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10月は食品ロス削減月間 家庭のロスは1人年18kg

  • 2026.9.21

10月は食品ロス削減月間、10月30日は食品ロス削減の日と法律で定められています。令和6年度推計の食品ロスは461万トン、うち家庭系は224万トン。総人口で割ると家庭から出る分は1人1日約50g、1年で約18.1kg。最多は食べ残しではなく直接廃棄でした。

10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です。キャンペーンではなく、食品ロス削減推進法という法律の条文で決まっています。最新の推計(令和6年度)は2026年6月30日に公表されました。この記事でわかるのは次のことです。
・最新の食品ロス量461万トンと、そのうち家庭から出た224万トン
・よく見る「1人1日102g」の中身と、家庭から出る分だけなら約50gという計算
・家庭でいちばん多いのは食べ残しではなく「直接廃棄」だということ
・10月の4週間で、3つの区分を順番に減らしていく手順
・賞味期限と消費期限の違い(法令の条文にそって)
量の数字は農林水産省・環境省・消費者庁が2026年6月30日に公表した令和6年度(2024年度)推計、1人当たりの計算に使った総人口は総務省「人口推計」(2024年10月1日現在・1億2380万2千人)です。

10月が食品ロス削減月間 10月30日は食品ロス削減の日

10月が食品ロス削減月間であることは、食品ロスの削減の推進に関する法律(食品ロス削減推進法)第9条第2項に書かれています。条文は「食品ロス削減月間は、十月とし、特に同月三十日を食品ロス削減の日とする。」。同じ第9条の第1項には、月間を設ける理由が「国民の間に広く食品ロスの削減に関する理解と関心を深めるため」と定められています。
そもそも法律上の「食品ロスの削減」の意味も、第2条第2項に書かれています。「まだ食べることができる食品が廃棄されないようにするための社会的な取組」。食べられない部分を減らす話ではなく、食べられるのに捨てられているものを減らす話だということです。
さらに第6条は消費者の役割として、「食品の購入又は調理の方法を改善すること等により食品ロスの削減について自主的に取り組むよう努めるものとする」と定めています。買い方と作り方の2か所が、法律の条文の段階で名指しされているわけです。この記事も、その2か所を軸に組み立てます。

最新の食品ロスは461万トン 家庭から224万トン

2026年6月30日、農林水産省・環境省・消費者庁が令和6年度(2024年度)推計を公表しました。いま最新の数字はこれです。
・食品ロス総量 461万トン(前年度464万トン/▲3万トン)
・事業系 237万トン(前年度231万トン/+6万トン)
・家庭系 224万トン(前年度233万トン/▲9万トン)
事業系は食品製造業・外食産業・食品小売業・食品卸売業から出るぶん、家庭系は家庭から出るぶんです。
なお「612万トン」「1人年間48kg」「毎日ご飯茶碗1杯分(約132g)」という数字を見かけたら、それは平成29年度(2017年度)推計です。9年前の値がいまも多くの記事に残っていますが、最新は上のとおりです。食品ロスの量はこの10年あまりで大きく動いているので、年度の記載がない数字は疑ってかかったほうが安全です。

減ったのは事業系 家庭系だけが目標に届いていない

2000年度と比べた削減率は、総量▲53%、事業系▲57%、家庭系▲48%。2030年度の目標は、事業系が2000年度547万トンに対して219万トン(60%減)、家庭系が2000年度433万トンに対して216万トン(50%減)です。
事業系は2022年度推計の段階で当初の50%減目標を8年前倒しで達成し、いまは60%減の新しい目標に切り替わっています。一方の家庭系は224万トンで、目標の216万トンまであと8万トン。「いま家庭に話が来ている」理由はここにあります。
とはいえ家庭系も減ってはいます。直近1年でみると事業系が6万トン増えたのに対し、家庭系は9万トン減りました。国民1人当たりでみた総量ベースの食品ロスも、2012年度(平成24年度)の年間50kgから令和6年度は年間37kgへ、12年で13kg(約26%)減りました。消費者庁の資料でみるかぎり、いまの方法で推計が行われている2012年度(平成24年度)以降でいちばん多かったのは平成28年度の1人年間51kg(総量643万トン)で、そこからは下がり続けています。

