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義父が引き継ぐつもりだったのは将来の負債!?世帯年収500万・61歳女性が「生きた心地がしなかった」という20年前の金銭トラブル

  • 2026.7.23

義理の親の資産管理がずさんなことで、自分たちの将来にも影を落としそうだと知ったら……?茨城県に住む61歳の女性は20年ほど前、義父が所有する古い借家をめぐり、あるトラブルに巻き込まれていったと言います。女性が「生きた心地がしなかった」と明かすトラブルの顛末を詳しく教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年4月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である61歳女性のプロフィールは以下の通り。

回答者本人:女性(61歳)
居住地:茨城県
家族構成:夫(61歳)と二人暮らし
回答者の職業:その他(専従者)
配偶者の職業:パート・アルバイト
現在の世帯年収:500万円
回答者個人の年収:100万円
住居形態:戸建て(注文住宅)
現在の金融資産状況:投資500万円、外貨建て保険500万円

義父が所有する古い借家。土地が町のものであることが判明し……

茨城県の注文住宅で夫と二人で暮らす61歳の女性。彼女が明かしてくれたのは約20年前に直面したある「借家」をめぐるトラブルです。

その借家とは、夫の父親が所有していた古い住宅。そこには義理の両親の店の従業員が住んでおり、義父は家賃として2万円を受け取っていたと言います。

ところが、女性はある時、その借家が建っていた土地は実は義父のものではなく、町のものである、という事実を知ってしまいます。義父は町の土地を借りて自身の名義の家を建て、その家を従業員に貸していたのです。

義父は毎月受け取っていた2万円の家賃から町役場に支払う土地代を捻出。家賃をもらっていると言っても、実際の利益は「二束三文だと知りました」。

建物自体が古く、修繕費なども考慮すると、将来的に自分たちが引き継いだとしても「負の遺産」になりかねない借家。女性たち夫婦は自分たちの身を守るため、手放すことも視野に入れていました。

しかし、そんな女性たち夫婦に対し、借家に住む従業員は「息子夫婦の所には行きたくない、どうしよう」と泣きついてきます。さらに、従業員の義理の娘からは「お義母さんは引き取らない」とにらみつけられてしまったのだとか。

複雑な人間模様が女性たち夫婦の悩みを深くしました。

聞く耳を持たない義父とも対立し「生きた心地がしなかった」

さらに困ったのは、女性たちの「私たち若夫婦が相続しても困る」という訴えを義父が全く受け入れてくれず、「聞く耳持たず」な状態だったことでした。

義父との間でも、かなり大きな言い争いになってしまい、事態は悪化の一途をたどったと言います。

女性は住んでいた従業員のことは「大好き」だと前置きした上で、それでも「私達の未来を考えたら、出て行ってもらって建物を壊して町に返したかったのです」と、当時の切実な思いを振り返ります。

義父の頑なな態度に対しても「舅は頑固な性格で甘やかされてわがままに育ったので、ガンとして拒否され悔しかったです」と怒りを感じていた女性。

将来借金を背負うかもしれないという不安も大きく、「生きた心地がしませんでした。借金などしない家庭で育った私は恐怖でしかなかったです」と、極限の精神状態でした。

司法書士に相談。専門家の力でトラブル解決へ

将来への恐怖と悔しさを抱えながらも、女性は自ら解決のために着実に行動したと言います。

まずは、司法書士に話を聞いてもらえる町の無料相談に足を運びました。

さらに「行動するしかない、クヨクヨしてられないと、無料相談で話を親身に聞いてくれた司法書士さんを頼り、事務所に行って書類を集めたりもっと詳しい情報を自分でも調べ、司法書士さんも法の手を使って調べてくれました」と女性。専門家と二人三脚でトラブルに立ち向かいました。

その結果、住宅の名義を義父から従業員に変更し、住人である従業員が役場に土地の賃料を支払うという形に決着。女性が心配していた将来の負担はゼロになり、問題は無事に解決しました。

「金銭のことは、とにかく専門家に相談すること」を実感

20年前というかなり昔の出来事ですが、もし当時の自分に戻れるとしても「今も同じ行動をすると思います」と明かす女性。

この経験から女性が得た一番の教訓は、専門家に頼ることの重要性でした。

「金銭のことは、とにかく専門家に相談することです。自分たちで揉めてるだけでは進みません。司法書士さんが舅を説得してくれました」と女性。第三者であり法律のプロである専門家を入れることの絶大な効果を教えてくれました。

親族間での不動産や相続のトラブルは、当事者だけで解決しようとすると感情的になり、こじれてしまいがち。早めに専門家を頼ることの重要性をあらためて認識させてくれるエピソードでした。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年4月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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