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ダイソーの結露対策グッズ7選 東京は10月30日から

  • 2026.9.21

窓の結露は、暖まった部屋の空気が冷えた窓ガラスに触れて水滴になる現象です。気象庁の日ごとの平年値から、室温20℃・湿度60%(露点12.0℃)を前提に対策を始める目安日を9都市で割り出しました。東京は10月30日ごろ。ダイソーで販売を確認できた7点(税込合計990円)と、貼る前の手順もまとめています。

窓の結露は、暖まった部屋の空気が冷えた窓ガラスに触れて、水蒸気が水滴になる現象です。東京都保健医療局の「健康・快適居住環境の指針」でも、「結露とは、空気が冷たい面(壁や窓ガラスなど)に触れて温度が下がり、空気中に含まれる水蒸気が水滴となって現れることをいいます」と説明されています。同じ指針に載っている平成28年度の都内アンケート(n=511)では、過去3年間に結露が発生した世帯は58.4%、そのうち発生場所が窓だけだった世帯が83.8%でした。起きる場所は、ほぼ窓です。
この記事でわかるのは次のことです。
・気象庁の日ごとの平年値から割り出した「結露対策を始める目安日」(9都市)
・結露シーズンが何日続くかと、テープの貼り替え目安との関係
・ダイソーで販売を確認できた結露対策グッズ7点(税込合計990円)
・同じ110円のテープでも、窓1枚あたりの金額が4倍変わる理由
・貼る前にやることの順番(7ステップ)
商品の価格はすべて税込で、2026年9月21日時点のものです。店舗での取り扱いは店によって異なる場合があります。

結露対策を始める目安日 東京は10月30日ごろ

結露グッズは「寒くなったら」買いに行くものですが、その「寒くなったら」がいつなのかは、気象庁が公表している日ごとの平年値(統計期間1991〜2020年・30年平均)と露点温度を組み合わせると、日付の形で見当がつきます。
ここでは前提を次のように置きました。
・部屋の条件は室温20℃・湿度60%
・このときの露点温度は12.0℃(Tetens式で計算し、気象庁「気象観測の手引き」の飽和水蒸気圧表と小数第1位まで一致することを確認しています)
・日最低気温の平年値が12.0℃以下になる最初の日を「対策を始める目安日」とする
この条件で9都市を計算すると、こうなりました。
・札幌 9月28日(その日の日最低気温の平年値 11.9℃)
・仙台 10月15日(その日の日最低気温の平年値 12.0℃)
・新潟 10月19日(その日の日最低気温の平年値 12.0℃)
・名古屋 10月29日(その日の日最低気温の平年値 11.9℃)
・広島 10月29日(その日の日最低気温の平年値 12.0℃)
・東京 10月30日(その日の日最低気温の平年値 11.9℃)
・大阪 11月7日(その日の日最低気温の平年値 11.9℃)
・福岡 11月10日(その日の日最低気温の平年値 11.9℃)
・鹿児島 11月17日(その日の日最低気温の平年値 11.9℃)
那覇は、日最低気温の平年値が年間を通じて12.0℃を下回らないため、この条件では該当する日がありません。
札幌の9月28日と鹿児島の11月17日では、50日の開きがあります。同じ「冬の前に」でも、支度を始める週はひと月半以上ずれるということです。

この日付には、はっきりした限界があります。窓ガラスの室内側の表面温度は外気温そのものではなく、外気温と室温の間の温度になります。ここで出しているのは「そろそろ結露が出はじめる時期」の目安であって、「この日から必ず結露する」という意味ではありません。平年値も30年間の平均なので、年によって前後します。目安日の1〜2週間前を「窓まわりの支度をする週」にしておく、という使い方が現実的です。

12.0℃という数字はどこから来るのか

露点温度は、空気を冷やしていったときに水滴ができはじめる温度のことです。気象庁の「気象観測の手引き」では、「空気を圧力を変えずに冷却していくと、大気中の水蒸気はある温度で飽和状態に達し、それ以上水蒸気の状態で存在できず、凝結を始め露を結ぶ。このときの温度を露点温度という」と定義されています。
室温20℃のとき、湿度によって露点温度はこう変わります。
・湿度40% → 露点6.0℃
・湿度50% → 露点9.3℃
・湿度60% → 露点12.0℃
・湿度70% → 露点14.4℃
湿度が50%から70%に上がると、露点は5.1℃も上がります。露点が高いということは、それだけ窓が冷えていなくても水滴がつくということです。加湿器を使っている部屋、洗濯物を室内に干している部屋、料理中のキッチンは、同じ室温でも結露が始まる時期が早くなります。
実際、湿度を70%(露点14.4℃)にして同じ計算をすると、目安日はこう前倒しになります。
・札幌:湿度60%なら9月28日 → 湿度70%なら9月17日
・東京:湿度60%なら10月30日 → 湿度70%なら10月18日
・大阪:湿度60%なら11月7日 → 湿度70%なら10月24日
・福岡:湿度60%なら11月10日 → 湿度70%なら10月24日
逆に、乾燥ぎみの湿度50%(露点9.3℃)なら、東京は11月13日まで下がります。同じ街でも、部屋の湿度がひと月ぶんの差を作ります。

