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実写映画『ルックバック』、ヴェネチア国際映画祭で12分を超えるスタンディングオベーション

  • 2026.9.8
第83回ヴェネチア国際映画祭の様子 (C)Kazuko Wakayama width=
第83回ヴェネチア国際映画祭の様子 (C)Kazuko Wakayama

女優の出口夏希と蒔田彩珠が現地時間9月7日、第83回ヴェネチア国際映画祭レッドカーペット、公式上映に、七瀬ふうり、岡田六花、是枝裕和監督とともに出席。12分を超えるスタンディングオベーションに涙をこぼした。

【写真】是枝裕和監督に拍手を贈る出口夏希&蒔田彩珠

出口と蒔田がダブル主演を務め、是枝が監督・脚本・編集を務めた実写映画『ルックバック』は、イタリア時間9月2日から12日開催の第83回ヴェネチア国際映画祭【コンペティション部門】にて正式出品される。

是枝裕和監督をはじめ、出口、蒔田、二人の子供時代を演じた七瀬、岡田は華やかにレッドカーペットを歩き、大きな拍手に包まれながら会場内へ。上映開始前にはキャストが順番に紹介され、是枝監督の名前が呼ばれると、場内からはひときわ大きな拍手が送られた。

そして上映終了後、約1000人もの観客から割れんばかりの拍手が沸き起こり、12分を超える熱狂的なスタンディングオベーションに包まれた。その圧巻の光景を目の当たりにした出口、蒔田、是枝監督は思わず涙をこぼし、込み上げる感情を噛みしめながら満面の笑みでお辞儀をしたり、胸に手を当てて手を振り返したりするなど、観客からの称賛に応え続けた。『ルックバック』が海を越え、多くの観客の心に届いた確かな手応えを感じながら、5人は互いを称え合った。

無事に公式上映を終えた監督・キャストの表情には、安堵とともに達成感あふれる笑みがこぼれていた。初めて海外映画祭に参加した、子ども時代の藤野と京本を演じた七瀬と岡田。七瀬は「あんなにたくさんの方々と観れる機会があるとは思ってなかったので、最初は恥ずかしかったんですが、観ながら撮影のことも思い出して、すごく感動しました」と上映直後の気持ちを語り、岡田も「このヴェネチアで、このメンバーとたくさんの方と一緒に『ルックバック』を観れてとても嬉しいです」と喜びを語った。

出口は「あの時、にかほにいたみんなでヴェネチアの舞台に立って拍手を頂いて、一生の思い出になりました」と、ヴェネチア国際映画祭に参加できた喜びをコメント。蒔田は「会場の雰囲気もあいまってすごく感動してしまって、上映後に会場の方々からスタンディングオベーションを頂いた時は、人生で一番感動した瞬間でした。また来たいです!」と興奮した様子で語った。

是枝監督は「お客さんが微動だにしない100分という、素晴らしい上映だったと思いますし、心からの拍手を頂いてじんときました。本編前半の藤野が田んぼ道を走り出すシーンで出口さんが泣き始めたので、『やばい』と思いながら冷静に観ようと思いましたが、そうもいかなくなりました」と、公式上映で感じた確かな手応えとともに、キャストと作品を観る中で自身も心を動かされたことを振り返った。

実写映画『ルックバック』は9月11日より全国公開。

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