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ホテルの嫌な気配に苦しむ2人をよそに、霊感のない友人は元気そのもの【恐怖のホテル滞在記】

  • 2026.9.12

数か月に一度のご褒美旅行を、日々の激務のストレス発散にしている映見さん、美子さん、椎菜さんの仲良し3人組。今回はまだ行ったことのない南の方へ、1泊2日の旅行に出かけることにしました。仕事帰りにいつものファミレスで予定を決め、解散しようとしたそのとき、映見さんは首の後ろにチリッと何かが触れたような感覚を覚えます。周囲を見回しても何もなく、不思議に思いながらも映見さんはそのまま帰宅するのでした。そして迎えた旅行当日。直前まで仕事が立て込んでいた3人は、そろって本調子ではありません。それでも観光を楽しみ、ホテルへ向かいますが、到着すると映見さんと美子さんの体調がさらに悪化。謎のめまいに襲われながらも、映見さんは何とかチェックインを済ませます。すると椎菜さんが部屋まで訪ねてきて、「美子の部屋にお札があって不気味だったから、部屋を替えてもらった」と言いました。空き部屋はなかったはずなのに、絵の話をした途端、マネージャーらしき人物が現れて部屋を手配してくれたというのです。移った部屋で美子さんの顔色が良くなったことに安心した映見さんは、その日は早めに休むことにしました。ところが夜、誰かがドアノブを回す音で目を覚まします。はじめは酔っ払いの仕業で片付けようとした映見さんでしたが、どんどん酷くなっていく音に、これは人間の仕業ではないと直感します。布団に包まりやり過ごそうとしていると、突然音が止み「どうしてこんなものが置かれているの?」と囁くような声が聞こえたのでした。恐る恐るドアの方に近づくと、そこには寝る前に酔っ払い対策として置いておいたタオル掛けが。思わぬ救世主に助けられた映見さんなのでした。

顔色の悪すぎる2人

ママ広場

私を『何か』から守ってくれたのは、まさかのタオル掛けでした。寝る前に酔っ払い対策として置いておいたものが、こんな形で役に立つとは驚きです。しかし、それで音が完全に止むわけもなく・・・。その後もドアの向こうから聞こえる物音は、不規則ではありますが一晩中鳴り続けました。

翌朝、朝食会場へ行くと、もりもりと朝食を食べる椎菜と、げっそりとした表情でコーヒーを飲む美子の姿がありました。美子は私の顔を見るなり「うわ、すごい顔色」と驚きます。椎菜はケロッとした表情で「私から見たら2人とも顔色悪いけど~」と笑いました。

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パンとサラダを取って席に戻ると、私は昨夜の出来事を2人に話しました。「・・・っていうことがあってね」そう言って深いため息をつくと、椎菜はがっつきながら「うわぁ、大変だったねぇ」と、さほど驚いた様子もなく言いました。

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すると美子が「その後どうしたの?」と聞いてきたので、「全力で寝た」と答えました。椎菜は口をもぐもぐと動かしながら、「それくらいしかできることないしね~」と呑気な返事。げっそりとした様子を見る限り、美子も私と同じような嫌な気配を感じながらも、無理やり眠ったようでした。

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とにかく、今はこのホテルから一刻も早く出たい。私は2人に「とりあえずアレだから、さっさとチェックアウトしよう」と、周りのお客さんに聞こえないようにひそひそ声で伝えました。

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その後、私たちは早めにチェックアウトを済ませ、2日目の観光に出発しました。とはいえ、昨夜あんな目に遭った私は体調が優れるはずもなく・・・。終始グロッキーな状態で、なんとか観光を楽しみました。

霊感のある映見さんと美子さんは、このホテルの嫌な気配にすっかりやられてしまったようですね。一方、椎菜さんは何のダメージもなく元気な様子。このまま何事もなく、引き続き旅行を楽しめるといいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:八雫紫苑 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり

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