こたつを出す日とは、基準が違うので日付も違う

weboo では以前、同じ気象庁の日別平年値から「こたつ・ホットカーペットを出す日」の目安も出しています。そちらは日最低気温の平年値が15℃を下回る最初の日が基準で、東京は10月16日でした。本記事の目安日(東京10月30日)とは2週間ほどずれていますが、これは矛盾ではありません。
・こたつの記事=体感として寒くなる日を15℃で線引きしたもの
・この記事=露点(12.0℃)を下回る日=水滴が出はじめる条件で線引きしたもの
見ている現象が違うので、基準の気温も日付も変わります。暖房を出す週と、窓に貼る週は別々にメモしておくと混乱しません。

結露シーズンは何日続くか 東京は181日

同じ条件(日最低気温の平年値が12.0℃以下)で、秋の初日から春に上回る日までを数えると、結露と付き合う期間の長さが出ます。
・札幌 9月28日〜6月5日=251日
・仙台 10月15日〜5月19日=217日
・新潟 10月19日〜5月12日=206日
・名古屋 10月29日〜4月28日=182日
・東京 10月30日〜4月28日=181日
・広島 10月29日〜4月26日=180日
・大阪 11月7日〜4月21日=166日
・福岡 11月10日〜4月18日=160日
・鹿児島 11月17日〜4月8日=143日
ここで面白いのが、はがせるタイプの結露吸水テープの貼り替えの目安が1シーズン=約180日だということです。広島180日、東京181日、名古屋182日は、この約180日とほとんど同じ。つまりこの地域では、シーズンの初日に貼れば、春に結露が終わるころが、そのまま貼り替え・はがす日になります。

一方で、札幌251日・仙台217日は約180日を大きく超えます。札幌なら71日ぶん足りない計算になるので、冬の途中で一度貼り替える前提で本数を用意しておくほうが現実的です。逆に鹿児島の143日、福岡の160日のように約180日より短い地域では、1本で1シーズンをまかなえる計算になります。
貼った日をスマホのカレンダーに入れておくと、貼り替えもはがし忘れも防げます。

ダイソーで買える結露対策グッズ7選 合計990円

ダイソーネットストアで2026年9月21日時点の販売を確認できた商品から、窓ガラスに貼るもの5点、窓枠の下に置くもの1点、ふき取るもの1点を選びました。7点そろえた合計は税込990円です。

1. 結露吸水テープ 税込110円

窓ガラスに貼る、シンプルな吸水テープ。サイズは長さ約2m×幅約2cm・1個入。材質は本体:レーヨン、ポリエステルです。使用の目安は窓2枚分以上で、吸水量は最大約60mL(2mあたり)です。
貼れるのは窓ガラスのほか、スチール製の玄関ドア、水洗トイレのタンク下部。サッシ部分には貼りません。彫刻ガラスやスリガラスのような凹凸のある面、プリント合板・木製部分・壁紙にも使えません。原状回復が必要なアパート・マンションの扉などにも使わない商品です。
貼る前に水分と汚れを取って十分に乾かすこと、結露が多いときは数枚並べて貼ること、はがすときは粘着面を含めた全体をつまむこと。この3つを押さえておくと扱いやすくなります。

2. はがせる結露吸水テープ 税込110円

サイズは長さ約4m×幅3cm・1個入(グレー・ベージュ)。材質は本体:ポリエステルです。長さ4mで使用の目安は窓4枚分以上と、今回の7点のなかでいちばん長いタイプです。
今回の7点のなかで、貼れる面の種類がもっとも広いタイプで、透明板ガラス、真空二重ガラス、熱線吸収・熱線反射ガラス(Low-E)、有機ガラス、型板ガラス、網入りガラス、すりガラス、複層ガラス、平滑面と凹凸面が対象です。ただし、これらのガラスは温度変化で割れるおそれがある点は覚えておきます。
貼り替えの目安は1シーズン(約180日間)。窓をふくときに化学ぞうきんを使うとテープがつきにくくなるので、使わないようにします。使用条件によっては本体にカビが発生する場合もあります。

