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「靴履いたまま横になるのはダメだろ」夜の電車で目を覚ました男性。だが、向かいの座席を見て二度見したワケ

  • 2026.10.30
「靴履いたまま横になるのはダメだろ」夜の電車で目を覚ました男性。だが、向かいの座席を見て二度見したワケ

一時間ほど乗る電車で、私も眠っていた

去年の夏、一緒に出かけていた人と夜の電車に乗った。

遊んだあとの帰りで、ホームに着いたころにはかなり眠くなっていた。

車内は空いていた。座席はところどころ空いていて、立っている人はいない。

降りる駅までは一時間ほどある。私は席に座ると、そのまま目を閉じた。

どれくらい眠ったのか分からない。途中でふと目を覚まし、首を起こしたときだった。

真向かいの座席を見て、思わず二度見した。

(靴履いたまま横になるのはダメだろ)

一人の乗客が、座席を何人分か使うようにして体を横たえていた。足も伸ばしたままで、靴を脱いでいる様子はない。

最初は、自分の見間違いかと思った。けれど電車が揺れても、その人は起きない。家のソファで眠っているような姿勢のままだった。

空いている車内とはいえ、座席はみんなが使う場所だ。眠ること自体は私もしていたので何とも思わない。ただ、靴を履いたまま横になる姿には驚いた。

周囲にはほかにも何人か乗っていたが、声をかける人はいなかった。私もしばらくその姿を見たあと、視線を外した。

終点で、駅員の声に起き上がった

その後、私もまた眠ってしまった。

次に目を開けたとき、電車は止まっていた。窓の外には明るいホームが見え、駅員さんが車内を歩いていた。

向かいで横になっていた人も、まだ眠っていた。

「終点ですよ」

駅員さんが声をかける。

一度では起きず、もう一度声をかけられて、ようやくその人は体を起こした。

そして床に足を下ろすと、そのまま電車を降りていった。

特に騒ぎになったわけでもない。誰かに注意されることもなく、それで終わった。

だからこそ、今でもあの姿を覚えている。

電車で眠ってしまうことはある。私自身、あの日はほとんど寝ていた。

それでも、座ったまま眠るのと、靴を履いたまま座席に横になるのはやはり違う。

空いているから大丈夫、という感覚だったのかもしれない。事情は分からない。ただ、次に誰かが使う座席だと思うと、もう少し使い方を気にしてほしいと感じた出来事だった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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