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心がザラつく夜は、やわらかなスカーフに触れる。傷ついた自分を優しく手当てする方法【書評】

  • 2026.9.7

【漫画】本編を読む

どんなに前向きに生きている人だって、落ち込む夜はある。誰かの言葉に傷ついたり、嫌な出来事を思い返したりして、心に小さな「ささくれ」ができてしまう。そんな時、いつも明るいあの人は、どうやって自分の心をいたわっているのだろうか。

獅子さんによる『メンタル強め美女白川さん8』(KADOKAWA)は、明るく強く見える白川さんの、やわらかな心の内側にも触れていく大人気コミックの第8弾。いつも笑顔の白川さんにだって、何だか心がザラついてしまう夜がある。

そんな夜、白川さんが手に取るのはスカーフだ。つるつるとした肌触りを楽しみ、色とりどりの布を眺める。確かにそれだけでも心は癒やされそうだ。さらに白川さんは、動画を観ながら、いろいろな巻き方にも挑戦する。うまくいかずに試行錯誤しながらも、きれいに巻ければ、首元にはまるで花が咲いたよう。気づけば、沈んでいた心が何だか少し上向いている。

白川さんの強さは、何を言われても傷つかないことではない。傷ついた時に、「今、自分の心はザラついている」と気づき、自分で優しく手当てしてあげられることなのだろう。

あなたは、心がザラついた夜、どうやって過ごしているだろうか。白川さんの過ごし方を知ると、自分にも何かできることがあるような気がしてくる。自分なりの「心の手当て」をひとつ見つけておきたくなるエピソードだ。

文=アサトーミナミ

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