3. はがせる結露吸水テープ(厚手) 税込110円

厚みのあるタイプ。サイズは長さ約1m×幅約5cm×厚さ0.4cm・1個入(グレー・ベージュ)。材質は本体:ポリエステル、レーヨンです。幅約5cmと広いぶん、使用の目安は窓1枚分です。
貼れる面の種類は2と同じ範囲で、化学ぞうきんを使わないこと、1シーズン(約180日間)で貼り替えることも同じ。サッシ部分には貼らず、原状回復が必要な場所にも使いません。結露が多い窓は、数列並べて貼る使い方になります。

4. 防カビ加工はがせる結露吸水テープ 税込110円

サイズは長さ90cm×幅3cm×厚さ0.2cm・1個入。材質は本体:ポリエステル、レーヨン/接着剤:アクリル酸エステル系樹脂です。ここで大事なのは、防カビ加工が「吸水シート本体のカビの増殖を抑制する」ものであって、カビが発生しなくなるものではないという点です。すでに窓に出ているカビを取る商品ではありません。
貼る作業は室温10℃以上の部屋で行い、窓やドアの開閉・施錠に支障がないか確認してから貼ります。吸収した水分が蒸発しない場所では使えません。また、ストーブなどによる長時間の暖房、暖房器での湯沸かし、加湿器を使っている部屋は湿度が非常に高くなるため、吸水しきれない場合があります。30cm×3個入りのタイプ(税込110円・合計の長さは同じ90cm)もあり、小窓や細かい場所に向きます。

5. 結露吸水プリントテープ(雪の結晶柄) 税込110円

雪の結晶柄のテープ。サイズは長さ約90cm×幅約5cm×2枚入(ブルー・グレー)。材質は本体:ポリエステル、レーヨンです。90cmが2枚入りで、使用の目安は窓2枚分です。
貼れるのは窓ガラス、スチール製の玄関ドア、水洗トイレのタンク下部。サッシ部分と凹凸のあるガラス、原状回復が必要な場所には使いません。ジオメトリック柄、北欧ナチュラル柄など、柄違いも税込110円でそろっています。

6. シリカゲルクッション 税込330円

7点のなかで、窓に貼らずに置いて使う1点です。サイズは90cm×6cm×2cm・1個入(白・ブルー)。材質は本体:シリカゲル、ポリプロピレンです。窓枠の下部のすきまを隠すように置いて使います。
置く前に、窓枠と窓ガラスの油分・水分・汚れ・ホコリを拭き取って乾燥させておきます。外装が破れたものは使わないこと、水につけないこと、食品ではないことに注意します。賃貸で粘着テープを使いたくない場合や、テープが貼れないサッシまわりの受け皿として選べる1点です。

7. 結露とりワイパー(アイボリー) 税込110円

たまった水をかき取る道具。サイズは18cm×26cm×3.5cm・1個入/タンク容量 約90mL。材質はポリプロピレン、ポリ塩化ビニルです。タンク容量は約90mLで、拭き取り面に押し当てて下から上へ動かして使います。水がこぼれないよう、捨てるときはヘッド部分を取り外します。タンクの水は、いっぱいになる前に捨てます。直射日光と高温を避けて保管します。
ここで1と比べてみると、テープの吸水量は約60mL(2mあたり)=1mあたり約30mL。ワイパーのタンクは約90mLなので、タンク1杯ぶんで、テープ約3m分の水に相当します。この数字を見ると、テープだけでは追いつかない日があることがわかります。空のペットボトルに取り付けて使うタイプ(税込110円・口径約2.8cm)もあります。

同じ110円でも 窓1枚あたりは4倍ちがう

結露吸水テープはどれも税込110円ですが、長さと「使用の目安(窓◯枚分)」が違います。そこで、価格を窓の枚数で割って、窓ガラス1枚あたりの金額を出してみました。
・はがせる結露吸水テープ(長さ約4m×幅3cm)…使用の目安は窓4枚分以上。110円÷4枚=27.5円
・結露吸水テープ(長さ約2m×幅約2cm)…使用の目安は窓2枚分以上。110円÷2枚=55円
・結露吸水プリントテープ(雪の結晶柄)(長さ約90cm×幅約5cm×2枚入)…使用の目安は窓2枚分。110円÷2枚=55円
・はがせる結露吸水テープ(厚手)(長さ約1m×幅約5cm×厚さ0.4cm)…使用の目安は窓1枚分。110円÷1枚=110円
いちばん安い27.5円と、いちばん高い110円で、4倍の差です。金額は「使用の目安」の窓枚数で割った下限どうしの比較です。「窓2枚分以上」「窓4枚分以上」のように幅のある表示のものは、実際には1枚あたりがこれより安くなることもあります。
同じ棚に同じ値段で並んでいても、まかなえる窓の数がこれだけ違います。

