1. トップ
  2. エンタメ
  3. ノーラン『オデュッセイア』、IMAXだけ9月4日先行上映、特別ビジュアル3種解禁

ノーラン『オデュッセイア』、IMAXだけ9月4日先行上映、特別ビジュアル3種解禁

  • 2026.8.7

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』の日本公開日は9月11日。ところが、IMAXで見る人だけは9月4日から劇場に入れることになった。全国公開に1週間先行するIMAX上映の実施が決まり、あわせて上映フォーマットごとの特別ビジュアル3種も解禁されている。(フロントロウ編集部)

公開日がふたつある、という状態

『オデュッセイア』が全米ランキングで初登場1位を記録したのは7月のこと。あれから約3週間、日本公開を目前に控えた本作について、配給のビターズ・エンド/ユニバーサル映画によると、発表されたのは少し変わった上映スケジュールだった。

9月11日(金)の全国ロードショーに先駆けて、9月4日(金)から10日(木)までの1週間、IMAXでの先行上映が実施される。つまりこの作品には、実質的にふたつの公開日がある。IMAXを選べば9月4日、それ以外なら9月11日だ。先行上映を行なう劇場と、チケットの発売スケジュールについては、後日あらためて映画公式サイトで発表される予定となっている。

IMAXが特別扱いされるのには理由がある。本作は長編映画史上初となる「全編IMAXフィルムカメラ撮影」で製作された。ノーラン監督と、『オッペンハイマー』『DUNE/デューン 砂の惑星』の撮影監督ホイテ・ヴァン・ホイテマが長年かけて共同開発した新型のIMAXフィルムカメラを導入し、従来の35mmフィルムの約10倍という解像度で撮影されている。撮り方そのものがIMAXを前提にしている作品なので、先に見せる形式としてIMAXが選ばれたのは筋が通っている。

6フォーマット9バージョンという、選択肢の多さ

同時に発表されたのが、プレミアムラージフォーマットでの同時公開だ。IMAXに加えてDolby Cinema、4D(4DX/MX4D)、そして35mmフィルム上映が並ぶ。

内訳は、2D(字幕/吹替)、IMAX(字幕)、Dolby Cinema(字幕)、4DX(字幕/吹替)、MX4D(字幕/吹替)、35mm(字幕)の全6種9バージョン。平田広明、坂本真綾、水樹奈々らが名を連ねた日本語吹替版は2Dと4Dで用意される。

(C) 2026 UNIVERSAL STUDIOS

解禁された特別ビジュアルは、IMAX、Dolby Cinema、35mmの3種。IMAX版は「EVERY FRAME IN IMAX」の文字とともに戦場に立つオデュッセウスを、Dolby Cinema版は光の差す岩肌に浮かぶ人影を、そして35mm版は赤い羽根飾りの兜をかぶり剣を構える姿を、それぞれ別の質感で切り取っている。

(C) 2026 UNIVERSAL STUDIOS

同じ映画のビジュアルでありながら、どの形式で見るかによって推されているものが違う。Dolby Cinemaは立体音響と映像美、4Dは座席の動きを含めた体感、35mmはフィルム特有の粒子感と色彩。ノーラン監督が長く35mmフィルム上映にこだわり続けてきたことを考えると、最新鋭のIMAXと最も古典的なフィルムが同じ作品で並ぶ状況そのものが、この監督らしい。

(C) 2026 UNIVERSAL STUDIOS

10億ドルの手前で止まっている数字

これだけの上映体制が組まれる背景には、日本公開前からすでに出ている数字がある。

7月17日に世界74地域、全世界16,727劇場・26,000スクリーンで公開されると、公開から3日間で全米興収1億2,450万ドル(約200億円)、全世界興収2億6,410万ドル(約428億円)を記録。全米では2週連続で1位を獲得し、公開から13日で『オッペンハイマー』の全米興収3.3億ドルを上回って、ノーラン作品史上1位となった。8月2日までに全世界興収は9億1,139万ドル(約1,476億円)に達し、10億ドルの大台が目前に迫っている(いずれもBox Office Mojo調べ、1ドル162円換算)。

ホメロスの叙事詩を原作に、トロイア戦争後のオデュッセウスが故郷イタケを目指す10年の旅を描く本作。マット・デイモンを筆頭に、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンが顔をそろえる。上映時間は172分。

映画『オデュッセイア』は9月11日(金)より全国ロードショー、IMAX先行上映は9月4日(金)から。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