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「今日は俺が出すよ」奢ると言った彼。だが、会計時の提案にイラッとした

  • 2026.9.22

店に入る前に彼が言ったこと

付き合って一年ほどになる彼と、平日の夜に食事へ出かけた日のことです。駅で待ち合わせをして店へ向かっていると、彼がふいに言いました。

「今日、俺が出すよ」

「え、いいの?」

「うん。たまにはね」

「じゃあ、お言葉に甘えようかな。ありがとう」

私は素直にそう答えました。

もちろん、最初から奢ってもらうつもりだったわけではありません。自分の分を払えるように財布も持っていました。それでも、彼からそう言ってくれたことはうれしかったのです。

席に着くと、彼はメニューを眺めながら迷っていました。

「これ、おいしそう。ちょっと高いけど、こっちにしようかな」

そう言って彼が選んだのは、私が頼んだものよりひと回り値の張る料理でした。

私はそれほどお腹が空いていなかったので、軽めの料理と温かい飲み物を注文しました。

食事を終え、二人でレジへ向かいます。

店へ来る途中で彼が「今日は俺が出すよ」と言ってから、まだ30分ほどしかたっていませんでした。

ところが、伝票を手にした彼は金額を確認すると、少し黙ったあとでこちらを見ました。

「…今日、割り勘でもいい?」

私は一瞬、聞き間違えたのかと思いました。

「え?割り勘?」

「うん。半分ずつでいいかなって」

払うこと自体が嫌だったわけではありません。

ただ、店に入る前には自分から「俺が出す」と言っていたのに、その話がなかったことのように変わっていることが引っかかりました。

レジの前で私が返した事実

私は財布を出しかけた手を止めて、彼を見ました。

「払うのはいいよ。でも、さっき『今日は俺が出す』って言ってたよね?」

彼は一瞬黙り、伝票を見直しました。

「あ…そうだった」

「まだ30分くらいしかたってないよ」

「ごめん。急に変えて悪かった」

私は少し迷ってから、気になっていたことをそのまま伝えました。

「奢ってほしいってことじゃないの。途中で変えるなら、普通にそう言ってくれればいいんだよ」

「うん。それはそうだね」

彼も気まずそうにうなずきました。

結局、その日は彼が自分の頼んだ料理の分を払い、私は自分の分を払いました。

店を出て少し歩いたところで、彼が口を開きました。

「さっきはごめん。出すって言っておいて、会計になって急に変えたのはよくなかった」

「うん。払うことより、そっちが気になった」

「次から、変えるならちゃんと言うよ」

「そうしてくれたらいいよ」

それ以来、彼が「今日は出すよ」と言ったあとで事情が変わったときも、会計の直前になって突然話を変えることはなくなりました。

後日、また二人で食事へ行ったときのことです。

店へ入る前、彼がこちらを見ました。

「今日は半分ずつにしようか」

「うん、それでいこう」

「了解」

ほんの短いやり取りですが、お金のことほど、曖昧にせず言葉にしたほうがお互いに気持ちよく過ごせるのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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