「1人1日102g」は全体の数字 家庭から出る分は約50g

消費者庁は食品ロスの量を「国民一人当たりに換算すると、おにぎり1個分(約102g)の食べものが毎日捨てられている計算」と説明しています。年間にすると1人約37kgです。
ただしこの102gは事業系と家庭系を合わせた461万トンを全国民で割った数字で、家庭から出ている量ではありません。「家庭で毎日おにぎり1個を捨てている」という書き方は、主語がずれています。
では家庭から出る分だけならいくつか。公表されていないので、同じやり方で計算しました。家庭系224万トン(=2,240,000,000kg)を、総務省「人口推計」の総人口1億2380万2千人で割ります。
・1年あたり 約18.1kg(18.09kg)
・1日あたり 約50g(49.6g)
この計算が妥当かどうかは、同じ式で総量461万トンを割ってみればわかります。答えは1年37.2kg・1日102.0gで、消費者庁が公表している「37kg」「約102g」と一致します。つまり私たちが家庭から出しているのは、1日あたり約50g。全体の半分弱ということです。

出典 www.caa.go.jp

約50gがどれくらいかも出しておきます。農林水産省「食事バランスガイド」ではごはん中盛り1杯=150gとされているので、1年分の約18.1kgはごはん中盛り 約121杯分。消費者庁の換算に合わせておにぎり1個102gで割れば約177個分です。(参考までに、総量ベースの年37kgなら約248杯分になります。)
1日単位だと小さく見えますが、1年ためると茶碗100杯を超える量が家庭から出ている、と考えるとイメージしやすくなります。

家庭でいちばん多いのは食べ残しではなく「直接廃棄」

家庭系224万トンは、3つの区分に分けて推計されています。令和6年度の内訳です。
・直接廃棄 96万トン(未開封の食品が食べずに捨てられている)
・食べ残し 93万トン
・過剰除去 35万トン(野菜の皮を厚くむきすぎるなど、食べられる部分が捨てられている)
カッコ内は、農林水産省・環境省の令和6年度推計資料に付いている注記です。いちばん多いのは食べ残しではなく、袋や箱を開けないまま捨てられている直接廃棄(96万トン)でした。割合にすると直接廃棄が約4割(約43%)、食べ残しが約4割(約42%)、過剰除去が約1.6割(約16%)。端数処理のしかたで資料によって1ポイントほど違いが出るため、この記事では実数のほうを使います。
この順番は、家庭の食品ロス対策の順番をそのまま変えます。「残さず食べる」より前に、買ったのに使わないまま期限を迎える食品をなくすことが効くということです。

出典 www.env.go.jp

1人当たりに割り戻すと、それぞれこうなります(家庭系と同じ方法で計算した値です)。
・直接廃棄 1年 約7.8kg(1日 約21g)
・食べ残し 1年 約7.5kg(1日 約21g)
・過剰除去 1年 約2.8kg(1日 約8g)
なお家庭系の推計は、環境省が市区町村を対象に行っているごみの組成などのアンケートをもとにした推計値で、各家庭の実測を足し上げた数字ではありません。
長い目で見ると、この3区分の減り方には差があります。2012年度と比べると過剰除去は92万トンから35万トンまで大きく減った一方、直接廃棄は108万トンから96万トンと下げ幅が小さい。皮のむき方は変わったけれど、買ったまま使わない食品はあまり変わっていない、という形です。

世帯人数別 1年でどれくらい捨てているかの目安

1人約18.1kgに世帯の人数を掛けると、その家から1年に出ている食品ロスのおおよその量になります。
・1人暮らし 約18.1kg
・2人世帯 約36.2kg
・3人世帯 約54.3kg
・4人世帯 約72.4kg
4人世帯なら年間で約72.4kg。ごはん中盛り1杯150gに置きかえると約482杯分の食べものが、食べられる状態のまま家から出ている計算になります。
これは全国の家庭系食品ロス量を総人口で割った1人当たりの量に人数を掛けた目安で、実際の量は買い物や調理のしかたで大きく変わります。自分の家がこれより多いか少ないかを知る方法は、あとで出てくる「記録する」です。

