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「ガソリン代を請求したいんだけど」珍しく車を出したママ友。いつも運転を引き受けていた私が、思わず言い返した理由

  • 2026.10.30

いつも車を出していたのは私だった

子どもが小さかったころから付き合いのあるママ友三人とは、今でもときどきランチに出かけます。

会っておしゃべりするのは楽しいのですが、一つだけ気になっていることがありました。

それは、誰が車を出すかという問題です。

「うちの車は狭いから」「運転に自信がなくて」

出かける話になるたび、そんな言葉が出てきます。

なかなか決まらないのが面倒で、結局いつも私が車を出していました。

もちろん、ガソリン代を請求したこともありません。

ところがある日、珍しく一人のママ友が「たまには私が出すわ」と言ってくれました。

迎えに来てくれた車の中では、「道が混んでて疲れちゃった」とこぼしていましたが、私は久しぶりに運転を任せられて、ありがたく感じていました。

その後、レストランで食事を楽しみ、会計をしようとしたときのことです。

運転してくれたママ友が、突然こんなことを言いました。

「ガソリン代を請求したいんだけど」

私は思わず顔を上げました。

ガソリン代がかかることは分かりますし、みんなで負担すること自体に反対するつもりはありません。

ただ、これまで何度も車を出してきた私に対して、あまりにもあっさりした言い方だったのです。

「私は一度も請求したことないけど!」

ついそう言うと、彼女は少し不思議そうな顔をしました。

「だったら、請求すれば良かったのに」

その返事に、私は言葉を失いました。

ほかの二人も黙ったままです。

確かに、今まで何も言わずに引き受けてきたのは私です。それでも、当然のように言われると、複雑な気持ちになりました。

これからは自分の足で行こうと決めた

食事代の会計を済ませ、駐車場に戻ったところで、私は改めて話を切り出しました。

「今日のガソリン代は出すよ。でも、私もこれからは車を出すのをやめようと思う」

ママ友は驚いた様子で、こちらを見ました。

「私は次から電車で行くね。みんなはどうするか、相談して決めてくれる?」

すると、これまで運転を断っていたほかの二人も、困ったような顔をしました。

「私、遠くまで運転するのはちょっと…」

「うちも夫が車を使う日が多いから…」

その反応を見て、みんなにもそれぞれ事情があるのだと改めて感じました。

でも、それは私も同じです。これからも私一人が運転を引き受け続ける必要はないと思いました。

その日のガソリン代はみんなで負担し、私は「今日は電車で帰るね」と伝えて駐車場をあとにしました。

帰りの電車の中では、少し言い方が強かったかもしれないとも思いました。

ただ、今まで気になっていたことを伝えられたのは、よかったと思っています。

それからもママ友たちとのランチは続いていますが、私は行きも帰りも電車を使っています。

ほかの三人が車をどうするかは、それぞれで相談してもらうことにしました。

誰かに運転してもらうのが当たり前になっていた関係を、一度見直せたこと。それだけでも、私にとっては大きな変化でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた60代以上女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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