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あのとき、断っていれば……信頼する知人の連帯保証人になった年収496万・53歳男性を襲ったトラブルとは?

  • 2026.7.23

よく言われる「連帯保証人にだけはなるな」という言葉。頭では分かっていても、信頼している知人から切実に頼まれたら、断りきれないこともあるかもしれません。東京都で会社員として働く53歳の男性は、長く付き合いのある知人からの頼みを断れず、新たな事業のための融資の保証人になったことで、あるトラブルに巻き込まれていきます。その顛末を詳しく教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年4月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である53歳男性のプロフィールは以下の通り。

回答者本人:男性(53歳)
居住地:東京都
家族構成:独身で一人暮らし
回答者の職業:会社員(正社員)製造業の営業職
現在の年収:496万円
住居形態:マンション(賃貸) 
現在の金融資産状況:貯蓄:372万円

知人の新たな事業のため連帯保証人に。しかし1カ月後には驚きの事態へと進展

東京都内の賃貸マンションで一人暮らしをしている53歳の男性。製造業の会社で営業職として働き、現在の年収は496万円、貯蓄は372万円ほどです。

そんな彼は過去に、知人の連帯保証人になってしまったことで、恐ろしい金銭トラブルに巻き込まれてしまったと明かします。

きっかけは、事業をしていた知人から「新たな事業を立ち上げるための資金が足らず困っている」と相談されたことでした。銀行から多額の融資を受けるため「保証人が数人必要ということで保証人の一人になってくれないか?」と頼まれたそうです。

その知人のことを「付き合いが長く信用できる人間だった」と振り返る男性。保証人になることを引き受けました。

しかし、融資を受けてからわずか1カ月で事態は急転します。融資元の銀行から男性の携帯に「〇〇さんと連絡が取れず返済日にお金が振り込まれていないのですが、居場所など知らないでしょうか?」との連絡が来たのです。

男性自身も知人の携帯電話に連絡しましたが、繋がりません。さらに自宅をたずねたものの、留守の状態。最終的にその知人は「融資されたお金を持ち、行方をくらませたことが判明しました」。

「勘弁してくれ…」。肩代わりすることになった借金

知人が逃げたことで、借金の返済義務が生じ「借金を肩代わりすることになってしまった」という男性。保証人は男性を含めて全部で3人で、他には知人の会社の役員と恋人がなっていました。

とはいえ、男性は普通の会社員。「経済的に決して余裕があるわけではないので借金の返済義務が生じ、本当に困りました」と実害の大きさを明かします。

当時を「『勘弁してくれ…』という泣きたい心境でした」と振り返る男性。

付き合いが長く信用できる、との理由で、安易に保証人を引き受けてしまった自らを反省しつつも、融資されたお金を持って逃げた知人に対し「裏切られたという悲しい気持ちや怒りなどさまざまな感情が交錯しました」と、行き場のない怒りと絶望を感じていました。

同僚の紹介で弁護士へ相談。借金は減額されたものの……

お手上げ状態に陥った男性は、解決のために弁護士に相談することを決意しました。

同様の事態に陥った場合、弁護士事務所を自ら調べたり、無料相談を利用したりする人も多いかもしれませんが、男性は運よく、この話を相談した同僚から知り合いの弁護士を紹介してもらえたと言います。

男性は紹介を受けた弁護士に対応を依頼。その結果、「借金の返済額を減額してもらえました」。

とはいえ、借金自体がなくなったわけではなく、トラブルの完全解決には至りませんでした。

今、男性は「相手が親族だろうが誰だろうが絶対に保証人にはならないようにします」と固く心に誓っていると言います。

たとえ付き合いが長く信頼している相手であっても、大金が絡むと人は変わってしまうことがある。連帯保証人になることの恐ろしさを、男性は身をもって学びました。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年4月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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