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月12万の母の介護費を巡り、揉める兄妹。介護施設「確認したいことが」告げられた『予想外の事実』とは

  • 2026.9.19

介護が必要になった母をめぐり、兄から「遠くに住んでいるから、そっちはお願い」と言われた、筆者の元同僚・りょうこさん(仮名)。さらに費用の負担まで押し付けられ、兄と揉めることになったのですが……

「介護はお願い」遠くに住む兄からまさかの丸投げ

私の母が高齢になり、一人暮らしが難しくなったため、介護施設に入ることになりました。費用は毎月12万円ほど。兄と私で折半することになったものの、兄から「俺は遠くに住んでいるから、そっちは病院の付き添いをしてよ」と言われました。

そこで私が「じゃあ、病院代や交通費は?」と聞くと、兄は「それは母さんのお金からでいいんじゃない?」と一言。この時点で、早くも嫌な予感がしたのです。

介護も費用も私ばかり……兄との関係までギクシャク

私も自分の家庭があり、余裕があるわけではありません。「介護の手間もお金も私ばかり負担するのはおかしい」と反論すると、兄も「俺だって生活がある」と譲りません。

電話をしても母の話ではなく、お金の話ばかりするようになり、兄弟の関係までギクシャクしてしまったのです。

母がひそかに貯めていたお金

そんなある日、施設から「お母さまの口座について確認したい」と連絡がありました。そこで母の通帳を整理していると、私たちが把握していなかった定期預金が見つかったのです。母が老後の生活に備えて、以前から少しずつ貯めていたお金だったそう。

兄と2人で「母さんは俺たちに迷惑をかけないように、ちゃんと準備していたんだね」と話し、それまでお金のことで言い争っていたことが急に恥ずかしくなりました。

介護費用で揉めないために

その後は、母の資産や毎月の費用を整理したうえで、母のお金から支払える費用を確認し、不足する分を兄弟で負担することに。振り返ると、母の資産状況をきちんと確認しないまま「自分ばかり負担している」と考えていたことが、兄弟のトラブルにつながっていたのです。

介護費用をめぐるトラブルを防ぐには、まず親の資産状況や介護にかかる費用を、早い段階で家族みんなで確認しておくことが大切だと感じました。

【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:中條みき
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

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