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「一緒に楽しむことが一番効いた」高校生スマホ管理のリアル。課金騒動・夜中の通話……試行錯誤の末の結論

  • 2026.7.11

「どんなに制限をかけても子供の方が上手なので、親が管理はできない」——そう語るのは、四国地方に暮らす40代の親御さん。高校1年生になってから初めてスマホを持たせ、SNSトラブルや早期の課金リスクを避けられたと感じる一方で、夜中の友人とのゲーム通話やサブスクの自動継続課金など、想定外の出来事が次々と起きたそうです。それでも試行錯誤の末にたどり着いた「一緒に楽しむ」という向き合い方は、同じ悩みを持つ親へのヒントになるかもしれません。

40代と高校生の「子育て&スマホ管理」リアル体験談

ママテナ編集部では2026年5月1日~15日、インターネット上で「子どものiPhoneやスマホは何年生から? スクリーンタイム突破・課金トラブル…子育てスマホ管理のリアル体験談」についてのアンケートを実施しました。

回答者のプロフィール

今回エピソードを紹介する40代の方のプロフィールは以下の通りです。

  • 居住地:中国・四国
  • お子さん:高校生(男の子・女の子)
  • 使用機種:Android
  • 初めてスマホを持たせた学年:高校1年生
  • 持たせた最大の理由:友達との交流や、子供本人が強く欲しがったため
  • 現在の悩み度:やや悩んでいる(時々トラブルや不安がある)

小中学生のうちは我慢させて正解だった。「高校から持たせてよかった」と感じるワケ

周囲の友達が小学生や中学生のころからスマホを持ち始め、子どもからもずっとせがまれていた親御さん。それでも高校入学まで持たせなかったのは、周囲から聞こえてくるトラブルの話があったからだそうです。

「LINEで悪口を書く、仲間外れにするといったSNSのトラブルや、知らない間に課金していて困ったという失敗談を聞いていたので、高校生になってから持たせてよかったと思っています」と振り返ります。

また、学校からの連絡がスマホ前提になっていることも、高校進学のタイミングで持たせた後押しになりました。「連絡や持ち物、時間割コードなどはLINEで届くので、携帯は必須の状況です」とのこと。結果として、「高校生で持たせてちょうどよかった」と感じているそうです。

「どんなに制限をかけても意味がない」。夜中に友達とゲーム通話、その驚きの理由とは

しかし、持たせてから親の悩みがなくなったわけではありません。最も頭を抱えたのが、制限をかいくぐる子どもたちの知恵の豊富さでした。

「YouTubeなどで制限を突破できる情報はいくらでも検索できますし、友達の中にも詳しい子がいる。だからどんなに制限をかけても意味がないと感じています」。

実際、夜中に友達とスマホでゲームをしながら通話していたことが何度もあったそう。「スマホを操作しながら同時に通話もできる。子供の方が使いこなし方が上手なので、親が完全に管理するのは難しいと実感しました」と綴っています。

サブスクのお試し入会がそのまま継続に。「お小遣いから差し引く」約束で自己管理が身についた

課金トラブルも経験しています。

あるサービスのお試しプランに入会したまま放置してしまい、気づかないうちに継続課金が続いていたのです。高額ではなかったものの、「本人も忘れていた」という状況に、自己管理の大切さを痛感。

そこで、かかった費用をお小遣いから差し引くというルールを設けたそうです。すると、子どもは自分でサブスクを管理するようになり、新しいゲームを始めるときには必ず「こんなゲームをする」と事前に報告するようになったとのこと。

「誰と繋がっているかわからない」。すぐにLINEを教えてしまう子どもへの不安

最も大変だったと感じているのは、子どもがどんな相手と繋がっているかわからないという不安です。

「すぐに自分のLINEなどを相手に教えてしまうところが困ったところです」と綴り、見知らぬ相手とのトラブルに巻き込まれないか心配が尽きないそうです。

対策として、「連絡先を教える前に、本当に信頼できる相手かどうか考えてからにするよう約束しました」とのこと。一方的に禁止するのではなく、子ども自身が判断できるよう促すアプローチを選んだと回答しています。

「高校生に何分まで、は通用しない」。それでも機能したたったひとつのルールとは

スマホ管理のルールについて、この方は「高校生に何分まで、何時までといった制限は通用しない」とキッパリ。それでも、家庭内で機能しているルールがあります。

「課金はしない。提出物やテストに影響が出るようなら使用できなくする」という、シンプルな2本柱。

細かく縛るのではなく、学校生活への影響という明確な基準を設けることで、子どもも納得しやすくなったようです。

一番効いた対策は「一緒に楽しむこと」。共通の趣味が親子の会話を増やした

試行錯誤の末にこの方がたどり着いた、最も効果的な対策は意外なものでした。それは「制限」でも「監視」でもなく、子どもが聴いている音楽や見ている動画に親自身が興味を持ち、一緒に楽しむこと。

「楽しみを共有することで、約束を守ってくれたり、話し合いがスムーズにできるようになりました。話題も増えて、会話する時間や共通の趣味もできてとてもよかったです」と回答。

スマホをきっかけに親子の距離が縮まったというのは、想像していなかった収穫だったかもしれません。

「まずは一緒に楽しむこと」。同じ悩みを持つ親へのメッセージ

数々のトラブルと向き合いながらも、前向きな姿勢を崩さない親御さんは同じ悩みを持つ親へこんなメッセージを送ります。

「今は必須のスマホ。まずは一緒に楽しむこと。『何見てるの?おもしろいやん!これ作りたいねぇ』と共有できれば、スマホが親子の楽しみになります!」

制限で縛るのではなく、子どもの世界に親が飛び込んでいく。そのひと手間が、ルールの押しつけより深いところで子どもの信頼を育てるのかもしれません。高校生のスマホ管理に悩む親御さんへの、温かくも力強いエールでした。

 

(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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