1. トップ
  2. エピソード
  3. 「五分は待てないな」コンビニのホットスナックを食べたかった客→売り切れに困った客が、その場で試した奇抜な方法とは

「五分は待てないな」コンビニのホットスナックを食べたかった客→売り切れに困った客が、その場で試した奇抜な方法とは

  • 2026.8.8
「五分は待てないな」コンビニのホットスナックを食べたかった客→売り切れに困った客が、その場で試した奇抜な方法とは

目当ての商品が売り切れていた朝

朝の通勤時間帯、コンビニのレジには急いでいるお客様が次々とやってきます。

その日、五十代くらいの男性がレジ横のホットスナックを指さしました。

「串に刺したから揚げ、ひとつちょうだい」

しかし、目当ての商品は少し前に最後の一本が売れたばかり。ケースの中は空になっていました。

「申し訳ありません。ただいま売り切れています。新しく揚がるまで、五分ほどかかります」

そう伝えると、男性は腕時計を確認しながら首を振りました。

「五分は待てないな。もう電車の時間なんだよ」

男性は諦めて店を出るのかと思いましたが、空になったケースを見つめたまま、しばらくその場を動きませんでした。

すると、何かを思いついたように弁当売り場へ向かいます。

しばらくして男性が持ってきたのは、から揚げ弁当でした。

「これなら、から揚げが入っているよな」

男性は弁当の中身を確かめると、そのまま会計を済ませました。

割り箸を使った奇抜な方法

私は弁当と一緒に、割り箸とおしぼりを渡しました。

ところが男性はすぐには店を出ず、店内のイートインスペースへ向かいます。

何をするのだろうと気になって見ていると、男性は購入した弁当の蓋を開けました。

そして割り箸を割ると、そのうちの一本を手に取ります。

「弁当のから揚げを刺せばいい」

男性はそうつぶやきながら、弁当に入っていたから揚げへ割り箸を慎重に押し込みました。

一つ目は衣が崩れそうになり、箸を持つ手が止まります。それでも角度を調整しながら、二つ目、三つ目と重ねていきました。

やがて一本の割り箸に、から揚げが三つ並びました。

男性は自分で作った串付きのから揚げを眺め、満足そうにうなずきます。

「これならすぐ食べれるな」

希望の商品とまったく同じではありませんが、見た目はよく似ています。

そこまでして串に刺した状態で食べたいのかと驚きましたが、男性にとっては大切なこだわりだったのでしょう。

男性は残ったご飯やおかずが入った弁当を袋に戻すと、自分で作った串付きのから揚げを手に店を出ていきました。

目当ての商品がなければ、普通は諦めるか、別の商品を選ぶものです。ところが男性は、弁当のから揚げと割り箸を使い、自分の食べたかったものに近づけてしまいました。

その思いがけない発想に、朝の忙しさを忘れて、思わず笑ってしまった出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