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「夜中の犬の鳴き声がうるさい」身に覚えのない匿名の手紙。だが、管理会社の確認で分かった意外な事実

  • 2026.8.7

ポストに入っていた、差出人のない苦情

夫と2匹の犬と一緒に、ペット可のマンションで暮らしています。

建物は3階建てで、1フロアに3部屋ずつ。我が家は2階の真ん中の部屋で、左右のお宅にもそれぞれペットがいました。

ある日、買い物から戻ってポストを開けると、1枚の紙が入っていました。

パソコンで打ったような文面で、差出人の名前はありません。

そこには、「夜中の犬の鳴き声がうるさい」「家族が眠れない」と書かれていました。

さらに、「しつけがなっていない」「飼い主として配慮してほしい」といった言葉まで並んでいて、明らかに我が家に向けられた内容でした。

けれど、私はすぐには納得できませんでした。うちの犬たちは、宅配便が来たときや、私たちが外出するときに少し吠えることはあっても、夜中に鳴き続けるようなことはなかったからです。専業主婦の私は日中ほとんど家にいますし、夜も同じ部屋で寝ています。

少なくとも、深夜に大きな鳴き声を聞いた記憶はありませんでした。

それでも、「気づいていないだけなのでは」と思うと、不安になりました。

その日から私は、夜中に目が覚めるたび犬たちの様子を確認し、夫にも「留守中や夜に気になる様子はなかったか」と何度も聞いてしまいました。

身に覚えがないのに、責められているような気持ちだけが残り、落ち着かない日が続いたのです。

管理会社の確認で分かった、苦情の行き違い

このまま一人で悩んでいても仕方がないと思い、私は匿名の紙を持って管理会社に相談しました。

担当の方はすぐに話を聞いてくれ、「まずは実際にどこから音がしているのか確認しましょう」と言ってくれました。

後日、管理会社は苦情が出た時間帯を中心に数日にわたって状況を確認し、あわせて周辺の住人にも聞き取りをしてくれたそうです。

その結果、夜間に聞こえていた鳴き声は我が家ではなく、別の部屋のペットによるものだと分かりました。

担当者によると、建物の構造のせいで音が廊下や壁を伝い、真ん中の部屋付近から聞こえているように感じられた可能性があるとのことでした。

実際に苦情を書いた人も、音の聞こえ方から我が家だと思い込んでしまったのかもしれない、という説明でした。

管理会社は、全住民に向けて「騒音などで気になることがある場合は、直接の投函ではなく管理会社へ相談してほしい」と案内を配ってくれました。

誰かを名指しで責める形ではなく、行き違いが起きないように配慮してくれたのです。

私はそこでようやく胸をなで下ろしました。うちの犬たちが原因ではなかったと分かった安心もありましたが、それ以上に、きちんと確認したうえで対応してもらえたことがありがたく感じられました。

紙を入れた相手が誰なのか、最後まで分かりませんでした。

でも、眠れないほど困っていたからこそ、思い込みのまま行動してしまったのかもしれません。大事なのは、犯人探しではなく、事実を確かめることなのだと感じました。

その夜、ソファで丸くなって眠る2匹の背中を撫でながら、私はようやく「もう大丈夫」と思えたのです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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