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同情を誘う「生活保護受給者」の正体に絶望!年収200万・52歳女性が暴いた20代男の悪質な「洗脳」手口

  • 2026.8.18

かわいそうな人だから助けてあげなきゃ——。入院中に知り合った20代男性にそう同情し、極限まで搾取され続けていた若者たち。しかし彼の正体は、生活保護を受給しながらギャンブルや豪遊を繰り返し、知人の財布から金を抜く詐欺師でした。異変に気づいた福岡県の52歳女性は、専門知識を活かして若者たちの「洗脳」を解き、社会福祉事務所へ告発。悪質な生活保護詐欺の実態と、プロが下した痛快な鉄槌について教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年8月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である52歳女性のプロフィールは以下の通り。

  • 回答者本人:女性(52歳)
  • 居住地:福岡県
  • 家族構成:私(52歳・一人暮らし。未婚。近所の実母を通い介護)
  • 回答者の職業:自営業・フリーランス(公認心理師・社会福祉士・主任ケアマネジャー)
  • 回答者個人の年収:約200万円
  • 現在の金融資産状況:貯蓄約230万円

入院中に知り合った20代男性……「同情」を誘う泣き落としから始まった悪質な搾取

福岡県でフリーランスの公認心理師、社会福祉士、ケアマネジャーとして働きながら、実母の介護を続ける52歳の女性。

専門職として多くの人々を支援してきた女性ですが、過去に入院先の病院で、ある20代男性と知り合ったことから、想像を絶する悪質なトラブルに直面したと言います。

その男性は生活保護受給者。そして、それを理由に周囲の同情を引く「泣き落とし」を繰り返す人物でした。

「生活保護を受けていて生活が苦しい」「今日食べるものもない」などと悲痛な表情で訴え、周囲の知人たちに飲食代や、入院中に使うテレビカードの費用、遊興費などを次々とねだり、ゆするようになったのです。

居酒屋やカラオケに一緒に行っても、最終的には会計をせずに店外へ先に出て、知人たちに支払いを押しつけることもしばしばでした。

さらに、彼の悪質な行動はそれだけにとどまりません。光熱費などの支払いに困ると、主治医に泣きついて同情を誘ったり、時には「刑法犯罪者の知り合いがいる」と恐喝まがいの言葉を口にしたりして、何の症状もないのに2週間ほど入院し、病院を「タダのホテル」代わりに使って生活費を浮かせていたのです。

移動の際には知人に車を出させて交通費を浮かせていたのだとか。実の母親からお小遣いをもらっているのにもかかわらず、福祉事務所には「家族からの金銭的負担は一切受けられない」と嘘の報告をしていました。

女性は、この男性をめぐる不穏な空気に強い違和感を覚え始めたと言います。

財布から抜かれる現金と高額請求……「洗脳」状態に陥っていた若者たちの悲劇

女性は当初、「なぜ周囲が皆、彼に同情して、面会時にテレビカードや指示されたものを差し入れているのかわからなかった」と振り返ります。

しかし、男性の行動を観察するうちに、彼が自身の「不幸な境遇」を繰り返し口にし、泣き落としや恐喝を巧みに使い分けることで、周囲の人々を「洗脳」していることに気づきました。

特に、彼のターゲットになっていた知人たちは、20代で社会に出たばかりの若い世代でした。 彼らは男性の巧妙な話術と「生活保護受給者のつらい現実」という言葉をすっかり信じ込まされ、正常な判断力を奪われていたのです。

その結果、若者たちが被った被害は甚大なものでした。 カラオケや居酒屋でトイレに立っている隙に、財布から1万円などの高額な現金やクレジットカード機能のないポイントカードを抜き取られ、勝手に支払いに充てられるなどの被害も多発していました。

特に、ポイントカードについては後から身に覚えのない高額な請求書が届いて初めて被害に気づくというケースもあったのだとか。

その結果、「まさかクレジット機能のないポイントカードで買い物の決済ができるとは思っていなかった」という若者たちは支払いに困窮することに。彼はそれ以外にもさまざまな方法で周囲を徹底的に食い物にしていたのです。

専門知識を武器に「洗脳」を解き放つ!プロが教えた生活保護のリアルな実態

「このまま放置しては、若い彼らの未来が破壊されてしまう」。強い危機感を抱いた女性は、専門職としての知識と正義感を胸に、解決のために立ち上がりました。

女性は、男性に洗脳されている知人たちを全員集め、まずは生活保護制度の正しい知識を教えました。

生活保護費として支給される具体的な金額や、区の指定ゴミ袋などの支給品、医療費や住居費、税金などの免除、市営バスの割引制度などを一つずつ説明。

そのうえで、「生活保護は本来、就業できるようになるまでの一時的な自立支援期間のはず。それなのに彼は、嘘の入退院を繰り返して一切の就職活動をせず、あなたたちの納税した大切なお金から受給して、ゲームセンターやカラオケ、キャバクラで豪遊している」という現実を冷静に伝えたのです。

若者たちは、自分たちが必死に働いて納めた税金が男性の遊び金に消え、さらに自分たちの財布からお金を奪われていたという事実に初めて気づいたと言います。

証拠をそろえて福祉事務所へ告発!卑劣な詐欺師に下された痛快な鉄槌

そこからの女性の行動は迅速でした。 洗脳が解けた知人たちと協力し、これまでねだられた金銭のメモ、財布から現金を抜き取られた事実、主治医を恐喝していたこと、母親からお小遣いをもらっていた事実などをすべて詳細に書き出してまとめました。

さらに、病気だと嘘をつきながらゲームセンターやカラオケ、キャバクラで元気そうに遊んでいる写真や画像、泣き落としや恐喝のメッセージなどを証拠としてそろえ、社会福祉事務所に告発したと言います。

この迅速な対応によって福祉事務所は重い腰を上げ、男性の「生活保護受給詐欺」を認定。生活保護は即座に打ち切りとなり、若者たちへのお金の無心もピタリと止まりました。

友人を失い、生活保護も打ち切られた男性は、それまで一度も働いたことがないまま、母親のアパートに身を寄せて生活することになったそうです。

無事に事態を解決した女性ですが、もっと早い段階で対応していれば……との思いもあるそうです。この極めて悪質なできごとを通じ、「知人たちの被害がなくなったが、他にもそのような人が存在するのだろうということ」を痛切に学んだと明かす女性。意外と身の回りにも同じような罠が潜んでいるのかもしれません。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年8月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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