1. トップ
  2. エピソード
  3. 絶望の自転車操業!!借金によってマイホームも家族も喪失……52歳男性の多重債務エピソード

絶望の自転車操業!!借金によってマイホームも家族も喪失……52歳男性の多重債務エピソード

  • 2026.8.18

家族に言えない秘密の借金。最初は「ちょっとした生活費の補填」のつもりで手を出した高金利の借入が、気づけば自力では引き返せない底なしの泥沼へと発展してしまうことがあります。愛知県に住む年収450万・52歳の男性は、数年前に家族に隠れて高金利の借金を重ねてしまい、別の業者から借りて返済に充てるという「自転車操業」のループに陥ってしまいました。返済のために長年住み慣れたマイホームや愛車を失い、さらに信頼していた妻からは愛想を尽かされて離婚。最愛の子どもたちとも離れ離れになり、すべてを失ってしまった男性。一瞬の油断が招いた、多重債務の恐ろしい実態と過酷な末路を紹介します。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年8月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回エピソードを紹介する52歳男性は、そのアンケートの回答者。男性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:男性(52歳)
  • 居住地:愛知県
  • 家族構成:私(52歳)、元妻(50歳)、長男(24歳)、長女(21歳)
  • 回答者の職業:会社員(正社員・製造業の品質管理部門の事務職)
  • 配偶者の職業:無職
  • 現在の世帯年収:450万円
  • 個人の年収:450万円
  • 住居形態:マンション(賃貸)
  • 現在の金融資産状況:マイナス状態(貯蓄は完全に底をつき、多額の債務を抱えている状態)

「生活費の補填」のつもりが自転車操業へ。雪だるま式に膨らんだ高金利の罠

愛知県の賃貸マンションで暮らす52歳の男性。現在は会社員として働いています。年収は450万円ほど。トラブルのきっかけは、数年前の極めて安易な判断からでした。

「数年前に家族に隠れて高金利の借金を重ねてしまい、最初はちょっとした生活費の補填のつもりだったものが、別の業者から借りて返済に充てるという自転車操業に深く陥ってしまいました」と振り返る男性。

高金利の利息は容赦なく元本を膨らませ、次第に自らの給料だけでは毎月の返済が追いつかなくなっていきます。男性は、その穴を埋めるためにさらに別の消費者金融から借り入れるという最悪の手段を選択してしまいました。

そして……「誰にも本当のことを言い出せないまま時間だけが過ぎ去り、すべてが破滅に向かう恐怖に毎日のように怯えながら孤独に耐え続ける地獄のような日々を過ごすことになり、人生の選択を完全に誤ったことへの取り返しのつかない深い絶望感にいつまでも苛まれました」

自宅も愛車も売却、そして妻に見放され離婚。すべてを失った悲惨な末路

「借金の返済に行き詰まり、生活を維持することが完全に不可能になった結果として、長年住み慣れた自宅のマイホームや日常の足として使っていた自家用車など、すべての私財を手放さざるを得なくなりました」と、男性は生活の基盤となるすべての私財を売却や差し押さえで失うことになってしまいました。

「信頼していた妻からは愛想を尽かされて見放されるように離婚され、可愛い子どもたちとも完全に離れ離れになって二度と会えなくなり、家族全員で築き上げてきた平穏な日常と人生が完全に崩壊しました。社会的信用もすべて失い、文字通りの絶望的な人生の末路を迎えることになりました」

自分勝手な秘密の借金と、それによる破滅。当然ながら家族の信頼を取り戻すことはできず、男性は一人アパートに取り残されることに。

「愛する家族がバラバラになってしまったことで孤独感がどうしようもなく強く押し寄せ、日々の生活をただ送る気力を保つことすら困難になりました。将来への希望が全く持てず、常に不安と恐怖に支配される精神的に病んだ日々でした」と、一日一日の生存すら重荷に感じる過酷な日々を送りました。

当時の心境について、「自分の浅はかさと愚かさがどうしても許せず、この世から消えてしまいたいと思うほどに精神的に追い詰められていました。生きていること自体が耐え難いほどの苦痛で仕方がありませんでした」と振り返ります。 

弁護士による任意整理。それでも戻らない「失った信頼」

「自分の力だけではどうにもならないと悟り、弁護士事務所の扉を叩いて任意整理の手続きについて直接専門家に相談を行いました。専門家の力を借りて一歩ずつ法的解決に向けた地道な道のりを歩み始めました」と綴られており、専門家へ相談したことで、生活には変化が訪れました。

しかし、督促の恐怖からは法的に救われたものの、自らの手で引き裂いてしまった家族との絆や、社会的信用が元通りになることはありませんでした。

もし当時の自分に戻れるなら、 「絶対に最初の小さな借金に手を出さないようにし、少しでも生活が苦しくなった段階で一人で抱え込んだり隠したりせず、すぐに家族や専門家に正直に相談して早期の段階で解決を図ります。決して見栄を張らず身の丈に合った生活を徹底します」と、男性は絶対に小さな借金に手を出さないと固く誓っています。

最後に、 「お金に関する安易な甘えや油断が、どれほど一瞬で自分だけでなく大切な家族の人生をもすべて破滅に追い込む凶器になるかを、身をもって痛感しました。どんなに苦しくても絶対に不正や借金に頼らない強い人間にならなければならないと心に誓いました」と、自らの過ちによってすべてを失った教訓を回答してくれました。


(文:ママテナ編集部マネーチーム) 
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年8月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。 
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