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厚労省「食べない!」人にあげるのもNG…昨年16件、食中毒の要因に「むやみに手は出さない」とSNSの声

  • 2026.10.17
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

秋は、多くのきのこが旬を迎え、山や森へきのこ狩りに出かける人も増えます。

そんな中、厚生労働省食品安全情報の公式Xアカウント(@Shokuhin_ANZEN)は、2026年10月9日、毒キノコを原因とする食中毒について注意喚起を行いました。呼びかけには「人にあげない」という一文も含まれています。投稿の内容を詳しく見ていきましょう。

「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」

投稿では、毒キノコによる食中毒が相次いで報告されているとして、食用と確実に判断できないキノコは「絶対に採らない!食べない!売らない!人にあげない!」と強調。体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けるよう求めています。

あわせて、代表的な毒キノコの写真を掲載した啓発画像も公開されています。

ツキヨタケとクサウラベニタケ、食用そっくりの2種

厚生労働省の公式サイトでは、「毒キノコに要注意!~ちょっと待って!それ毒キノコかも~」というページで、食用キノコと間違えやすい毒キノコとして、代表的な2種類を紹介しています。

ツキヨタケは、ヒラタケやムキタケ、シイタケと間違えやすいキノコです。柄の付け根に少し盛り上がったつばがあり、黒いシミがあるものが多いとされます。ただし、シミがほとんどないものもあるため注意が必要です。食後30分〜1時間ほどで、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れます。

クサウラベニタケは、ウラベニホテイシメジやホンシメジ、ハタケシメジと間違えやすいキノコです。湿っているときと乾いているときでは、傘の見た目が異なります。食後20分〜1時間ほどで、消化器系の症状が現れ、唾液の分泌が増えたり、瞳孔が収縮したり、発汗が見られたりすることもあります。

また、キノコは地方によって呼び名が異なります。クサウラベニタケは、地域によって「いっぽんしめじ」「ささしめじ」とも呼ばれており、名前だけで食用かどうかを判断することはできません。

昨年は16件、自宅の敷地内やもらい物でも

厚生労働省の集計によると、2025年の毒キノコによる食中毒は16件、患者数は46人でした。月別では10月が10件と最も多く、次いで11月が6件でした。2015年以降の集計でも、発生は9月から11月に集中しています。

厚生労働省の同サイトでは、山で採ったキノコに限らず、「自宅の敷地内で採ったキノコを調理したら食中毒になってしまった」「人から譲り受けたキノコを食べたら食中毒になった」といった事例も紹介。キノコには個体差があるため、インターネットなどで画像検索した結果だけで、食べられると判断するのも危険だとしています。

「専門家でも見分けられない」SNSの声

この投稿に対し、SNSでは「専門家ですら見分けがつかないほどなのだから、口にするのは絶対にやめて」と注意を促す声や、「山で見かけることはあるが、見分けの難しさを知っているから、むやみに手は出さない」と、むやみに採取しないようにしているという声も見られました。

また、「ネットで似た画像を見つけても安心はできないし、もらい物で中毒になった例もある」と、呼びかけに同意し、注意を促す声もありました。

一方で、「そもそも勝手に採ってはいけないし、採るときは鑑定してくれる人がいるのでは」と、きのこ狩りのあり方そのものに目を向ける意見も寄せられていました。

迷ったキノコは、口にも手土産にもしない

食用キノコにそっくりな毒キノコは、身近な場所にもあります。少しでも怪しいと思ったら、採らず、食べず、人にも渡さない。食べたあとに体調が悪くなったら、すぐに医療機関を受診する。

秋の味覚を楽しむ前に、食用と確実に判断できないキノコは採らないことを徹底しましょう。


参考:
厚生労働省食品安全情報(@Shokuhin_ANZEN)公式Xアカウント 2026年10月9日投稿
食中毒予防:毒キノコに要注意! ~ちょっと待って!それ毒キノコかも~(厚生労働省)
毒キノコによる食中毒に注意しましょう(厚生労働省)

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