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料理教室で私の鍋に調味料ドバドバ「長年の勘を信じな!」大失敗の先輩ママを撃沈させた先生の痛烈発言

  • 2026.8.19

料理があまり得意ではない私は、偏食気味の4歳の息子のために料理教室へ行くことにしました。定番料理を習得するべくレッスンを受けますが、参加したベテランママ2人が、話を聞かずに勝手な行動を起こします。完成した料理を食べてみると……。

調味料ドバドバ!独断調理の末に…

4歳の長男は偏食気味で、嫌いな食べ物がたくさんあります。私は家族みんなで楽しくごはんを食べたいと思い、料理教室へ通うことにしました。私は料理が得意ではなく、どちらかというと苦手。かなり緊張しながら初めてのレッスンに臨みました。

同じグループになったのは、小学生の子どもがいるというベテランママ2人組。「最近子どもに『ママの料理飽きた』って言われちゃってさ〜。プロのレシピを覚えようと思って来たけど、肉じゃがかぁ。そんなの家でも作れるし、かったるい。材料費も払ってるのにさぁ。ま、適当に作って帰りましょ」と、レッスン中も私語ばかりで先生の説明を聞いていません。

今回のメニューは「出汁を効かせた子ども向け肉じゃが」。講座がスタートし、「ではこれから肉じゃがを作っていきましょう。今回はお子さん向けのレシピになりますので計量を正確にお願いします」と担当の先生が説明を始めますが、ベテランママたちは会話に夢中です。ママたちはスムーズに食材を切っていきますが、先生が鍋を取りにその場を離れると、指示を無視して調味料をドバドバと容器に入れ始めました。

真面目に計量していた私はそれを見て驚くばかり。するとママの一人が「あなた、指示通り作ってるの? それじゃ薄すぎて子どもは食べないわよ! ほら、貸して!」と言い放ち、私が止めるのも聞かず、私の鍋にもドバドバと調味料を追加してしまったのです。困惑する私に、「大丈夫! 長年主婦やってる私たちの勘を信じなさいって!」とドヤ顔の二人。何のための料理教室なのかわからなくなってきたものの、ベテランママの感覚的な調理に私は圧倒されたままでした。

その後、完成した肉じゃがをみんなで試食する時間に。テーブルへつき、それぞれが作った料理を食べ始めます。しかし私たちは、「うわ、しょっぱい!」と声をあげました。ママたちは「いつも通りの味付けなのに、なんで?」ともはや悲鳴のような声で嘆いています。

先生は「今日は『濃いめにとった出汁』の旨味を生かし、醤油や砂糖は最小限にするレシピだったんです。最初に説明しましたよね? それなのに、あなたはご家庭でのいつもの感覚で味付けしたのですね。濃いめの出汁に、必要以上の調味料が加われば、しょっぱくて食べられなくなるのは当然です」と指摘。その後、私も塩辛そうな反応をしているのを見て「あら? 〇〇さん、計量はしっかり指示通りにされていたはずですよね?」と声をかけてくれました。

「あの……先生が席を外されていた間に、お二人に『それじゃ味が薄いから』と調味料を足されてしまって……」とこっそり伝えると、先生は2人に向かって「ちょっとお二人とも。ご自分の経験に自信を持たれるのは結構ですが、真面目に取り組んでいた〇〇さんの料理にまで勝手に手を加えるなんて、論外です」とピシャリ。

先ほどまで自信満々だったママたちは顔を真っ赤にし、「親切のつもりだったんだけど……」と小さく呟いてうつむきます。しかし先生は「相手の好みもルールも無視して自分の感覚を押し通すのは、『親切』ではなくただの『自己満足』です」「人の話を聞かずに自分のやり方を押し付ける……お子さんに『ママの料理飽きた』と言われてしまった本当の原因は、味付けのバリエーションではなく、そのご自身の姿勢にあるんじゃないですか?」と容赦なく言い放ったのです。痛いところを完璧に突かれたママたちは、言葉を失って完全に沈黙。それ以上ひと言も言い返せなくなってしまいました。

その後、私は何度か料理教室に通い、息子の偏食も改善しつつあります。一緒に参加したママたちはそれ以降見かけていません。

長年培った経験が自信となることは、素敵なことだと思います。しかし、「よかれと思って」と自分の感覚を押し通してしまうのは、先生の言う通りただの『自己満足』に過ぎないと私も思います。子ども向けの料理で本当に必要なのは、自分のこだわりを披露することではなく、「子どもの味覚や気持ちに寄り添うこと」なのだと私自身も勉強になりました。

自分のやり方に固執せず、教わる場では素直に耳を傾けること。そして料理も子育ても、いつでも相手の立場に立って考える柔軟さを忘れないようにしようと、改めて身が引き締まった出来事でした。

著者:木村凛/30代・ライター。4歳と1歳の兄妹を育てる転勤族ママ。繊細な長男と怖いもの知らずな娘の対応に追われる毎日。早く子どもを寝かせて自分磨きの時間も大事にしている。

作画:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

ベビーカレンダー編集部

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