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「結婚したら、仕事を辞めて専業主婦になろうと思ってる」夫と相談して退職した妻。だが、外食時の夫の発言に幻滅した瞬間

  • 2026.9.23

付き合っていたころは、いつも半分ずつだった

夫と付き合っていたころ、デート代はいつもきっちり半分ずつにしていた。

平等な関係がいいと言い出したのは私のほうで、当時は私も正社員として働いていたから、それが自然だった。

結婚が決まったころ、私は以前から考えていたことを夫に話した。

「結婚したら、仕事を辞めて専業主婦になろうと思ってるんだけど」

少し緊張しながら伝えると、夫はすぐにうなずいた。

「うん、いいよ。家のことをやってもらえるなら、俺も助かるし」

その言葉に安心し、私は春に退職した。

新しい部屋で暮らし始めてひと月ほどたった週末、二人で近所のレストランへ出かけた。

食事を終えて伝票が届くと、夫は財布を開きながら何気なく言った。

「外食代、半分出して」

私は思わず夫の顔を見た。

「え?私、もう仕事辞めてるよ。今は収入ないんだけど」

夫も一瞬きょとんとした顔をした。

「でも、今までずっと半分ずつだったじゃん」

「それは私も働いてたからでしょ」

そう返しても、夫はまだ腑に落ちない様子で伝票を見た。

「うーん…でも、外食代は半分出してよ」

同じことをもう一度言われ、私は言葉に詰まった。

店内も混んでいたので、その場で言い合いになるのは嫌だった。私は独身時代の貯金から自分の分を出し、夫に渡した。

私が見せたのは、結婚前のメッセージ

帰り道、私はほとんど口をきかなかった。

夫が何度かこちらを気にしていたが、私は「家に帰ってから話したい」とだけ伝えた。

帰宅してから、私は夫の隣に座り、スマートフォンで結婚前のメッセージをさかのぼった。

「これ、覚えてる?」

画面には、式場を探していたころに夫から送られてきた文章が残っていた。

「専業主婦でいいよ。生活費は俺が出すから」

夫は画面を見たまま黙り込んだ。

しばらくして、小さく息を吐いた。

「……そうだった。俺、自分でこう送ってたな」

「私、この言葉があったから、仕事を辞めても大丈夫なんだと思ってたんだよ」

「ごめん。付き合ってたころ、ずっと割り勘だったから、その感覚のまま言っちゃった」

「割り勘が嫌だったわけじゃないよ。でも、今は前と同じじゃないでしょ」

「うん…そうだよな。俺が何も考えてなかった」

夫は財布を取り出し、私が渡した分と同じ額を差し出した。

「今日の分、返す。ごめん」

私は「うん」とだけ答えて受け取った。

お金のことを、初めてきちんと話した

その夜、私たちは外食代だけでなく、これから家のお金をどう考えるかについて話した。

付き合っていたころと結婚後では、二人の収入も生活も変わっている。それなのに、お互い「分かっているはず」と思い、きちんと話していなかったことに気づいた。

話の最後に、夫が言った。

「月に一回くらい、家計のことを話す日にしようか」

「うん。そのほうが私も安心する」

夫はカレンダーを開き、月末の日曜日に小さな印をつけた。

今振り返ると、夫は交際中の習慣をそのまま続けてしまっただけだったのだと思う。

生活が変わったときほど、「言わなくても分かる」と思わず、お金のこともきちんと言葉にする必要があるのだと感じた出来事だった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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