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子宮のない女性が妊娠26週へ 姉が贈った「20年越し」の願い

  • 2026.9.4

生まれつき子宮がなく、母になることを一度はあきらめかけた女性がいます。それでも20年ものあいだ、その願いを手放しませんでした。やがて届いた思いがけない選択肢に、まっさきに手を挙げたのは実の姉でした。ふたりで手術台に上がった日から1年あまり。いま彼女のおなかには新しい命が宿っています。ここまでの道のりは、決して平らではありませんでした。

姉への1本の電話

ローレン・ファウラーは生まれつき子宮がありません。生殖器の発達に関わる、まれな体質によるものです。

子宮の移植に関する臨床試験を知ったのは15年ほど前。当時は、亡くなった人からの提供に限られていました。

その後、生きている人からの提供も検討されていると知り、ローレンはすぐ姉のケリーに電話をかけます。答えに迷いはありませんでした。自分の家族をつくり終えたら、必ず提供する、と。

順調から一転、3度の手術

姉妹が手術を受けたのは昨年5月。経過は当初とても良く、1週間で退院しました。

ところがその後、詰まりが起きて2度の手術が必要になります。

「危ない状態でした。本当につらい時期だった」

英の番組「This Morning」で、ローレンはそう振り返ります。移植された子宮が拒絶される兆候は出ていないそうです。

初めての生理は重く、意識を失って倒れたこともありました。最初の妊娠は、5週まで続きませんでした。

同じ子宮を分け合ったいとこ

いまローレンは妊娠26週。出産は10月です。姉のケリーは、3人の子どもたちの様子をこう明かしました。

「子どもたちは、いとこに会うのをすごく楽しみにしています。同じ子宮を分け合ったという、特別なつながりがあるんですから」姉妹の距離も変わりました。

「もともと仲は良かった。でも、あれだけのことを一緒に乗り越えて、何も変わらないわけがないと思うんです」

ローレンは母になる日を20年追いかけてきたとつづり、いまも自身の経過を発信し続けています。

Photo:Magnific

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