出典 www.caa.go.jp

金額と二酸化炭素についても公表値があります。令和6年度の食品ロスによる経済損失は3.8兆円で、国民1人当たりに換算すると年間31,097円。温室効果ガス排出量は978万t-CO2で、1人当たり年間79kg-CO2です。
ただしこれは社会全体の損失や排出量を国民の数で割ったもので、家計が損している金額ではありません。原典にも「経済損失は各部門(事業部門・家庭部門)にまたがるものを合計したものであり、食品ロスの削減による経済上の利得が全て家計に裨益するものではない」と注記されています。温室効果ガスについても同じく、全てが家庭からの排出ではないと明記されています。「食品ロスをなくせば家計が年3万円浮く」という話ではない、ということです。

10月の4週間で3つの区分を順番に減らす

せっかく月間があるので、3つの区分を週ごとに割り当てて減らしていく形にしてみます。並べたのは消費者庁が「家庭での食品ロスを減らそう」で挙げている行動で、どれが3区分のどこに効くかを対応させました。

第1〜2週 直接廃棄(96万トン)は買い物で減らす

未開封のまま捨てることになる原因は、買った時点でほぼ決まっています。消費者庁が挙げている買い物のポイントは3つです。
・買い物前に、冷蔵庫や食品庫にある食材をチェックする(メモや、スマホで撮影しておく)
・使う分、食べられる量だけ買う(まとめ買いを避け、必要な分だけ買って食べきる)
・期限表示を知って、賢く買う(利用予定と照らして期限を確認する)
消費者庁も「『必要な分だけ買う』には、冷蔵庫の中身の把握が必要」と書いています。買い物に出る前にドアを開けて1枚撮る、というだけの習慣が、直接廃棄にいちばん近いところにあります。
あわせて「てまえどり」。消費者庁・農林水産省・環境省などが連名で呼びかけているもので、「購入してすぐに食べる場合に、商品棚の手前にある商品等、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ」ことを指します。奥から取ると手前の商品が売れ残り、販売期限を過ぎて廃棄されてしまうためです。すぐ食べるものに限った話なので、買い置きまで手前から取る必要はありません。

第3週 食べ残し(93万トン)は作る量で減らす

食べ残しの側は、消費者庁の調理・保存のポイントが対応します。
・食べきれる量を作る(体調や健康、家族の予定も配慮して、作る量を調整する)
・食材を上手に使いきる(残っている食材から使う/残った料理はリメイクする)
・食材を適切に保存する(表示された保存方法に従う/野菜は冷凍・下ゆでしてストック)
家族の帰宅予定を聞いてから作る量を決める、という一手間が「食べきれる量を作る」の中身です。作りすぎたぶんは、その日のうちに別の料理に作り替えてしまうほうが残りません。

外食と宴会の食べ残しも同じ週に

食べ残しは家の中だけの話ではありません。消費者庁は外食時について「食べきれる分だけ注文して、食べきることが基本」として、3つを挙げています。
・料理の量を選べるお店や、食品ロス削減に配慮したお店を選ぶ
・食べられる分だけ注文する
・料理を、おいしく残さず食べきる
宴会については「3010(さんまるいちまる)運動」が呼びかけられています。乾杯後30分はできたての料理を楽しむ「味わいタイム」、料理を食べることも忘れず全員で会話を楽しむ「楽しみタイム」、お開き前の10分はもう一度料理を楽しむ「食べきりタイム」という区切り方です。10月は歓送迎会の季節ではありませんが、幹事をする機会があれば声をかける口実になります。
どうしても食べきれなかった場合について、消費者庁は「お店と相談して、食べ残した料理の持ち帰りも検討しよう」としています。ただし同じページに「食べ残した料理の持ち帰りは、自己責任です」と明記されており、参考として厚生労働省の持ち帰り・宅配食品の衛生管理に関する資料が挙げられています。持ち帰るなら、気温や時間、料理の種類を見て判断してください。
令和7年度第1回消費生活意識調査で「飲食店等で注文しすぎない」と答えた人は32.3%でした。

