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家族だからと『いただきます』も『ありがとう』も言わない夫。「ママは」娘の素朴な疑問にハッ

  • 2026.9.16

友人えりさん(仮名)の実体験です。夫の「家族なんだから言わなくてもいい」という態度が、娘の何気ない一言で一変します。毎日当たり前のように食卓に並ぶ料理も、作ってくれる人がいるからこそ。「ありがとう」を言わないことが、果たして本当に家族だからと許されるのでしょうか。

毎日、無言で食べる夫

私は夫と小学生の娘の3人で暮らしています。毎日料理を作って食卓に並べても、夫はスマホを見ながら無言で食べ始めます。「いただきますくらい言ってよ」と言っても、「家族なんだからいいだろ。仕事で疲れてるんだよ」と返すだけ。

せめて「おいしい」とか「ありがとう」と言ってくれたら嬉しいのに、と私は少し寂しく感じていました。

娘の「ありがとう」

ある日、娘が料理を食べながら「ママ、今日もありがとう。おいしかった!」と言ってくれました。私は「そう言ってくれるだけで嬉しいよ」と笑顔に。

一方、夫はいつものように無言で食べながら、スマホやテレビを見ています。すると娘が夫に「パパはママに『ありがとう』とか『おいしいよ』って言わないの?」と聞きました。夫は「家族だし、毎日言う必要ないだろ」と答えます。

娘のまさかの一言

すると娘は私の顔を見ながら、真顔で「え、ママはこんな男と結婚して幸せなの?」と一言。あまりに素直な疑問に、私も夫も一瞬固まりましたが、思わず「ハハハ!」と大爆笑。

夫も笑いながら「確かに。何も言ってくれない男は嫌だよな」と苦笑いしました。

我が家から「無言」が消えた

その後、夫は「ごめん、ママ。いつもおいしいよ」と照れながら言ってくれました。それからは「いただきます」「おいしい」「ありがとう」が自然と飛び交う食卓に。毎日言わなくてもいいと思っていた夫も、「言葉にしないと伝わらないこともある」と気づいたようです。

子どもの素直すぎる一言は、ときに大人より本質を突くもの。「家族だから言わなくてもいい」と思わず、家族だからこそ、感謝を言葉にすることが大切なのだと感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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