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「家賃28万円なのに…」タワマン25階を借りた30代妻→“内緒の行動”がバレて…?届いた注意文に驚愕【一級建築士は見た】

  • 2026.9.27
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※ChatGPTにて作成(イメージ)

「家賃28万円なのに、バルコニーに布団も干せなくて。内緒で干したら、管理会社から注意文が届きました」

そう話すのは、結婚して半年になるDさん(30代女性・会社員、夫と二人暮らし)です。

Dさん夫婦はこの春、駅前のタワーマンション25階の2LDK(65㎡・家賃28万円)を借りました。夜景と眺めに惹かれたのは夫で、Dさんは「布団は外に干したい」と気にしていました。

内見のとき、仲介会社からは「バルコニーで洗濯物や布団を干すことは、使用細則で禁止されています」と説明を受けています。それでも夫は「洗濯物は浴室乾燥機とドラム式で乾くから大丈夫」と決め、Dさんもその場では納得しました。

高層階のバルコニーには、別のルールがある

タワーマンションの高層階には、地上が無風の日でも強い風が吹きます。バルコニーに干した布団や洗濯物、洗濯ばさみなどが風で飛べば、地上を歩く人や車に当たります。高層階からの落下物は、小さなものでも大きな事故につながりかねません。そのため多くのタワーマンションでは、バルコニーで布団や洗濯物を干すことを使用細則で禁じています。

バルコニーは自分の部屋の一部のように見えますが、分譲マンションの管理規約では建物全体の共用部分にあたり、住む人には「専用に使ってよい権利」があるだけです。何を置き、何を干してよいかは、管理規約や使用細則で定められています。賃貸で借りる場合も、その管理規約と使用細則を守ることが契約の条件になります。

秋晴れの日に、内緒で干した

秋の初めの晴れた朝、Dさんは布団が少し湿っぽくなっていたことが気になり、布団をバルコニーへ持ち出しました。手すりには掛けず、部屋から持ち出した折りたたみの物干しスタンドに布団を掛けて、バルコニーの内側に置いたのです。

ただ、タワーマンションのバルコニーの手すりは、眺めを妨げないように透明のガラスになっていることが多く、内側に置いた布団も外からは丸見えです。数日後、郵便受けに管理会社からの注意文が届きました。 同じマンションの住人が気付き、管理会社に連絡していたのです。注意文には「今回は注意にとどめるが、繰り返す場合は貸主に連絡し、契約上の対応をとる」とありました。

注意文を見た夫は「言ってくれればよかったのに」と驚き、Dさんは「28万円も払っているのに、と思ってしまった」と打ち明けました。

布団乾燥機を買って、家賃への考え方を改めた

Dさんは管理会社に謝りの連絡を入れ、落下事故につながる危険性を改めて理解し、深く反省しました。夫は翌日、布団乾燥機(約1万5,000円)を買ってきました。

洗濯物はもともと浴室乾燥機とドラム式洗濯機の乾燥機能で乾かしていて、困っていたのは布団だけでした。その布団も布団乾燥機で乾かせるようになり、電気代は月に500円ほど増えた程度です。

内見では、使用細則を読む

高層階の夜景と駅前の便利さは、タワマンの大きな魅力です。

一方で、バルコニーをどこまで使えるかは、家賃の高さとは関係がありません。だからこそ、借りる前に「この部屋で何ができないのか」を使用細則で確かめ、その重要性を認識しておくことが欠かせません。

・高層階のバルコニーは、落下物の危険から、洗濯物や布団を干すことを使用細則で禁じている物件が多い。契約前に細則を読む
・洗濯は浴室乾燥機や洗濯乾燥機の使用が前提になる。電気代は月数千円を見込む(機種や使い方によって異なる)
・布団は布団乾燥機で乾かす。手すりの内側に置いても、バルコニーで干すこと自体が禁止されていることに変わりはない

家賃の額より先に、内見で使用細則の「バルコニー」の項目を一度読み、家族で共有することが大切です。「少しなら大丈夫」という油断が、取り返しのつかない落下事故を招く危険性があることを忘れないでください。

参考:専用使用権とは何ですか。(国土交通省 マンション管理・再生ポータル)


ライター:yukiasobi(一級建築士・建築基準適合判定資格者)
行政で住宅政策・都市計画・建築確認審査など10年以上の実務経験を持つ。現在は住宅・不動産分野に特化したライターとして活動し、空間設計や住宅性能、都市開発に関する知見をもとに、高い専門性と信頼性を兼ね備えた記事を多数執筆している。


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