第4週 過剰除去(35万トン)と10月30日

過剰除去は、野菜の皮を厚くむきすぎるなど、食べられる部分まで切って捨ててしまうことです。3区分のなかでは量がいちばん小さく、2012年度からの減り方も大きい区分ですが、包丁の入れ方ひとつで変わります。
10月30日は食品ロス削減の日。法律で定められた日なので、自治体や小売店の取り組みが集中します。月の締めくくりに合わせる日として使いやすいタイミングです。

併走してやるなら「捨てたものを記録する」

消費者庁が徳島県で実施した家庭の食品ロス削減の実証事業では、食品ロスの計量を行うことで約2割、計量に加えて削減の取組を行うことで約4割、食品ロス量が削減するという結果が出ています(2018年公表)。記録するだけでも減る、ということです。
記録する内容は「いつ、何を、どのくらい、どういう理由で捨てたか」。1か月続けると、買いすぎ型なのか、作りすぎ型なのか、ためこみ型なのかが見えてきます。ただし2018年に徳島県という限られた条件で行われた実証事業の結果なので、どの家庭でも同じだけ減ると決まっているわけではありません。

賞味期限と消費期限は意味が違う 法令の条文で確認する

直接廃棄を減らすうえで避けて通れないのが期限表示です。2つの期限は、食品表示基準という法令で定義が分かれています。
消費期限(第2条第1項第7号)は「定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限」。弁当、サンドイッチ、惣菜などに表示されます。
賞味期限(同項第8号)は「定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限」。菓子、カップめん、缶詰などに表示されます。そしてこの条文には続きがあります。「ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。」
消費者庁の一般向けの説明も同じ立場です。「賞味期限とは、おいしく食べることができる期限です。表示されている保存方法に従って保存していれば、期限を過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません」。一方で「消費期限は、過ぎたら食べない方がよい期限です」と、はっきり区別されています。

出典 www.caa.go.jp

ここには大事な前提があります。この説明はいずれも、未開封の状態で、食品に記載されているとおりに保存した場合の期限だということです。消費者庁も「一度開封した食品は、期限に関わらず早めに食べきりましょう」と添えています。
令和7年度第1回消費生活意識調査(全国の15歳以上5,000人・2025年8月28日〜9月1日実施)では、賞味期限・消費期限の意味を「理解している」人が76.6%、「理解していない」人が23.5%で、およそ4人に1人。また購入するときに「消費予定に関係なく、なるべく期限の長い商品を購入している」人が44.9%いました。すぐ食べるのに奥から取る、という行動がここに表れています。

冷蔵庫は詰め込みすぎない 冷凍室は詰めたほうがよい

買った食品を使いきるには、冷蔵庫の中が見えている必要があります。農林水産省が公表している使い方のポイントです。
・冷蔵庫には食品を詰め込みすぎない(空気の流れが悪くなり、冷えにくくなったり温度にムラができる)
・冷凍室は、冷凍した食品を詰めることが節電につながる(凍った食品が保冷剤の役割をする)
・温度の目安は冷蔵庫4℃前後、冷凍室−18℃以下(あくまで目安。できれば温度計で確認する)
・チルド室や野菜室がある場合は、取扱説明書を読んで食品に適した場所で保存する
よく見かける「冷蔵室は7割以下に」という具体的な数字は、農林水産省のこのページには書かれていません。公的に言えるのは「詰め込みすぎない」「冷凍室は詰めたほうが効率的」までです。
奥に何が入っているか見えない状態は、そのまま直接廃棄につながります。月間に合わせて1度、奥のものを手前に出す日を作ると、買い物前の確認も速くなります。

