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韓流ドラマに沼落ち!ワタナベマキさんが作る絶品デジクッパ【ホ・ナムジュン】に捧ぐ愛のレシピ

  • 2026.9.21

韓国カルチャーをこよなく愛する料理家のワタナベマキさん。
マキさんの「今気になる」人を毎月ピックアップ。
韓流に魅せられたマキさんのエッセイと、気になる人に贈るレシピで、誌上韓流女子会に誘います。

【今月のひと】 ホ・ナムジュン

Netflixシリーズ「素晴らしき新世界」独占配信中

1993年韓国生まれ。2019年に俳優活動を始め、ドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2・3、『YOUR HONOR ~許されざる判事~』『その電話が鳴るとき』などで存在感を発揮。『素晴らしき新世界』では、財閥御曹司チャ・セゲ役を演じて注目を集めている。

御曹司という新たな魅力に心を持っていかれました

韓国ドラマを見ていると、思いがけないところに惹かれることがあります。
私は御曹司という存在に弱いのかもしれない。そう気づかされたのが、ドラマ『素晴らしき新世界』でした。
ホ・ナムジュンさん演じる財閥御曹司チャ・セゲが、とても魅力的だったのです。

韓国ドラマの財閥のお話を見るたびに、華やかな暮らしの裏にある孤独や、家に背負わされたものの重さに、つい引き込まれてしまいます。

チャ・セゲも、暗い影を抱えていますが、ふとした表情にお茶目さがあり、一途で不器用で愛らしい。

とくに惹かれたのは、ホ・ナムジュンさんの目の演技。強く見せようとしているのに、奥には寂しさが残る。
一方で、相手役の女性を見るまなざしは愛おしさに溢れていて……言葉にならない感情まで、静かに伝わってくるのです。

見終えてから、バラエティ番組に出ている姿も見ました。体を鍛えるのが好きで、料理にも興味があると知り、ますます気になる存在に。調べると、『100番の思い出』にも、『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』にも出演していました。IUさんのMVでの眼鏡姿も素敵。

見ていたはずなのに、気づけていなかったなんて。
俳優さんは、作品との出会い方で見え方が変わるのですね。

彼の演技にも通じる澄んだ奥深いスープをどうぞ

今回は、ドラマに出てくるカルグクス屋さんの空気感から着想を得て、彼に食べてもらいたいデジクッパを作りました。
豚肉を煮て、煮干しだしを合わせたスープは、澄んでいるのに、ひと口飲むと深いうまみがあります。
器にごはんを入れ、豚肉をのせ、好みで薬味や塩、たれを加える。自分の味に育てながら食べる楽しさもあるので、ぜひお試しください。
その奥深い味わいは、ホ・ナムジュンさんの演技にも通じる気がします。

次は悪い役の作品も見てみたいし、調べるほど、気になる作品が増えていきます。
韓国ドラマを見る時間って、いくらあっても足りませんね……。

最後の一滴まで飲み干したい黄金色のスープ デジクッパ

豚肉を煮出したスープに、煮干しだしを合わせ、澄んだ見た目ながら奥行きのある味わいに。
薬味やたれを加えながら好みの味にするのも楽しいですよ。

材料 –2~3人分–
豚肩ロース塊肉 … 300g
長ねぎ( 青い部分) … 2本分
長ねぎ( 小口切り) … 1/2本分
おろししょうが … 小さじ1/2
おろしにんにく … 小さじ1/2
芹( あれば) … 適量
酒 … 80 mL
だし汁( 煮干し) … 800 mL
塩 … 小さじ1/3
ごはん・コチュジャン・塩 … 各適宜

作り方
1. 豚肉は表面の水気を拭いて、包丁の刃先で筋を切り、塩をもみ込む。

2. 鍋に1 、長ねぎの青い部分、おろししょうが、おろしにんにく、酒、だし汁を入れて中火にかける。

3. 煮立ったらアクを除き、ふたをして弱めの中火で50分〜1 時間煮る。

4. 3 に長ねぎを加えさっと煮る。豚肉を切り分けて器に盛り、食べやすい長さに切った芹を入れる。

5. ごはん、コチュジャン、塩を添えて食べる。

今回お料理に使った器は、陶芸家のイ・ギジョさんの作品。先日、ソウルのアトリエへ伺って購入したものです。
薪窯の作品も豊富で、高揚感に包まれるひとときでした。

マキさんのコ・レ・観・て・!

『素晴らしき新世界』

朝鮮時代に悲惨な死を遂げた女性が、現代のソウルで目を覚ますことから始まるロマンチックコメディ。
見知らぬ時代に放り込まれたヒロインと、彼女の運命を変える財閥御曹司が出会い、時を超えた恋と人生のやり直しを描く。

Netflixシリーズ「素晴らしき新世界」独占配信中

presented by
ワタナベマキさん
料理家。グラフィックデザイナーを経て現職に。雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』( 主婦の友社)。「wa &(ワンダー)」としてオリジナルの醬を企画、発売中。

photograph: Ryo Yonekura text: Kaori Hareyama

大人のおしゃれ手帖2026年9月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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