出典 weboo.link

もう少し実際に近づけて、引き違い窓4か所=ガラス8枚(リビングの掃き出し窓・腰高窓・寝室・もう1部屋)をまかなう場合で計算します。
・はがせる結露吸水テープ…2本=220円
・結露吸水テープ…4本=440円
・結露吸水プリントテープ(雪の結晶柄)…4本=440円
・はがせる結露吸水テープ(厚手)…8本=880円
同じ枚数の窓に対して、220円から880円まで開きます。
テープの長さ1mあたりで見ると、はがせるタイプ(4m)が28円、基本タイプ(2m)が55円、プリント柄(90cm×2枚)が61円、厚手タイプ(1m)が110円、防カビ加工(90cm)が122円です。幅が広いものや防カビ加工のあるものほど、1mあたりは高くなります。結露が多い窓だけ幅広や防カビ加工を使い、残りは長いタイプでまかなうと、必要なところにお金をかけられます。

貼る前にやることの順番 7ステップ

結露グッズは、貼る順番を間違えると粘着が持ちません。商品に表示されている使い方と、東京都保健医療局の指針を、実際にやる順番に並べ直しました。
・1. カビは先に落とす。防カビ加工は本体のカビの増殖を抑えるもの(やりがちなのは「カビが出ている窓にそのまま貼る」)
・2. 水分・汚れ・油分を取り、完全に乾かしてから貼る(やりがちなのは「結露をふき取ってすぐ貼る」)
・3. 化学ぞうきんは使わない。テープがつきにくくなる(やりがちなのは「化学ぞうきんで窓をふいてから貼る」)
・4. 貼る作業は室温10℃以上の部屋で行う(やりがちなのは「寒くなりきってから貼る」)
・5. 貼るのはガラス面。サッシ部分には貼らない(やりがちなのは「サッシの溝までテープでふさぐ」)
・6. 窓やドアの開閉・施錠に支障が出ないか確かめてから貼る(やりがちなのは「貼ってから窓の開け閉めを試す」)
・7. 1シーズン(約180日)を目安に貼り替える(やりがちなのは「はがし忘れて春まで置いておく」)
最初の2つ、「カビを落とす」→「乾かす」の順番が特に大事です。防カビ加工のテープでも、抑えられるのは吸水シート本体のカビの増殖で、すでに窓やパッキンに出ているカビが消えるわけではありません。カビを残したまま上からふさぐと、見えないところでそのまま残ります。
カビを落とすときの注意は、東京都保健医療局の指針に書かれています。窓を開けて換気しながら作業する、ゴム手袋とマスクを着ける、カビに直接掃除機をかけない(胞子をまき散らすため)、塩素系のカビ取り剤と酸性タイプを混ぜない。この4つです。

4番目の「室温10℃以上で貼る」も、見落とされがちなポイントです。寒くなりきってからでは、粘着テープがつきにくくなります。結露が出はじめる目安日より少し早く、まだ部屋が暖かいうちに貼っておくほうが、作業としてはうまくいきます。先に出した目安日の1〜2週間前を支度の週にする、というのはこのためです。
5番目のサッシについては、吸水テープを貼らないのが前提です。サッシ枠まわりには、窓枠やドアレールに貼るカビ汚れ防止マスキングテープ(税込110円・9mm幅×10m巻)という別の商品があります。これもカビを除去する効果はなく、生えにくくするためのもので、汚れが目立ち始めたら貼り替えます。

