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結婚式直後に「息子を取られた」不満げな義母に「母さん」夫の『想定外の返し』に黙り込んだ

  • 2026.9.7

私の知人・美久さん(仮名)が結婚したばかりの頃。結婚式を挙げ、笑顔と感動に包まれながら、家族みんなが幸せな気持ちになった一日でした。ところが後日、義母から思いがけない本音を聞かされて……?

無事に結婚式を終えて

結婚式を挙げた頃のことです。当日は大切な家族や友人たちに見守られ、笑顔あり涙ありの一日に。準備は大変でしたが、無事に式を終えることができ、私たち夫婦にとって忘れられない思い出になりました。

それからしばらくして、夫と一緒に義実家を訪れたときのこと。話しているうちに、自然と結婚式の話題になりました。写真を見返したり当日の思い出を話したりしながら、最初は和やかに過ごしていたのですが……

義母の言葉に気まずい空気

突然義母が、「なんか式が終わるとさらに寂しくなったわ〜」とポツリ。息子の結婚式を終えて少し寂しさを感じているのだろうと、最初は私も気にしていませんでした。

しかし義母は続けて、「息子を取られた気分よ」「あんなに頑張って育てても、結局奥さんが一番になるんだもの……」と、ぶつぶつ言い始めたのです。

私はどう反応すればいいのか分からず、困ってしまいました。義母が夫を大切に思っていることは分かります。それでも「取られた」と言われると、まるで私が責められている気がして、なんとも居心地の悪い気持ちになりました。

夫が返したひと言

そんな気まずい空気のなか、夫が口を開きます。「でも……母さんもそうやって父さんと結婚したでしょ?」思いがけない返しに、義母も一瞬言葉に詰まった様子。すると夫はさらに、「一番大事にしたいって思える人に出会うって、すごいことじゃない?」と続けたのです。

義母はハッとしたような表情を浮かべると、それ以上何も言わず黙り込みました。私は夫の言葉を聞きながら、胸の奥がじんわり温かくなるのを感じていました。

夫の言葉がうれしくて

どこか責められているような気がして、どうしていいか分からずにいた私。そんななか夫が『大切にしたい人に出会えた』と話してくれたことが、何よりうれしく感じられました。

義母を強く責めることなく、自然な言葉で返してくれたおかげで、それまでの気まずい空気も少しずつ和らいでいきました。

子どもの結婚に寂しさを感じるのも、親心のひとつなのかもしれません。それでも、「大切な人が増えた」と考えられたら、また違った気持ちで見守れるのかもしれないと感じた出来事でした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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