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セリーヌ・ディオン、難病と診断されるまで約17年間にわたり症状に悩まされていた

  • 2026.8.20
Patricia Schlein/Star Max

セリーヌ・ディオンが、極度の筋肉のけいれんを引き起こし、時に体がほぼ麻痺状態になるという希少な神経疾患「スティッフパーソン症候群」の診断を受けたことをファンに明かしたのは、2022年12月のことだった。彼女は病状を理由に「カレッジ・ワールド・ツアー」を延期すると発表したが、その5カ月後、治療に専念するためツアーを全面的に中止せざるを得なくなった。

セリーヌの闘病生活を知り、世界中に衝撃が走ったが、アメリカ版『ハーパーズ バザー』の新たな表紙インタビューの中で、彼女は診断を受ける17年も前から病気の症状が出始めていたことを明かしている。

医師から病名を告げられる前、セリーヌは風邪などを理由に公演をキャンセルしていたが、実際にははるかに複雑で深刻な症状に悩まされていた。2024年のドキュメンタリー映画『I Am: Céline Dion(原題)』で、彼女はその苦痛の全貌を明かしている。声が出にくくなる焦り、麻痺と恐怖に襲われた発作の瞬間、日常を過ごすために服用せざるを得なかった大量の鎮痛剤や抗うつ剤の存在などだ。彼女の疾患には米食品医薬品局(FDA)が承認した治療法が存在しないため、2024年に彼女の財団「セリーヌ・ディオン財団」は自己免疫性神経疾患の研究のために200万ドルを寄付した。

ポップ界のディーバであるセリーヌはそれ以来、表舞台から姿を消していた。しかし、その間、彼女は体力を取り戻し、再び自身の体をコントロールできるようになり、ステージ復帰への準備を進めていた。『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』で知られる彼女は、9月からパリで5週間にわたる常設公演をスタートさせ、2027年5月にはさらに3週間の公演を行う予定だ。彼女自身、その日を待ちきれずにいる。

パリ公演に向けて、セリーヌは週3回、90分間のピラティスを行い、それ以外の日はバレエのレッスンを受けている。彼女は自分自身を誇りに思っている。彼女にとって「パフォーマンスをしない」という選択肢はない。

「ファンはチケットを買い、私のレコードを買ってくれた。私にその贅沢を与えてくれた。だから、私ができる最低限の恩返しは、元気に生きていると伝えること」と、セリーヌは語る。「本当に長い間会えなかったから、どれだけ寂しかったかを伝えるために何かを届けたい」

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