貼っただけでは足りない 湿度は40〜60%が目安

吸水テープには、はっきりした限界があります。ストーブなどによる長時間の暖房、暖房器での湯沸かし、加湿器を使っている部屋は湿度が非常に高くなるため、吸水しきれない場合があります。つまり、貼ることと、湿気を出しすぎないことはセットになります。
東京都保健医療局の指針では、「湿度は40%〜60%の間を目安にして、必要な場合は加湿や除湿を行いましょう」とされ、「湿度が60%を超えると、カビやダニが発生しやすくなります」と書かれています。カビが好む環境は温度20〜35℃前後・湿度70%以上で、栄養源のひとつに結露した水が挙げられています。露点の計算で見たとおり、湿度70%の部屋は結露が始まる時期そのものが早くなります。
同じ指針では、具体策が「湿気を出さない」と「空気を流す」の2つに分けて挙げられています。
<湿気を出さない>
・調理中や炊飯時は必ず換気する
・浴室の戸は開け放しにしない。入浴後は換気扇なら30分〜1時間、窓開けなら2〜3時間程度以上換気する
・開放型ストーブの上にやかんを置かない
・洗濯物はなるべく室内に干さない
<空気を流す>
・家具は後ろの壁と5cm以上の空間を設ける
・北側の押入れは、床や側壁にスノコを入れる
そして、「窓などに結露した水はこまめに拭き取り、サッシ下部の排水溝は流れをよくして、結露した水を屋外に出すようにしましょう」。テープが吸える量には限りがあるので、拭き取る道具を一緒に用意しておく意味はここにあります。

よくある質問

結露対策グッズは、いつ買いに行けばいいですか

気象庁の日ごとの平年値(統計期間1991〜2020年)で、日最低気温の平年値が露点12.0℃(室温20℃・湿度60%のとき)以下になる最初の日は、札幌が9月28日、東京が10月30日、大阪が11月7日、福岡が11月10日です。貼る作業は室温10℃以上で行う商品があることも考えると、この日付の1〜2週間前が、買って貼るのにちょうどいい時期になります。ただし平年値は30年間の平均で、年によって前後します。

賃貸でも使えますか

吸水テープは、原状回復が必要なアパート・マンションの扉などには使わない商品です。貼れるのは窓ガラス面で、サッシ部分には貼りません。貼ることに不安がある場合は、窓枠の下に置くシリカゲルクッション(税込330円)や、ふき取る結露とりワイパー(税込110円)のように、貼らないものから始める方法があります。貼る場合も、その面が商品の対応範囲に入っているかを、購入時にパッケージの表示で確認してください。

防カビ加工を選べば、掃除をしなくても大丈夫ですか

そうではありません。防カビ加工は、吸水シート本体のカビの増殖を抑制するもので、カビが発生しなくなるものではありません。すでに窓やパッキンに出ているカビを取る力もありません。東京都保健医療局の指針でも、カビの栄養源として結露した水が挙げられています。先にカビを落とし、乾かしてから貼る。この順番は防カビ加工のあるなしにかかわらず同じです。

テープを貼っても、水が垂れてきます

吸水量には上限があります。基本タイプの吸水量は最大約60mL(2mあたり)=1mあたり約30mLで、結露とりワイパーのタンク容量約90mLのおよそ3分の1です。結露が多い窓は、数枚・数列を並べて貼る使い方が前提になります。それでも追いつかない場合は、吸水量を足すより、湿度を40〜60%に近づける(換気する・室内干しを減らす・加湿しすぎない)ほうが効きます。

はがすタイミングはいつですか

はがせるタイプの貼り替えの目安は、1シーズン=約180日間です。平年値から計算した結露シーズンの長さは、東京181日・広島180日・名古屋182日とほぼ同じ長さなので、シーズンの初日に貼れば、春に結露が終わるころがそのまま貼り替え・はがす日になります。札幌251日・仙台217日は約180日を超えるので、冬の途中で一度貼り替える計算になります。

まとめ 目安日に合わせて、7点で990円

窓の結露対策を、日付と数字でおさらいします。
・気象庁の日ごとの平年値(統計期間1991〜2020年)で、日最低気温の平年値が露点12.0℃(室温20℃・湿度60%)以下になる最初の日は札幌9月28日・東京10月30日・大阪11月7日ごろ。那覇は該当する日がない
・結露シーズンの長さは東京181日・広島180日で、はがせるテープの貼り替え目安(1シーズン=約180日間)とほぼ同じ。札幌251日は途中で一度貼り替える計算
・ダイソーで販売を確認できた7点は税込合計990円。貼るもの5点、置くもの1点、ふき取るもの1点
・同じ110円のテープでも、窓1枚あたりは27.5円から110円まで4倍の差がある(使用の目安の窓枚数で割った下限どうしの比較)
・貼る前の順番は、カビを落とす→水分と汚れを取って乾かす→化学ぞうきんは使わない→室温10℃以上で貼る→サッシには貼らない→開閉を確かめる→約180日で貼り替える
・湿度は40〜60%が目安。60%を超えるとカビやダニが発生しやすくなる
貼ることと、湿気を出しすぎないこと。どちらか片方だけでは、窓の水滴は止まりません。価格や在庫は変わることがあるので、購入前に商品ページで確認してください。

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