食材ごとの保存については、それぞれ向き不向きがあります。常温のほうがよいもの、冷蔵庫では冷えすぎてしまうものもあるので、あわせて確認しておくと無駄が減ります。

やっている人が少ない行動ほど、伸びしろが大きい

令和7年度第1回消費生活意識調査では、食品ロスを減らすために実際にやっていることも聞いています(複数回答・n=5,000)。
・残さずに食べる 59.7%
・賞味期限を過ぎてもすぐ捨てず自分で判断する 45.7%
・冷凍保存を活用する 42.7%
・野菜の皮・茎・葉など食べられる部分を使いきる 24.3%
・残った料理をリメイクする 21.0%
・てまえどり(手前から取る) 17.4%
上位の「残さずに食べる」59.7%に対し、てまえどりは17.4%、リメイクは21.0%、皮や茎を使いきるのは24.3%。やっている人が少ない行動は、裏を返せばまだ手がついていない部分です。「取り組んでいることはない」と答えた人も15.0%いました。
食品ロス問題そのものの認知度は81.2%ですが、20歳代は67.1%で全年代のなかで最も低いという結果も出ています。月間は、家族で一度話題にしてみる機会にもなります。

よくある質問

食品ロス削減月間は誰が決めたのですか

法律です。食品ロス削減推進法第9条第2項が「食品ロス削減月間は、十月とし、特に同月三十日を食品ロス削減の日とする」と定めています。省庁のキャンペーンで決まったものではありません。同法は2019年5月31日に公布され、同年10月1日に施行されました。

家庭では1人1日おにぎり1個分を捨てているのですか

いいえ。おにぎり1個分(約102g)は、事業系と家庭系を合わせた461万トンを国民の数で割った数字です。家庭から出る分だけを同じ方法で計算すると1日約50g、1年で約18.1kgになります。

賞味期限が過ぎた食品は食べられますか

賞味期限は「おいしく食べることができる期限」で、消費者庁は「表示されている保存方法に従って保存していれば、期限を過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません」と説明しています。ただし未開封で、表示どおりに保存していた場合の話です。開封済みのものは期限に関わらず早めに食べきってください。消費期限は過ぎたら食べない方がよい期限なので、こちらは区別して扱ってください。何日までなら大丈夫かという具体的な線引きは、公的にも示されていません。

冷蔵庫はどのくらい入れていいのですか

農林水産省が示しているのは「冷蔵庫には食品を詰め込みすぎないようにしましょう」という目安までで、何割までという数字は書かれていません。冷凍室は逆に、凍った食品どうしが冷やし合うため「冷凍した食品を詰め込むことが節電につながる」とされています。温度の目安は冷蔵庫4℃前後、冷凍室−18℃以下です。

何から始めるのがよいですか

消費者庁の実証事業(2018年公表・徳島県)では、捨てたものを計量するだけで約2割、計量に加えて削減の取組を行うと約4割減ったという結果が出ています。まずは1か月、いつ・何を・どのくらい・なぜ捨てたかを書き出すところからで十分です。

まとめ 10月は家庭の約50gを見直す月

この記事の要点です。
・10月は食品ロス削減月間、10月30日は食品ロス削減の日(食品ロス削減推進法 第9条第2項)
・令和6年度の食品ロスは461万トン(事業系237万トン/家庭系224万トン)。2026年6月30日公表
・よく見る「1人1日102g」は全体値。家庭から出る分だけなら1日約50g・1年約18.1kg(家庭系224万トン÷総人口1億2380万2千人)
・家庭でいちばん多いのは食べ残しではなく直接廃棄96万トン。買い物の段階で決まる
・4人世帯なら1年で約72.4kgが目安。経済損失の1人31,097円は社会全体の数字で、家計の損失額ではない
・賞味期限は「おいしく食べることができる期限」。未開封・表示どおりの保存が前提で、消費期限とは意味が違う
・家庭系は2030年度目標まであと8万トン。減らす余地が残っているのは家庭側
10月は、冷蔵庫を開けて1枚撮るところから始められます。

※期限表示は、未開封の状態で、食品に記載されたとおりに保存した場合の期限です。開封した食品は期限に関わらず早めに食べきってください。消費期限を過ぎたものは食べないでください。見た目やにおいに異変があるものは、期限内であっても口にしないでください。体調や持病、食事制限などで判断に迷う場合は、医師や管理栄養士にご相談ください。

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