レストランのホールでパートをしていた私は、窓ぎわのテーブルを担当しました。

そこに座ったのは、年配の女性と娘さん夫婦、それに小学生くらいの男の子の4人でした。

年配の女性は席に着いたときから眉間にしわを寄せ、メニューをめくる手つきにもどこか苛立った様子がありました。

隣に座る娘さんも、時折その表情を気にするように見ていました。

少しして、私はテーブルへ声をかけました。

「ご注文、お決まりでしょうか」

すると年配の女性は、すぐに顔を上げました。

「まだ見てるから。ちょっと待って」

「失礼いたしました」

私はいったん下がり、注文を受けたあと、できあがった料理を順番に運びました。

最初の皿を並べ終えたときです。年配の女性が私の顔を見上げ、突然言いました。

「あんた、大丈夫?動きもとろいし、こんなやばい人初めて見た」

思いがけない言葉に、一瞬返事が遅れそうになりました。それでも私は頭を下げました。

「申し訳ありません。気をつけます」

ところが次の皿を運んだときにも、女性は私の手元を見ながら、また同じような言葉を口にしました。

胸の奥が重くなりましたが、言い返すわけにもいきません。私は取り皿を補充し、水が減っていれば注ぎ、男の子のジュースも料理と合わせて運びました。

できることを、いつも通り続けようと思いました。

娘さんが母親にかけた言葉

食後のコーヒーを運んだときでした。

カップを並べ終えると、年配の女性がまた何か言おうとしました。そのとき、娘さんが母親の腕にそっと触れました。

「お母さん、それは言いすぎだよ」

「何よ。私は本当のことを言ってるだけでしょ」

娘さんは少し困ったような顔をして、母親を見ました。

「でも、ずっと丁寧にしてくれてるじゃない。もうやめようよ」

向かいに座っていた娘さんのご主人も、黙ってうなずきました。

年配の女性は何か言い返しかけましたが、そのままコーヒーカップへ視線を落としました。それからは、私に何か言ってくることはありませんでした。

会計を終え、家族が出口へ向かったあと、娘さんだけが少し戻ってきました。

「さっきは、母がすみませんでした」

そう言って頭を下げたあと、少し間を置いて続けました。

「でも、私たちは気持ちよく食事できました。ありがとうございました」

張りつめていた気持ちが、ようやく少しほどけました。

「ありがとうございます。そう言っていただけてうれしいです」

出口のほうを見ると、年配の女性が家族と一緒に待っていました。私と目が合うと、小さく会釈をして、そのまま店を出ていきました。

席の片づけに戻ると、近くにいたパート仲間が声をかけてくれました。

「大丈夫だった?」

「うん。ありがとう」

きつい言葉はしばらく耳に残りました。それでも、同じテーブルにいた娘さんが一連のやり取りを見ていてくれたことが、私には救いでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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